• 4年生を中心にチームで一丸となってリーグ戦を戦い抜いた駒大=亜細亜大学日の出キャンパステニスコートで(石曽根和花撮影)

  • ダブルスで敗れた相手にシングルスで圧勝を収めた田村

  • 駒大にとって大きな一勝を挙げた1年生の中山

【男子】見せつけられた1部の壁。後輩に目標を託して4年生引退

[硬式テニス部](2018年09月25日 00時10分)

平成30年度関東大学テニスリーグ男子1部・2部入替戦(亜大戦)が9月22日、亜細亜大学日の出キャンパステニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒大 2−7 亜大☆

〈ダブルス〉
D1 ●日野勇人・田村迅 0(6−7(5)、6−7(5))2 ○堀内竜輔・吉田慎
D2 ●蘭大輔・中山樹 0(4−6、2−6)2 ◯加藤彰馬・清水奎吾
D3 ●渡邊康二・佐藤悠樹 1(1−6、7−6(8)、6−7(5))2 ◯高見澤岳飛・呉岡拓弥

〈シングルス〉
S1 ●平林輝 (7−5、2−6、0−3RET) ○加藤彰馬
S2 ●日野勇人 1(7−6(5)、3−6、3−6)2 ○高見澤岳飛
S3 ◯田村迅 2(6−2、6−3)0 ●堀内竜輔
S4 ●蘭大輔 0(2−6、6−7(4))2 ○熊坂拓哉
S5 ●佐藤悠樹 1(3−6、6−3、3−6)2 ○吉田慎
S6 ◯中山樹 2(6−3、1−6、6−4)1 ●工藤颯人


 2部リーグ初優勝を果たした駒大。史上初の1部昇格を目指して戦う入替戦は、1部リーグ最下位の亜大との対戦となった。
 まずはダブルス。D2の蘭・中山ペアは、終始相手に主導権を握られ、ストレートで敗れてしまう。D1日野・田村ペアとD3渡邊・佐藤ペアは、タイブレークまでもつれた末に勝ち切ることができず、惜しくも敗戦。ダブルスを0-3で終え、戦いはシングルスへ。
続くシングルス。S4の蘭は持ち味のサービスなどを生かして奮闘したものの、要所でのミスが響いてストレート負け。この時点で0-4となり、あと1試合を落とせば敗北が決まるところまで追い詰められてしまう。ここで、唯一の1年生メンバーであるS6・中山がファイナルセットにまで及んだ試合を制して、駒大に望みをつなぐ。しかし、S5の佐藤が強気のプレーをし続けてあきらめない姿勢を見せたものの、終盤に疲れが出てしまい、最後は相手のサービスエースでポイントを奪われて敗れる。この結果により、1-5で駒大の1部昇格の望みは絶たれた。
勝敗が決まった後も試合は続く。S3・田村がダブルスで敗れた相手にシングルスでリベンジを果たし、S2・日野とS1・平林もタイブレークを制してゲームを獲得するなど駒大の意地を見せた。
最終結果は2-7と1部昇格とはならず。江口総監督は「1部と2部の壁を感じざるを得ない試合だった」と語る。このリーグ戦をもって4年生は引退。4年生の「1部昇格」という目標は後輩へと託された。


◆江口淳一総監督
「(今回の入替戦を終えて)残念。ダブルスで、流れ的に取れると思う時間があったのを取り切れないで結果ダブルスが0‐3になったところから、シングルスも相手が強かったがもう少しできたのではないかなという試合が多かった。ただ、(1部に)初チャレンジで、選手もちゃんとチャレンジできたと思う。やはり、1部と2部の壁を感じざるを得ない試合だったので、また考えて練習していかないといけないと実感させられた。今年のレギュラーは3年生2年生1年生のチームだったので、将来的には来年もほぼレギュラーが残る。だが、4年生は今まで悔しい思いをしたと思うので、悔しい思いをさせてしまって申し訳ない。だが、勝つためにはどうしてもできるメンバーでやらなくてはいけなかったので、心を鬼にしてレギュラーを選ばせてもらった。この悔しさを社会で生かしてほしい(今後の方針は)雰囲気はとても良くなってきていて、真面目にテニスに取り組む子が増えてきている。技術的にオーバーヘッド力が全然違い、走らせても体感が流れないなど基礎体力が高いチームだったので、(亜大から)すごく勉強させてもらった。駒大もすごく良くなってきているが、上には上がいるので、この悔しさをバネにしっかり取り組んでいきたい」

