• 正確なパスとランで多くのチャンスメイクをしたQB#1樋口=AGFフィールドで(菅野真由子撮影)

  • 自ら相手ブロックをかわしTDを決めたRB#29割谷

  • この試合3本のFGを決めたWR#16小川

秋期リーグ開幕戦、悔しい完敗 課題が残るスタートに

[アメリカンフットボール部](2019年09月15日 18時30分)

2019年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第1節対横浜国立大学戦が9月8日、AGFフィールドで行われた。結果は以下の通り。

●駒澤大 BLUE TIDE 19 ―45 MASTIFFS 横浜国立大○
1Q(7-7)
2Q(3-9)
3Q(3-8)
4Q(6-21)

前半は、駒大のオフェンスでスタート。QB#1樋口、RB#26佐々木を中心にパスとランで順調にダウンを更新。相手の反則もあり、ゴールまで残り15ydまで迫ると、このチャンスを佐々木が相手DFを振り切りTD。先制に成功する。しかし直後の横国大の攻撃、#85の大幅ランを許しそのままTDされてしまう。その後、お互いにFGを決め10-10と一進一退の攻防が続いた。第2Q中盤、突き放したい駒大だったが相手の硬いブロックに阻まれ、思うようにラインを進めることが出来ない。逆にDFのタックルミスなどを突かれ、TDを許し、10-16で前半は終了。続く後半開始早々、駒大のキックオフをキャッチされるとそのままリターンTDを決められてしまう。流れを取り戻したい駒大だったが相手のインターセプトなどに阻まれ得点することが出来ない。攻撃の手を緩めない横国に対し駒大は防戦一方、立て続けにTDを許し13-38と大幅にリードされてしまう。試合終了間際、RB#29割谷がTDを決めるも時すでに遅く、19-45で開幕戦は苦い完敗となった。

◆新倉晴彦監督
「(試合をふり返って)ゲームへのこだわりというところで結果完敗になってしまった。序盤、お互いシーソーゲームをしていても、やっぱり勝負所で相手の方が自分たちよりも勝っていた。そこが自分たちの足りない部分だなと感じた。プレイに関しては、去年、一昨年と比べてオフェンスはでられるようになったけど、ここ一番でのインターセプトは無駄だったのと、けが人が多くて若手が反則をとられてリズムを崩しちゃったのがもったいなかった。ディフェンスはタックリングが全然で、パントも一回しか蹴らせてないので、一夏の取り組みの差でやられました。(オープン戦で課題だったタックリングに関しては)今回の試合では、ディフェンスにあまりにも若手が出過ぎていてケガもあったので仕方ないけど、明らかに試合慣れしてなくてここまでひどいとは思わなかった。(今回の試合を踏まえて直すべきところは)オフェンスは勝負所での集中力、悪くないのにやっちゃいけないところでミスをしてしまうというところをなくしていく。ディフェンスはやっぱりタックリング。(次節の意気込みを)もう後がないので、いつもスロースタートで負けてから火がついてちゃダメなんだけど、悔しい思いは選手もしたくないと思うので、もう少し泥臭く勝利を目指してやっていきたい」

◆八鍬智也主将(G4)
「(試合を振り返って)完敗だった。オフェンス、ディフェンス、キック全てで歯が立たなかったというか、自分たちがミスをして自殺してしまった感じで……。相手のほうが一枚も二枚も上手だった。(春に課題と言っていたディフェンスは)オープン戦の頃からタックルミスの課題があったが、今日(その課題が)顕著に出てしまった。もっと前で止められるところをタックルミスで10ヤード、20ヤード突破されているので。個別に負担がかかってしまうし、タックルミスという課題を克服するために(夏の練習に)取り組んで来たが、その取り組みが甘かったことがわかった。(次戦の意気込みは)もう1敗してしまって、7試合しかないうちの1戦落としてしまったので、チャレンジマッチに行くためにはもう1試合も落とせない。次の東海大は毎年接戦の相手なので、自分たちがマインドを変えて、一人ひとりが本気で勝ちに向かって取り組まないといけないと思う」

※掲載が遅れたことをお詫び申し上げます。

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