• 自分たちのバレーがしっかり出来ていたと語る齋藤=キッコーマンアリーナ(流山市民総合体育館)で(元井可奈子撮影)

  • チームとして勝つことだけを意識していきたいと語った江藤

学芸大に1セット譲るも5試合ぶりの白星!

[男子バレーボール部](2019年04月28日 10時14分)

平成31年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対学芸大戦が4月27日、キッコーマンアリーナ(流山市民総合体育館)で行われた。結果は以下の通り。



<スコア>
☆駒大3-1学芸大
1set(25-17)
2set(22-25)
3set(25-16)
4set(25-20)



<スターティングメンバー>
1 谷平拓海(現4)
3 齋藤浩貴(歴4)
5 尾形哲郎(経4)
9 森田凌雅(営3)
11 山根晏輝(G3)★
12 山田大悟(経3)
28 江藤巧(法1)

★はリベロ



5連敗中の駒大の今回の相手は秋季リーグ10位の学芸大。後半戦での勝ち点が今後の順位を大きく左右する。果たして白星を挙げられることはできるのか。
第1セット、序盤から谷平のスパイクに加え、山田のサービスエースでブレーク。相手にすぐ追いつかれるも、焦ることなく点を重ね、3点リードでゲームが進む。中盤、谷平、齋藤の活躍、相手のミスもあり、5連続得点。相手も負けじと食らいついて来るが、齋藤にサーブが回ってきたタイミングで一気に突き放す。先に20点台に乗り、25-17でこのセットをものにする。
‪続く第2セット。前半は両者とも連続得点し、互いに譲らぬ試合展開に。その中、谷平の粘り強いスパイクやサービスエースでブレークを取る場面も見られる。後半は僅差で試合が進んでいたが、22-23の場面で相手のスパイクが決まり、一気に流れが傾く。3点連続得点を許してしまい22-25でこのセットを落とす。‬
‪ここで挽回したい第3セット。序盤から谷平のスパイクポイントで勢いをつけ、流れは駒大に。齋藤、森田の攻撃や山根のレシーブで連続得点。後半も駒大リードで試合が進む。このセットでは齋藤、森田の活躍が光り、第3セットをものにする。‬
‪第4セット、相手に先制されるも、谷平のスパイクと江藤のツーアタックによりブレーク。森田、齋藤のスパイクで着実に点を重ねるが、相手もこちらの穴をつき、力強いスパイクを決め、リードを譲る展開に。中盤、谷平にサーブ権が回ってきたタイミングで相手を乱し、5点連続ポイント。ここで点を取り返し、駒大優勢に。その後も、尾形のサービスエースなど、サーブで見せる駒大のプレーが見られる。終盤、山根、江藤のレシーブや齋藤の活躍により勢い衰えず一気に取りきり25-20で5試合ぶりの勝利を見せた。



◆齋藤浩貴
「(5試合ぶりの白星だが)格上との試合が終わって、(秋季リーグから見ると)力が同じチームとやる時期で、本当に欲しかった一勝だった。自分たちのバレーがしっかり出来ていたので、良い試合ができたと思う。(足の怪我は)万全の状態から見ると、全然ダメだった。(今試合は)今の状態での100%は出せた。(1試合ぶりの出場だったが)久々だったので、足の具合もあって、どうなるんだろうと不安だった。やってみると、みんなに助けて貰ったり、みんなの調子が良かったので、自分のプレーするだけで良かった。(試合を振り返って)全体的に見れば、駒沢のバレーができていた。が、2セット目で終盤までもつれた状態のまま、こっちがミスを出して負けるということがあった。そこが駒沢のバレー部としての今後の課題。どう立て直すか、どう我慢するかはこれから詰めていかなきゃいけないと思う。(今日から後半戦に突入するが)正直言うと全て勝ちたいが、勝ち急ぐのではなくて、自分たちのバレーをすれば勝てるという気持ち。焦りすぎてしまうと先にミスを出してしまうという場面もあるので。耐えるときは耐えて、流れがきたら攻める。熱くなりつつ、頭の中は冷静にいきたい。(次戦の順大戦に向けて)次戦も学芸大戦みたいなサーブで攻めてブレイクするバレーをすれば絶対勝てるので、そこは継続しつつ相手と競るときは我慢して勝ち切るようなバレーをしたい」

◆江藤巧
「(個人、チームの調子は)今までよりトスは安定していた。チームとしても、個人としても安定していた。(初戦と比べてチームに馴染めてきたか)馴染んできた分、初戦よりも慣れが出てしまってたのが、この期間(2戦目〜6戦目)続いてたので今日はある意味引き締められたかなと思う。(駒大は楽しいか)楽しい(笑)。(今季の個人の目標は)個人の目標というよりはチームとして勝つことだけを意識していきたいと思う。(次戦の順大戦に向けて)コンビとかを結構使ってくるチームなので上手く対応してレシーブなどで粘り勝っていきたいと思う」

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