• 劇的勝利をおさめ、見事BIG8残留を果たしたBLUE TIDE=アミノバイタルフィールドで

【引退特集】次こそTOP8昇格へ...後輩に思い託し4年生引退

[アメリカンフットボール部](2018年12月30日 14時24分)

今年、常にチームの先頭に立ち、チームを引っ張った4年生が入替戦(12月16日、明学大戦)の勝利をもって引退。1部リーグBIG8の座を守り、後輩に「TOP8昇格」という目標を託した選手らに、アメフト部での4年間について聞いた。

◆#2新増優太
「(今日の試合をふり返って)流れが相手にいったり、自分たちに来たり緊張感が途絶えなかった試合だった。その中でオフェンスが最後に決めてくれた感じだった。(4年間をふり返って)1年の時に、アメフト部に入りたいと電話して、そこから4年間やってきたけど、その選択は自分にとって大学4年間で最良の選択だったと思うし、大きな経験になった。(同期に一言)結構きつい練習でくじけそうになったときに同期の頑張りを見て、自分も負けてられないと思って乗り切ることが出来た。同期のおかげで自分に負けずにいい練習が出来た、ありがとう。(後輩へ一言)BIG8は思ってるよりしんどいリーグで、どれだけ練習しても絶対に勝てるという保障はないと思うので、常に細かいところに気を配ってTOP8に昇格できるような団体をつくってほしい」

◆#3岡田直樹
「(今日の試合をふり返って)しんどかった。でも勝って良かった。(今年1年をふり返って)自分たちは目標(TOP8昇格)達成できなかったが、来年頑張ってくれると思う。(4年間をふり返って)大学からアメフトを始めたが、とても熱いスポーツだなと。それが一番。(同期に一言)こんなキャプテンに付いてきてくれてありがとう。(後輩に一言)死ぬ気で頑張ってください」

◆#5松田隆佑
「(今日の試合をふり返って)オフェンス陣がなかなか攻めきれず得点できない中で、ディフェンス陣が相手を止めてくれてとても感謝している。ずっと流れがくるということをみんなに言い続けていたので、それが最後の逆転に繋がったと思う。(4年間をふり返って)今まで勝つためにやってきて、けっこう同期ともゴタゴタがあったけれど、みんなと最後は一緒にアメフトができてよかったと思う。(同期に一言)こんなダメなQBを最後まで支えてくれてありがとう。(後輩たちに一言)来年、攻撃陣は自分と#8桑原とかが抜けるだけなので、あまりメンバーは変わらないと思うので、来年こそ最強のオフェンスを作ってくれることを期待してます」

◆#8桑原陸
「(今日の試合をふり返って)一年間積み上げてきたモノが出たからこその、この結果だと思う。全然点が取れないユニットだったので、最後までディフェンスも守ってくれて、オフェンスはとれなかったが、ディフェンスが止めてくれたというアメフトの醍醐味みたいなものが最後の試合で出たところはよかった。(4年間やってきた同期に一言)個性が強いメンバーで、意見が合わないときもあったけど、最後はまとまってアメフトが出来てありがとうと言いたい。(後輩に一言)来年、日大がBIG8にいるので、日大倒して、勝ち続けてTOP8に昇格してほしい」

◆#13松下剛士
「(今年をふり返って)怒濤の1年だった。今日の試合が1番印象に残っている。感動的だった。(4年間をふり返って)サボったりもしてしまったので、いろいろあったが、なんだかんだでこのメンバー、このチームで出来たことがよかった。(同期に一言)本当にいつもありがとう。迷惑をかけてごめんね。(後輩に向けて一言)努力をすれば報われると思う」

◆#21田中崚聖
「(今日の試合をふり返って)オフェンスが全然出れずに苦しい時間が続いたが、最後にオフェンスがとってくれて勝つことができてよかった。(今年をふり返って)就職活動などでかなりいなかった時期があったが、それでもみんなが暖かく迎えてくれて本当に感謝している。(4年間をふり返って)1年生ころからキックは蹴っていてそれに関しては監督に感謝したいし、最後にBIG8という結果だったが後輩にチャンスがあるので頑張って欲しい。(同期に一言)本当に感謝しかない。(後輩に一言)来年期待してるぞ」

◆#31小宮亨介
「(今日の試合をふり返って)自分たちオフェンスは、ディフェンスを信頼しているので、言い方は悪いが、出なかったとしても次があると思える。それはディフェンスを信頼してるからなので。自分はバックなので、ラインを信頼しているし、ラインはいつも強いので。ランをやれば出るだろうなと思っていた。(今年1年をふり返って)4年生の夏まではAメンバーで出られていたが、夏以降Bメンバーに落ちてしまった。ポジションリーダーとしては頑張っていたが、先輩らしい先輩というのは去年の末廣さんみたいにはできなかった。そこは悔やんでいるし、後輩たちに申し訳ないなと思う。逆にそういう姿を見せられたというのもあるので、自分としては悔しいが、後輩たちに残せるものは残した。(4年間をふり返って)キャプテンがたくさん言ってくれるチームなので、落ちることはあってもそこからの盛り返しができる。チーム全体としては本当に良いチームの一言。(一番の思い出は)自分個人だとタッチダウンしたこと。自分が見たチームだと今日の試合もそうだが、ファンブルした後にディフェンスが止めてくれて、オフェンスに持って来てくれるという。(同期に一言)こんな頼りないバックで申し訳ない。付き合ってくれてありがとう。(後輩に一言)バックにはすでに教えることは教えたので、あとは「迷わないで」ということを伝えたい。迷ったら聞いてくれ。教えることは教えたので迷うことはないとは思うが、もし迷ったら自分の考えたことをまず一本通して、あとは周りに助けを求めれば自ずと解は出てくると思う」

