• 相手のこぼれ球を拾いTDを決める#3佐伯=早稲田大学東伏見グラウンドで(野村聖撮影)

  • TDを決め喜ぶ#82海野

シーソーゲームをモノに出来ず…駒大四連敗。

[アメリカンフットボール部](2019年10月31日 18時02分)

2019年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第4節対桜美林大学戦が10月20日、早稲田大学東伏見Gr.で行われた。結果は以下の通り。

●駒澤大 BLUE TIDE 20 ― 27 THREE NAILS CROWNS 桜美林大 ○
1Q(7-3)
2Q(3-7)
3Q(3-7)
4Q(7-10)

第1Qは駒大のオフェンスでスタート。中央へのランでラインを進めようとするもパント止まり。その後迎えたディフェンスで相手のダウン更新を許さずパントに持ち込む。そのパントをDB#2佐伯がブロック、こぼれたボールを拾いそのままTD、試合開始早々先制に成功する。その後の相手の攻撃でFGを決められるも一進一退の攻防が続いた。駒大も#34鈴木のインターセプトなどでチャンスを作るも得点に結びつけることが出来ない。第2Qでは耐える時間が続き、相手の粘り強い攻めにラインを進められTD、7-10と逆転されてしまう。前半で追いついておきたい駒大は、TE#89のパスキャッチなどで順調にダウンを更新、前半残り10秒で#16小川が鮮やかなFGを決め3点を獲得、前半を10ー10で折り返す。続く後半勢いに乗りたい駒大だったが、ディフェンス陣が一瞬の隙を突かれ相手にTDを許してしまう、駒大もFGを決め食らいつくも相手の硬い守備を崩しきることが出来ない。その後はお互い膠着状態となり迎えた第4Q、相手の#89に大幅ゲインされそのままTD、痛い追加点を決められてしまう。なんとしても勝ちが欲しい駒大は、追い上げを見せ#1樋口のロングパスを#82海野がキャッチ、TDに成功。7点差に詰め寄る。しかしここで試合終了。接戦の末、悔しい敗戦となった。

◆新倉晴彦監督
「(今日の試合を振り返って)展開は理想的なシーソーゲームになった。早々とキッキングで1本取れたので先に抜け出せるかなと思っていたが再三のチャンスをオフェンスがモノにできていなかったのが勝負の分け目。(前半同点で折り返したが選手にはどう伝えたか)強いチームは後半の集中力がある。そこだけ切らさずにもう一回しめていこうと言った。(今日はDF陣の動きが良かった)去年一昨年と結構インターセプトすることはあったが今年はこの試合が初だった。向こうのQBへの対策は上手くいっていたが、得点に結びつけられなかった。(次節に向けて)しんどい戦いが続いている。何が何でも勝ちたいと思う」

◆八鍬智也主将(G4)
「(試合をふり返って)今まで3連敗していて、その中こういう接戦を落としてしまってとても悔しい。力量は互角だったと思うんですけど、一体感がまだ足りなかったのかなと。ディフェンスが頑張っていてそこから得点につなげられないのと、後半でディフェンス陣がスタミナ切れでふんばりきれなかったところとかがあって、そこの差や勝つという気持ちで相手の方が上だった。そこで7点の差ができたのかなと思う。勝ちきると言う最後の詰めの甘さがまだ改善できてなくて、それが結果として出てしまった。(前半戦が終わってキャプテンとしては)状況としては昨年と同じになってしまったのでもっと全員が勝ちに飢えないといけないですし、このまま負けることに慣れてしまうと、全敗してしまうこともあり得るので、そこはキャプテンとしてチーム全員を鼓舞していきたい。4連敗してしまって2部チームとの入替戦がほぼ確定なので、残留という目標をたてて猛進していくしかない。(次節への意気込みは)神奈川大学は2部からあがってきて今一番勢いのあるチームですし、自分達も春のオープン戦で一度負けたチームなので、春のリベンジというのとまず1勝してチームの流れを変えたい」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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