• パス、ランプレーで果敢に攻め続けたQB#5松田=アミノバイタルフィールドで(岡田あおい撮影)

  • 厳しい戦いの中、突破口を模索し続けたWR#11出木岡(奥田葉月撮影)

相手の勢いを最後まで止められず...痛い敗戦

[アメリカンフットボール部](2018年10月25日 01時09分)

2018年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第4節対桜美林大学戦が10月21日、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。


●駒大 BLUE TIDE 7 ― 34 THREE NAILS CROWNS 桜美林大○
1Q(0-13)
2Q(0-7)
3Q(0-0)
4Q(7-14)

秋季リーグ戦、未だ勝利のない駒大。対する相手は、ここまで3連勝と勢いに乗っている桜美林大学。勝利だけを目標に、背水の陣で試合に臨んだ。

前半は、桜美林大のオフェンスからスタート。試合は開始早々に動く。駒大のキックオフをキャッチした#13がそのままタッチダウン。開始11秒で先制をを許してしまう。駒大は、QB#5松田、RB#29割谷を中心に攻めるが、相手ブロックに阻まれ、思うようにゲインできない。その後は攻め込まれる時間が続き、相手の正確なパスプレー、ランプレーで#21に立て続けにタッチダウンされ、スコアを0-20と大きくリードされてしまう。反撃の糸口を見つけたい駒大だったが、なかなかラインをあげられず。フィールドゴールを狙ったが、距離が足りず得点を奪えない。前半は0-20で折り返した。
後半は、駒大のオフェンスからスタート。3Qでも、パスミスなどから思い通りの攻撃ができずパントに持ち込まれる。対して桜美林大は前半の勢いそのままに猛攻を仕掛ける。そしてゴールライン目前でむかえた4Q、駒大は粘りを見せるも押し込まれ、タッチダウン。その後も追加点を奪われ0-34と厳しい状況に。このまま終われない駒大はLB#6渡辺がインターセプトを決め、そのままタッチダウン。ビックプレーで初得点をあげるが、ここで試合は終了。相手の勢いを最後まで止めることができなかった。


◆新倉晴彦監督
「(今日の試合をふり返って)プレイのエクスキューションがまだまだというのを課題でやっていたが、それが達成できなかったこと。それとやはり、相手選手1人ひとりのスキルが高くて、ちゃんと練習しているなということを感じさせられた。細かい技術がうまく、そこが大きなポイントになったと思う。(現在、3連勝と勢いに乗っている桜美林大学だったが、対策は)それはいつもどおりビデオ分析して、対策した。しかし、相手は自分たちがやってきたことをアジャストしてくる。そのアジャストに対して再アジャストがうまくできなかったから、オフェンスで相手の思うようにやられてしまった。(次節専修大戦への意気込み)次の試合の結果次第で、入替戦に行く可能性もあるが、一戦集中、一戦必勝でやっていきたい。」

◆DB#3岡田直樹
「(今日の試合は)相手がすごく強かったなというのが率直な感想。力不足だった。(ミーティングをして臨んだとのことだが)『1人ひとりの取り組み方って今どうなんだ』という話をした。『じゃあこうやって臨んだ方がいいよね』と宣言したりして、その結果チームの雰囲気は良くなったし、いいんじゃないかなと思ってはいた。だが、試合になったときにプレーコールであったり、システム的な面だとか様々な要因で負けてしまった。(開始早々の相手のタッチダウンだったが)取られたのはしょうがないし、1番最初だったのでそこから巻き返せる。だからもうしょうがないということで切り替えて、そういった切り替えは常日頃から意識しているので、そこでの雰囲気は悪くなかったと思う。(ラストの駒大のタッチダウンは)ディフェンスで話していたときに『このままで終わっていいのか』と言っていた。最初はフィールドポジションが悪くて、ずっと自陣深くからのディフェンスだったので圧倒的に不利な状況で、そこから止まったりもしていた。なので相手にやり返せていなかった。だから『必ずやり返そう』と話していた結果だと思う。そこは良かったし、ああいったプレーが僅差になったゲームのときは1番大事。(今後は)質ということよりもまず勝ちにこだわっていきたい」


※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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