• 最終戦終了後記念撮影を行ったアイススケート部。前列中央で胸にCマークをつけているのが渡辺、その右が高杢=ダイドードリンコアイスアリーナで(中川達夫撮影)

  • 得点を喜ぶ渡辺

  • 試合後ベンチで笑顔を見せる高杢

☆引退特集☆2度の優勝、インカレ、そして今季まで、「あっという間」の4年間を振り返る

[アイススケート部](2018年11月30日 00時49分)

平成30年度関東大学アイスホッケーリーグ戦2部対明学大戦が11月23日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。この試合をもって引退する4年生に4年間について伺った。

◆渡辺 慎吾主将(営4)
「(4年間を振り返って)あっという間だった。部活を通して学べたこと、経験できたことはたくさんあるし、優勝できたこと、地元でインカレに出られたのも大きい。今までの人生の中で特別な4年間だったと思うし、誇りに思える4年間。(印象に残っていることは)優勝したこと。春の優勝も印象深かったし、秋も2ピリで顔面にシュートを浴びて血を出しながらチームのために頑張って、点数も取れた。インカレに出られて地元で親や、お世話になった人の前で試合ができたことはすごく思い出。この1年も辛いこともあったし、大変だったし、ホッケーやりたくないとも思ったが、この1年もすごく思い出なのかなと思う。(ペナルティボックスで引退を迎えたが)2ピリ終わったときに控室で、『これでゲームミスコンとか食らって最後いなかったら面白いよな』みたいな話をしていたら、本当にペナボで迎えてしまった。ペナルティ少ない選手ではなかったし、ある意味俺らしいのかなと思う。(後輩に伝えたいことは)4年生になったらいろいろなものを抱えるし、いろいろな人の目も気になる。自分の意見を押し殺さないといけないときもあるし、自分の意見を通さないといけないときもある。それは4年生にしかわからないことだが、後輩も思うところがあったとしてもついていってあげるのが後輩にできること。後輩は後輩で抱えるものがない状態なので、ひたすらホッケー頑張ってほしい」

◆高杢 桃月(法3)
「(4年間を振り返って)あっという間だった。まだ2年目ぐらいの感覚なので、正直引退した実感はない。本気で嬉しかったり、悔しかったり、悲しかったりというのは体育会の部活に入らないと味わえない感覚だと思う。すごく経験できたし、人として成長できた。プレーヤーあってのマネージャーなので、そういう経験をさせてくれたプレーヤーにはすごく感謝している。(今日で引退かもしれないという意識は)前回の明学戦がギリギリだったので、どうなるかと思っていたが、1ピリから点差をつけてくれた。徐々に最後になる実感がわいてきて、寂しくなった。ユニフォーム姿のみんなを応援できるのもこれが最後なので、全力で声を出した。(4年間で印象に残っている試合、場面は)2年生のときに春、秋ともに優勝したこと。人生で1番嬉しかったのではないかというぐらい感動した。一生忘れられない。(アイススケート部は)生活の一部。楽しいことよりも、苦しいこと、辛いことの方が何倍もあったし、楽しかったで言いくるめられない部分はたくさんあったが、この部に入っていなかったらこんなに成長できなかったと思う。得られるものが多くてよかった。(後輩マネージャーに伝えたいことは)マネージャーはどんなときでも気を抜いてはいけない。マネージャーにとって気を配ること、気づくことは1番大事なことだと思っている。ルーティンワークだけでなくイレギュラーに起こることに常にアンテナを張って、気を張っていないと気づけない部分はたくさんある。もっと上を目指してほしいし、自分の今の能力に満足しないでほしいと伝えたい」

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