◆牧田昂也 男子主将(営4)
「(今日の結果を受けて)かなり悔しい結果。アウェイということもあったが、やはりダブルスの0-3というのが痛かった。タイブレークの試合が多々あったので、そこで1ポイント取れない力というか、僅差の差がダブルス0-3というのを生んだ。それで流れが上手く取れなくて、2‐7という最終的な結果になったのだと思う。(テニス部での4年間は)最初の2年半はなかなかうまくいかなかったが、自分が主将になった1年前に自分を見つめ直した。主将としてチームに何で貢献できるかと考えて、まとめることや1部昇格というのも夢ではなかったのでそれを達成することを目標にした。自分たちの代まで総監督がスカウトをしていて、3年生以下からは出井(彰雅)コーチがスカウトをするようになったので、総監督に取ってもらったお礼という意味でも自分たちの代で昇格することを目標にして頑張っていた。最終的に4年生になったときに結果が出始めたので、1~3年までの月日はなかなか自分に甘かった部分も多かったと思うが、主将になった1年間でかなり自分にとって成長のあった1年間だったのではないかなと思う。(特に感謝を伝えたい人は)一番は両親。東海大戦のときに見に来てくれたが、僕が大事なところで勝てなかったのでそれにはかなり悔いが残る。結局、それが僕の引退試合となってしまったので、悔いは残ったが、テニスを続けて来られたのは親のおかげ。やはりスタッフ陣の方々も主将としてやっているときにいろいろな形でサポートしてくれたので、スタッフの方々にもかなり感謝していて、今は尊敬している。(部員に向けて)何のためにテニスをやっているのかを見つめなおして、自分のためでも家族のためにでも、スタッフのためにでも、何でもいいので何か目的を持ってテニスをやってほしい。ぜひ、1部昇格というのを目標に来年もやってほしい」

◆有吉宏洋(G4)
「(このチームで2部優勝を達成して)去年3部から2部に昇格して、1年でまた2部から1部の入替戦に挑戦できたというのは、チームの移り変わりがスムーズにいけて、自分たちの1個上の代の人たちが良い形で受け渡してくれたから1年でこうして入替戦にいけて、それはすごく嬉しかった。(テニス部での4年間を振り返って)基本的には自分は練習が嫌いだったが、周りの部員が先輩も後輩も本当に良い人たちだったので楽しく部活できたし、練習嫌いだったが、そこも何とか耐え抜いて練習できていたので大学生活の中で部活というものがあって、自分も成長できてとても良かったなと思う。(特に感謝を伝えたい人は)1個上のキャプテンの鄭(直喜、18年卒)さんにすごく感謝している。自分が3年生の時に折れそうになっていた時期があったが、その時に鄭さんがすごくバックアップしてくれて、支えてくれたので本戦、リーグ戦と去年は2試合出られたのでそれはすごく良い経験だったし、鄭さんには感謝しかしていない。(同期へ)4年間全員あまり結果が伴っていなかったので、本当に4年間よく我慢してここまで一緒にやってきてくれてありがとうという気持ちを伝えたい。(後輩へ)やはり今のチームはほとんど3年生、2年生が中心のチームだったので、今のメンバーがそのまま残るので、来年も1部昇格を目指してやってほしいし、今年こうやって1部と入替戦ができたので、その経験を糧にしてまた1年間、新しいチームの色を見つけて自分たちとはまた違ったチームを、1部昇格できるチームを作っていってほしい」

◆池田賢矢(政4)
「(このチームで2部優勝を達成して)自分が入部した時は、2部で5位、6位というのが駒大の立ち位置だったので、2部優勝というのは、自分自身は出場できなかったが、応援としても嬉しかったなと非常に思う。(テニス部での生活を振り返って)自分は中高一貫時代、部活ではなくクラブチームでの練習のほうが多かったので、最初は上下関係や仕事などが難しかったというか慣れなくて、1年生の時はそういうことで悩んだりした。けがなども今もしているが、全体を通して悩んだ。後はプライベートで1度グレてしまったことがあって、いろいろあって練習でやる気が出なかった時期があったが、そういったことも含めて人間として成長できたと感じる。(特に感謝を伝えたい人は)磯辺(孝太郎)監督。1年生の時からずっと練習していただいて、自分がグレて道を外れてしまった時にもいろいろ相談を受けてもらって、4年生になっても練習してもらった。2年生の秋に、磯辺さんがずっとアメリカでテニスをしていた方で、それに一緒に行かせてもらうなどと良い経験をさせてもらった。非常に人間としても尊敬できるし、良い経験をさせてもらった。(同期へ)自分が仕事とか上下関係に慣れていなくて、迷惑をかけてしまった部分もあったが、そういったことで仲が悪くなるというか、同期内で割れてしまうこともあったが、そこで最終的にはこうやってみんなで仲良く終われたというのはとても嬉しかったし、感謝している。(後輩へ)自分が試合に出られなかったことで感じたことだが、高校の時は試合に出ていたので、審判や応援の気持ちが分からなかったが、最後のリーグに出られなかったので、自分がその立場になってみて気持ちがわかったし、試合している選手と両方の気持ちが分かるようになった。だからこそ来年から後輩たちには審判や応援をお互いの気持ちを考えて、試合や練習なども引っ張っていってくれたらなと思う」

