• 澁田は司令塔としてチームを牽引した=立教大学新座キャンパスで(中川達夫撮影)

  • インサイドプレーで奮闘する針生(高橋美里撮影)

「我慢」のバスケで接戦を制す

[男子バスケットボール部](2018年09月26日 12時59分)

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦が9月22日、立教大学新座キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

○駒大 66-52 慶大●
(1P 12-4)
(2P 8-13)
(3P 20-19)
(4P 26-16)

【スターティングメンバー】
F 針生信洋 (営4)
F金久保翔(経3)
F櫻井啓翔(法3)
PG澁田怜音(経2)
G渡邉陸(営2)

【スタッツリーダー】
得点 澁田怜音 24
金久保翔 14
リバウンド 針生信洋 11

前半澁田や櫻井を中心に得点を伸ばすが、ミスが多発してしまいなかなか点差を離せず。
第3ピリオドの開始2分で相手の連続ポイントを抑えることができず、リードを許してしまう。
第4ピリオド、残り3分で金久保のバスケットカウントを引き金にチームが波に乗り、点差を一気に離す。そのまま得点を重ねて、66-52で勝利した。


◆白井憲二監督
「(今日は)4位以上に行くために慶大との試合は非常に重要で、よく粘れていたと思う。(接戦で勝ち切れた要因は)法大や日体大の試合は我慢ができなくて負けてしまっていたが、今回はベンチの方で40分我慢しようとみんなで声をかけあっていた。それをコートでできていたことが勝因だと思う。(良かった選手は)誰が特に良かったというわけではなかったが、コートに出ている5人がそれぞれ役割を果たしていた。櫻井のディフェンスや澁田や金久保の大事な所での得点は評価したい。(明日の江戸川大戦は)ガード陣の澁田・大髙・布田は相手より機動力があると思うので、そこでかき回して崩していき、外国人選手のところは針生が抑えてくれると思う。」

◆渋田怜音
(試合を終えて)久しぶりの接戦だったが、チームとして勝ちきれた。雰囲気はいい。(序盤一時は10点差をつけながら、その後逆転され一進一退の展開が続いたが)最近勝っている試合では点数が取れなくても守れていた。自分は焦っていなかったし、緊迫した状況を楽しめた。最後は絶対勝てるという自信があったので、余裕を持ってプレーできていた。(4Qには勝利を引き寄せる3ポイントシュートもあったが)いつもだったら自分がピックアンドロールを使ってすぐに打ってしまっていたが、チームでパスをまわして最終的にボールがまわってきた。チームとして点が取れたのが大きかった。(今日は相手の応援の声が大きかったが)大学の応援、雰囲気は去年で慣れたので、あまり気にならなかった。(今日は大事な試合と位置付けていたが)今日勝つか勝たないかで、入替戦に行けるかどうかという大きい1試合だった。チームのみんなも集中していたし、ボールへの執着心、貪欲さはいつもよりあったと思う。(今後の改善点は)個人個人ではあると思うが、得点が入らなくてもディフェンスがいいという自分たちの勝ちパターンが見えてきた。2部リーグの失点ランキングで1位なので、たとえオフェンスが上手くいかなくても、強みがあるので焦らずプレーできている。あえて言うなら課題はオフェンス。シュート力というと個人の話になってしまうが、チームで連動したり、もっとできると思う。(今日は従兄弟が見に来ていたとのことだが)近くに住んでいて、たまたま見に来れたので。気合いが入った。人に見られていると力が出ると思っているので、駒大の学生などもっといろいろな人に見に来てほしい。(次戦に向けて)勝ちパターンが見えてきたので、そこに持っていけるようにチームでやっていかないといけない。そこに誘導できるようプレーで引っ張っていきたい。

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