• パスでチャンスメイクをするQB#1樋口=駒沢第二球技場で(石井颯撮影)

  • 相手DFを交わしTDを決めるRB#29割谷

  • この日3本のFGを決めたWR#16小川(中村将基撮影)

中盤追いつくも後半乱れ2連敗

[アメリカンフットボール部](2019年09月27日 15時14分)

2019年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第2節対東海大学戦が9月21日、駒沢第二球技場で行われた。結果は以下の通り。

●駒澤大 BLUE TIDE 16 ―30 TRITONS 東海大 ○
1Q(3-7)
2Q(3-0)
3Q(10-9)
4Q(0-14)

前半は駒大のオフェンスでスタート。幸先良く先制したかったがダウンを更新できずパント止まり、東海大に攻撃権が移る。その直後、相手の多種多様なパスにディフェンス陣が翻弄されTD。先制されてしまう。反撃に出たい駒大はQB#1樋口のパスやRB#29割谷のランなどによって順調に1Dを獲得。TDはならなかったがWR#16小川のFGで3点を返す。その後自陣ゴール寸前まで攻め込まれるも気迫で守り切り得点を許さない。勢いそのままに#16小川が2本目となるFGを決め前半を6-7で折り返す。この流れを維持したい駒大は後半開始早々、RB#29割谷の40yardランからTD、13-7と遂に逆転に成功。その後は両チーム一進一退が続くも第4Q 、パントやキックオフのミス、相手の守備の堅さなど攻守ともにペースをつかめず2本のTDを許してしまう。試合終了間際、最後の攻撃で果敢に攻めるも得点ならず、16-30で開幕戦からのニ連敗となってしまった。

◆新倉晴彦監督
「(今日の試合を振り返って)第1Qでオフェンスが中々攻めきれず、ディフェンスに関しても早々に点を取られてしまったが、第2Qでは攻守共に立て直して前半まではキックもパーフェクトで前半を折り返すことができた。しかし、後半に入ってセーフティー一本取られ、キックオフも相手に、その後のパント蹴り返しが甘く、リターンを許し、ちょっともったいないことをしてしまった。(前回の試合と同じく小さなミスが相手の得点に絡んでしまっていたが)そうですね。その点に関して試合が終わった後全員に(ミーティングで)話したが、練習の時からもう少し試合を意識(しようとしてはいるが)しきれていないから、まずこの嫌な雰囲気を断ち切ること。練習、試合ともに臨む態度を変えようという話をした。(次の日大戦に向けての対策や意気込みは)今このレベルの相手に負けてしまうようでは。本当に大火傷をする相手なので、まず時間を使うこと。ロースコアゲームに持っていかないと勝機は0%なので、少しでも勝てる確率、チャンスを増やしていくしかない。怪我人も多少戻ってくるのでもう少しまともな状態で臨めると思う」

◆八鍬智也主将(G4)
「(今日の試合を振り返って)オフェンス、ディフェンスともにいい流れで攻めきれていたが、キッキングという3つ目の面で相手に流れを持って行かれてしまって…。そのあとディフェンスが止めるべきところで止められなかったところが今日の反省点。けっこういい流れでできていただけに勿体なかった。1番の反省はディフェンスとキッキング。(小さなミスから相手に流れを渡してしまったがどう改善するか)日々の練習の厳しさしかない。オフェンス、ディフェンスでプレイヤーは別になるが、お互い厳しく言いあえるようにしなければミスは減らないと思う。(次の日大戦に向けて)相手は一昨年の日本王者。自分たちは1つもミスが許されない。なんとしても倒すという強い気持ち、鬼の形相で向かっていきたい」

※掲載が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。



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