◆今野弘貴(法4)
「(このチームで2部優勝を達成したことについて)うれしい。うれしいが、4年生でメンバーが少なかったというところでは、やはり悔しい部分ではある。後悔ではないが、悔しい。自分たちの代だったので、自分たちが出てやっていきたかったというのが正直な気持ち。(テニス部での4年間を振り返って)いろいろなことがあるが、一番印象に残っているのは1年生の時に同期で言い合いをしたこと。(特に感謝を伝えたい人は)自分に関わってきてくれた人、全ての人に感謝したい。一番はやはり両親。(部員に向けて)後悔しないように。迷うこともあると思うが、迷ったときに自分がどうするか、どのように判断して突き進んでいくかということを大事にしてほしい。そして、それに対してのプライドを持って行動してほしい」

◆永吉康平(歴4)
「(このチームで2部優勝を達成したことについて)素直にうれしいが、正直自分がやっていないということについては僕もスポーツマンの端くれなので、自分が出て貢献したかったというのはある。だが、みんなで決めて優勝を勝ち取れたので、そこには悔いはない。(テニス部での4年間を振り返って)降格、昇格、残留の全部を経験した。僕らはあまり結果を残せる代ではなくて、後輩たちに託してばかりだったが、いい意味でいろいろなものを味わえてすごく濃い4年間だった。高校の頃は長いなと思っていたが、気づいたらこの日になっていて、一瞬だった。悔いはあるが、これも人生なので。同期も、けんかなどあったが、しっかり最後は4年生としての自覚を持ってお互いしっかり仕事やってきて最後はさらに絆が深まったと思う。個性の強い後輩が多かったので、けっこう反感も受けたが、最後はみんなで笑って終われていい思い出。(特に感謝を伝えたい人は)親。何も言わずにサポートしてくれていたので、感謝している。(部員に向けて)今回のリーグで勝ち続けるかと思っていたら1回負けて少し厳しさも経験できて、今日も昇格できない悔しさが残るので、いい意味で上手くいき過ぎていない。これを逆にバネにしてくれれば、もっと1部でも戦えると思うので、今回の悔しさをバネに1年間頑張ってほしい」

◆武藤涼太(経4)
「(このチームで2部優勝を達成して)素直に嬉しかった。今回のチームは全体的にいつもより仲が良く、上下関係とかもあまりなかった。そこが一番リーグを楽しくやれたところかなと思う。楽しんだ分、結果もついてきたのかなというのは感じる。(テニス部での4年間を振り返って)1年生の時は死ぬほど辛かった。けれど、それを経験したからこそ、2年、3年の時に先輩と『いや1年の時はあれきつかったよな』など一緒に共有できる時間が多かったので、トータルで考えるとやはり全部が良い思い出だなと思う。(特に感謝を伝えたい人は)自分はその度その度に辞めたくなってしまうタイプ。小学校の時だと親が一番大きい存在だったので、親のおかげでもあったし、中学校の時は『いや高校でも一緒にやろうぜ』と言ってくれた先輩がいて、高校、大学になってくると、今まで関わってきた人たちが、『もうちょっと頑張れよ』とか言ってくれたので、関わってくれた年上の方たち全員が自分の中では大きな存在。(後輩へ)駒大は仲良い部活としてやってきているのでそれを崩してほしくない。これからも部内でギスギスした感じなく、仲良く上を目指してほしい」

◆山本涼太朗(法4)
「(このチームで2部優勝を達成して)自分たちの代までは、下入れ替えが当たり前だったので、初めて2部で上位にいけた。後輩たちが頑張ってくれたのだが、自分たちの代でチャレンジできて本当に貴重な経験ができたのかなと思う。(テニス部での4年間を振り返って)自分はスポーツ推薦ではなく指定校で、サークルか体育会かで迷って体育会を選んで、やはりサークルでは学べないことをいろいろ学べたので、たくさん経験ができたのかなと思う。(特に感謝を伝えたい人は)やはり親。いろいろサポートしてもらったので。金銭面など本当にいろいろなことをサポートしてもらったので、両親に感謝したい。(同期へ)4年間辛い時も苦しい時も一緒に乗り越えてきたので、これまで一緒に頑張ってくれてありがとうということを伝えたい。(後輩へ)来年は主力が残るので、また来年1部へ上がれるように頑張ってほしい」


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