• 攻撃の起点を作るQB#1樋口=日本大学下高井戸グラウンドで(菅野真由子撮影)

  • 同点に追いつくTDを決めたRB#29割谷

一昨年の日本一相手に完敗、次こそ勝利を

[アメリカンフットボール部](2019年10月20日 03時04分)

2019年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第3節対日本大学戦が10月6日、日本大学下高井戸Gr.で行われた。結果は以下の通り。

●駒澤大 BLUE TIDE 16 ― 48 PHOENIX 日本大 ○
1Q(0-7)
2Q(7-14)
3Q(3-14)
4Q(0-13)

前半は駒大のオフェンスでスタート。幸先良く先制したかった駒大だったが相手のディフェンスの前にダウンを更新できずパント止まり、日大に攻撃権が移る。その直後、相手QBのランやパスにディフェンス陣が翻弄されTD。先制されてしまう。反撃に出たい駒大はQB#1樋口のパスやRB#29割谷のランなどによって順調に1Dを獲得。最後は割谷が大外からのランでTD、キックも決め同点に追いつく。この流れを維持したかった駒大だがその後も相手オフェンスを止められず7-21で前半を折り返す。後半、流れを変えたい駒大だったが、第3Q開始直後にTDされるなど、幾度となく日本一を勝ち取ってきた日大の力強く堅実な攻めに、駒大は流れを引き寄せることができない。その後WR#16小川のFGで得点するも10-48、格上相手に善戦するも開幕戦からの三連敗となってしまった。

◆新倉晴彦監督
「(今日の試合を振り返って)相手は一昨年日本一のチーム、力の差はあるなと感じていた。どれだけ勝率を上げるか、ロースコアゲームに持ち込みたいというところで結果は全然思い通りにはならなかった。前半オフェンスは40秒使い切りながら準備して、ディフェンスは(点を)取られたとしても良く頑張っていた。折り返しの時点でTDが(日大)3本(駒大)1本で2本差までなら第4Qで1本取り返して返しのオンサイドキックを成功させてというシナリオだったが、後半にきて中々上手くいかなかったことと、キッキングで2回ほどやられたが、随所で向こうの上手さ、強さが出て結果この点差になってしまった。(終始相手のオフェンスに押されているように見えたが)相手にドライブをさせて時間を使わせたかったが、全部取られてしまっては意味がない。(相手の)パント1本っていうのは少し厳しかった。(次節に向けて)今日の相手ほど力の差は無いが、凄くいいチームなので。ただ今日選手の間でも掴んだものはあると思うので、それが自信に繋がればいいかなと思う。残りは本当に負けていられないので…頑張ります」

◆渡邊康照副将(現4)
「(今日の試合振り返って)他チームが見るのはこの試合のビデオと数字だと思う。雰囲気良く戦えたが、結果は大差での負けだと自分は思っているし、チームにもそう伝えた。(一昨年の日本一を相手に戦えた部分もあると思うが収穫はあったか)1年生がいい準備ができていたと強く思った。4年生に怪我が多い中、学年関係なく『出ている選手がスタメンなんだ』という思いを持ってプレーできていたところはよかった。(次のホームゲームにむけて)去年は大差で負けているが、毎日練習している場所に相手を迎えいれることになる。普段の練習でのイメージを試合に結びつけやすいと思うし後は勝つだけ」


※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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