• 安定したパスプレーで活躍した#5松田=富士通スタジアム川崎で(菅野真由子撮影)

  • ランプレーでチームに貢献した#28伊藤(増田昇悟撮影)

  • 見事なランプレーでタッチダウンを決めた#31小宮

秋季リーグ戦初勝利ならず…ミスが目立ち、完敗

[アメリカンフットボール部](2018年09月26日 12時27分)

2018年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第2節対東京大学戦が9月23日、富士通スタジアム川崎で行われた。結果は以下の通り。


●駒大 11 ー 41 東大 ○
1Q(0-7)
2Q(0-14)
3Q(3-7)
4Q(8-13)


1Qは、東大のオフェンスからスタート。序盤は安定したディフェンスでランプレーを阻止、パントへ持ち込む。しかし、その後相手に大きくゲインされ、0-7と先制を許す。オフェンスでもミスが目立ち、パントをとられ、そのままラインを戻されてしまう場面も見られた。
2Qでは、攻め込まれる時間が続く。ゴールライン目前で粘りを見せるも、#32にタッチダウンを許し、0-21とされる。その後、駒大もRB#29割谷が大幅なゲインに成功するも、パスインコンプリートなどでチャンスをモノにできず。前半を0-21で折り返した。
3Qは駒大のオフェンスからスタート。後半巻き返しを図る駒大は見事なパスプレーで残り7ヤード地点までゲインに成功。しかし、3rdダウンで相手のインターセプトにあい、10ヤードロスしてしまう。#21田中がフィールドゴールで3点を確実にとり、3-21とするも、流れを引き戻せず。東大のパスプレーに押され、3-28と点差が開く。
続く4Q、ゴールライン目前で粘りを見せるも#14にさらにタッチダウンを許す。オフェンスでは、相手にパスをインターセプトされてしまい、そのままリターンタッチダウンされてしまった。後がない駒大は終了間近、パスプレーから残り5ヤード地点でRB#31小宮がこの試合初のタッチダウンに成功。ポイントアフタータッチダウンではツーポイントコンバージョンを選択する。ここで、QB#5松田とTE#44三浦がパスプレーを成功。2点を加え、スコアを11-41とした。
しかし反撃もここまで、秋期リーグ第2戦は課題の残る結果となった。



◆新倉晴彦監督
「(今日の試合を振り返って)全体的にかみ合うことができなかった。そこを修正できなかったことに責任を感じている。しかし、それがかみ合ったとしても今日勝つことは無理だったと思う。東大は、これだけはやろうという部分をやりきっているのに対し、駒大は全部を守ろう、常に攻めようというプレイをしていたため、ここだけはというところの追求が甘かった。そこで差が生まれてしまった。(初戦の国士大戦の惜敗を踏まえて意識していたことは)練習の取り組みが甘いわけではないし、取り組みもまじめにやっているが、これをやろうというところが明確になっていなかった。漠然と頑張ろうとがむしゃらにやってはいるけれど、そこをもう少し絞ってやるべきだと思った。(今日の試合を通じて課題は)漠然とした状況で練習をしていたので、決め所でミスをしたり、得意なプレイを相手につぶされて、相手の得意なプレイを出されたりしたところが今日の課題。(次戦に向けて)横国大は東大と似たようなチーム。能力は多少落ちるけれど、似たようなことをしてくるチームなので、今回できなかったところを突き詰めて、背水の陣で練習からもう一回仕切り直して試合に臨みたい」


◆岡田直樹
「(今日の試合を振り返って)この東大戦に向けて全員でやってきてたが、こういうところが足りなかったんだなという所がいくつかあることに試合中に気づいて、それは全員で共有した。足りなかったところはこの2週間で改善して、次の横国戦に向けてやろうとなったが、まだまだ追及ができてないというのが自分の本音。(国士大戦の結果を踏まえて意識していたこと)国士大の時に、良い雰囲気で全員でやってきたが、多分みんなが思っていたのが『あれだけやって何で負けてしまったんだろう』というところ。あれだけ追い込んで負けたので、さらに追い込まないといけないというのがあったのに、まださらにという部分が追及できていなかった。そこをこの2週間意識していた。(今日の試合を通じて課題は)雰囲気の面も、プレーの面も、技術の面も全て。チームのことを言うと、監督にはよく言われていたが、自分が練習中に声を出しすぎて喉を潰してしまって、その状態で自分が頑張り過ぎてしまった。もっともっと周りを引き出すようなやり方があったんじゃないかなと。それが自分としてもチームとしても課題かなと思う。もっと周りに主体的にさせるというのが課題なのかなと。(次節の横国大戦に向けて)目標のTOP8に上がるためには全勝しなければいけなかったが、すでに2敗している。100パーセント上がれる状況ではないが、まだ8割くらい残っているので、残り5連勝しなければいけない。必ず勝たないといけない状況。必ず勝つ」


※掲載が遅れてしまいましたことをお詫び申し上げます。

発行冊子最新号一覧背景(左)

アメリカンフットボール部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)