• できることはどんどん挑戦していきたいと語った主将の曽田=駒沢大学体育館で(元井可奈子撮影)

  • エースとして、4年生としての自覚を思い出させてくれた試合になったと語る谷平

  • 2週間ぶりの試合出場を果たした橋本

  • 周りに助けられた試合だったと語る森田

  • タイムアウト中の駒大(徳増和樹撮影)

エース不在の中、粘るも東海大にストレート負け

[男子バレーボール部](2019年04月22日 00時46分)

平成31年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対東海大戦が4月21日、駒沢大学体育館で行われた。結果は以下の通り。



<スコア>
駒大0-3東海大☆
1set(21-25)
2set(23-25)
3set(24-26)



<スターティングメンバー>
1 谷平拓海(現4)
5 尾形哲郎(経4)
6 橋本直幸(政4)
9 森田凌雅(営3)
11 山根晏輝(G3)★
12 山田大悟(経3)
28 江藤巧(法1)

★はリベロ



<最多得点>
谷平拓海 20得点 {アタック 33本中20本(決定率60.6%)}


4連敗で迎えた6戦目の相手は秋季リーグ第5位の東海大。2m越えの新入生佐藤駿一郎に加え、高身長揃いの東海大に対してエース齋藤不在の中、駒大はどのような戦い方を見せてくれるのか前半戦、最後となる一戦。
第1セット、前半は1点を交互に取り合う試合展開に。谷平のスピードの速いスパイクや相手のサーブミスもあり、1点ずつポイントを重ねていく。しかし、東海大に12点目から4連続ポイントを取られると流れは東海大に。江藤のツーアタックや谷平、森田のスパイクで1点ずつポイントを取り返しにいくが粘り切れず、21-25で惜しくも第1セットを落とした。
続く第2セット、1点目は相手のサーブミス、2点目は尾形のサーブで相手を乱し、谷平の得点でブレイクを取る。しかし、東海大もすかさずブレイクを重ね、リードを取られる。取る取られるの攻防が続いていたが、相手のミス、森田の強烈サーブにより3連続得点。早い段階でリードを取り返した駒大だったが、高さのある相手のブロック、スパイクに翻弄され、中盤で逆転されてしまう。途中、曽田一也(社4)と江藤のダブルセッターがハマり、点に繋がる場面や粘り強くボールを追う場面が多々見られるも、点差を埋められることなく23-25でこのセットを落とす。
第3セット序盤、尾形のサーブで相手を崩し連続でポイントをゲットすると、流れは駒大に。橋本、谷平、森田を中心としたスパイクが連発し5点まで差を広げた。しかし、後半になると駒大側のサーブミスが目立ち始め、さらに東海大の速いスパイクで一気に点差が縮まる。23-23で同点に追いつくも、東海大のサーブで体制を崩され流れは東海大に。デュースに持ち込むも24-26で第3セットを落とし、試合は終了。


◆曽田一也主将
「(今日の個人の調子は)あまり試合に出ることはなかったが、キャッチとか出てある程度入っていたので(良かった)。(チームの調子は)結構良かった。相手のスパイクからそれを拾って切り返しをするのがよかった。(2セット目でセッターの役目をしていたように見えたが、普段から練習はしているか)去年はセッターをやっていた。その経験を生かしてというか、できることはどんどんやって挑戦していきたい。(来週の次戦は学芸大、順大となるが)ここから後半戦が始まる。後半戦でいかに勝てるかがカギになってくる。しっかり勝ちに行って、入替戦は避けたい。ここから全勝するつもりで行きたい。(個人として1週間特に何を練習したいか)基本はレシーブ練を個人でもチームでもしている。そこは今試合で生きたので、続けたい」

◆谷平拓海副将
「(昨日の試合がフルセットだったが、自身の調子は)いつも通り良かった。(試合を振り返って)惜しい試合を勝ちきれないということは詰めの甘さが相手チームよりもあったと思う。リーグ期間中にみんなで共有して、もっと精度の高いプレーを後半戦でしていきたい。(東海大はどうだったか)関東一部なので、全国でもトップレベルくらいあると思う。(相手を)塞ぎきれず、自分たちの防げるミス、ボロが出てしまったから、惜しいところで勝ちきれなかったということが起きてしまった。(エースの齋藤が怪我で不出場だったが)試合が始まる前はどうなるんだろうという不安があった。が、ポジティブに捉えるなら、齋藤が得点源だった分、自分が得点源にならなければならない立場になったので、あまりそういうことが試合中にあってはならないが、エースとして、4年生としての自覚を思い出させてくれた試合になった。(春季リーグの前半戦が終わったが)秋リーグで下位からのスタートだったので、順位的に上位戦を終えて秋リーグで下位だったチームとこれから対戦する。中大戦、東海戦の時みたいな気持ちでプレーすれば、こけないかなと思う。(次戦に向けて)勝つのも大事だが、楽しくプレーすることがこのチームに一番合っていると思う。楽しみつつ、しっかりした正確なバレーボールをみんなで心がけてやっていきたい」

◆橋本直幸
「(2週間ぶりの試合で意識したことは)明らかに調子が落ちていたので、自分のスパイクにどういう持ち味があって、どういう高さで(その持ち味が)発揮できるのかを一から見つめ直して練習に取り組んだ。(今日の調子は)最初はあまり良くないと思ったが、やってるうちにどんどん調子が上がっていった。(チーム全体の調子は)いつも最後集中力が切れて負けるというのが多かったが、今日は最後まで集中していたし、相手の高いレベルにもついていけていたと思う。(来週の試合に向けて)ちょうど自分たちと順位を争っているくらいの相手と当たるので、そこでしっかり勝っておかないと今後に響くし、来週は勝ち星をあげられるような対策をしながら自分たちのバレーが出来るように取り組んでいきたい。(次の学芸大に対しては)しっかりこっちのデータを取って対策をしてくるチームなので、自分たちにしてくる対策に対しての対策をして、あとは自分たちの100%が出せれば、対策されても負けない攻撃力があると思う。それを出せるように取り組んでいきたい。(個人として今期の目標は)目標というほどではないが、今年が最後なので自分らしいバレーをコートで再現できたらいいと思う」


◆森田凌雅
「(個人の目標)(東海大は)高さのあるチームだったのでやりにくかったところはあったが、キャプテンや他の人が決めてくれてたおかげで自分も(相手に)ついていけるようになった。今回は周りに助けられた。(チームの全体の調子)齋藤さんが出てない中でも攻撃力的には変わらずにいけたので良かったと思う。(中大戦と比べて今試合は)1セット目のサーブが自分から始まったが、そこで攻めたサーブが入れることができたので中大戦よりは良かったと思う。(来週の試合に向けて)学芸大も順大もやってるところが高いので次の1週間で調整できるといいかなと」

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