◆#47見上裕
「(今日の試合は)辛かった。自分はディフェンス側の人間として、止めないと勝てないという状況がある。そこにどれだけ自分たちディフェンスが追い詰めれるかを考えてやってきた。結果的に2部との入替戦になってしまったが、最後の最後で自分たちディフェンスの魂を見せることができたかなと思う。自分たちは絶対に勝てるというのを信じてやっていたので、オフェンスのことも信頼していたので気持ちも大丈夫だった。(4年間をふり返って)4年生の最初に自分のプレーで怪我をしていてうまくいかない部分が多くて、ディフェンスリーダーだが足を引っ張ってしまった部分があった。だが最後挽回できたのでそれが思い出。(同期には)本当に最高でした。自分たちの代は人数が少なくて、4年生の人数が少ないせいで後輩たちに迷惑をかけていたが、全員いるメンバーは辞めずにしっかり残っていたので感謝でしかない。(後輩に向けては)今年の鬱憤を晴らしてほしい。来年TOP8の昇格に向けて頑張ってほしい(自分にとってこのチームは)家族」

◆#63木村俊哉
「(今日の試合をふり返って)オフェンスとしては本当に苦しかった。だがディフェンスがしっかり踏ん張ってくれたので絶対に自分たちが勝てるという思いを常に持ってやれた。それが最後に逆転するところに持っていけた。(4年間をふり返って)色々辛いこととかも色々あったが、勝ったときの高揚感やチーム全体で戦っているという感じがアメフトというスポーツの一番楽しいところかなと肌で感じることができた。初めてこういう風に思いが高まったと思う。(同期には)本当に最初の1年目が苦しい代で、どんどん人がいなくなっていくのを経験した。そんな中ずっと一緒にやってこれて、本当にありがとうとしか言うことはない。(後輩には)自分の直属の後輩であるオフェンスラインのメンバーはほとんど自分以外は下級生が出ていた。来年もっと強くなってやってくれると思うのでオフェンスのメンバー、特にオフェンスラインを信じてその背中に思い切って突っ込むというのを意識してやってほしい。(自分にとってこのチームは)どんなことがあっても熱くなれる場所」

◆#76岡島睦弥
「(今日の試合は)みんなとても頑張っているなと思った。自分はサイドラインで出たかったが、実力がないし、しょうがないと思った。(4年間ふり返って)同期に恵まれたなと。今の同期がいなかったらとっくに辞めていた。(同期は)プライベートとかでも色々な話を聞いてもらったりして、楽しかったので続けてこれたなと思う。楽しくなかったらやはり辞めてしまうので。本当にありがとうという思い。(後輩には)本当に不甲斐ない先輩だった。来年はもっと引っ張っていってやってほしいと思う。(自分にとってこのチームは)ほぼ4年間のすべて。学校よりもみんなでいる時間の方が長いのでいちばん長い時間を過ごした場所」

◆#92飯田悠希
「(4年間をふり返って)高校時代と違って一人ひとりが自分で考えて主体的にアメフトをやっていたおかげで、高校の頃よりも楽しんでアメフトができた。そうして楽しんでやれた分、良いプレーができたシーンもあったので、こういう主体的なチーム、駒大でアメフトがやれて良かったなと思う。(後輩へ)今の3年生以下の後輩は、特に頼れる奴らが多い。今の4年生たちよりもポテンシャルが高い分、次こそTOP8昇格を果たして優勝してほしい」

◆#95竹田鋼司
「(4年間をふり返って)1年生の頃めちゃめちゃきつくて、辞めたいと思ったことが何回もあったが、やはり4年間やってきて思ったことは、最高だなということ。アメリカンフットボール部BLUETIDEに入って本当に良かったなと思う。(後輩へ)来年は必ずTOP8に上がってほしいなと思う」

◆#99阿部ロイ
「(今日の試合をふり返って)自分の反則から失点してしまって、ドキドキしていたが、最後はオフェンスがとってくれて一安心。なかなかオフェンスとかも出ないときがあったので、最後とってくれて本当に良かった。(4年間ふり返って)今日の試合も印象的だが、2年生の国士大戦で延長で勝ったのが印象に残っている。(同期には)自分がミスしたときとか結構励ましてくれたりもしてくれたのですごく支えになって良かった。面白い奴らだったのですごく楽しかった。(後輩には)自分は頼りないところがあったのでそれを支えてくれてありがとうというのが一番最初に出る言葉。来年はまたBIG8の舞台でできるので、今年よりも上の成績を残してTOP8に行って欲しい。(自分にとってチームは)家族。自分はディフェンスの人間なので、ディフェンスのときとか一人がミスしたのを別の選手が取り返したりして支え合って励ましの言葉をかけたりもした。そういうのがいい雰囲気だなと。練習の時も楽しくできていたので良かった」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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