• 追撃の3点本塁打を放ちガッツポーズの若林=神宮球場で(塩野遥寿撮影)

  • 続く6回には長が同点本塁打を放った(田上佳雅撮影)

  • 好救援の白銀は終盤相手打者を抑えて吠えた(寒川朋子撮影)

  • 5点差をつけられてもベンチが暗くなることはなかった(中川達夫撮影)

  • 新田は3安打を記録した(寒川朋子撮影)

若林だ!長だ!一発攻勢で5点差追いつきドロー

[硬式野球部]東都大学野球春季1部リーグ対東洋大2回戦(2018年05月02日 23時23分)

東都大学野球春季1部リーグ対東洋大2回戦が明治神宮球場で5月2日に行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 032 000 =5
東洋大 201 200 000 =5

      打安点
(7)緒 方310
(4)菅 野200
(9)酒井良500
 9 諸 積000
(3)岡田耕310
(5)平 野400
(2) 長 422
(D)新 田430
(8)若 林413
(6)砂 川300
 H  東 100
 6 橋 本000
     計3385

       回 打安点
 多 崎 2 2/3 1343
 塩 田 1   622
 白 銀 5 1/3 2120

 初回、先頭打者緒方理貢(法2)が四球で出塁すると、続く菅野赳門(商4)の犠打で1死二塁の好機を作るも無得点。その裏、1死の場面から中前安打を許し、続く打者に本塁打を浴び先制されてしまう。さらに、3回裏、2死から死球で走者を出し、4番の中川に右翼線三塁打を浴び追加点を許す。続く4回裏、2番手の塩田幸十郎(法2)が右前安打と四球で2死二、三塁から左前適時安打を浴びさらに2点失う。5回表、失策や右安打で無死一、ニ塁の好機を作ると若林楽人(現2)の左翼への本塁打で3点を挙げ追い上げる。さらに、6回の表も岡田耕太(市4)が左前安打で出塁すると長壱成(政4)が左中間に2点本塁打を打ち同点に追いつく。1試合に2本の本塁打が出るのはリーグ戦では2016年秋季の拓大2回戦以来561日ぶりだった。8回表、9回表にも好機を作ったが逆転はならなかった。投げては4回裏 2死から登板していた白銀滉大(法4)が8回1死二、三塁、9回に2死二塁と得点圏に走者を背負いながら、5回1/3を8奪三振無失点で抑え、試合は5ー5で引き分けた。

◆大倉 孝一監督
「(今日を振り返って)苦しい試合だね。前半にこれだけのピッチャーがいる相手に5点先に行かれるとな。でも何とか根性を出して追いついたので。(後半にかけて粘りの野球が出来ていたように見えたが)どんな展開になっても、できるだけのうちの野球をやっていくというのは鉄則中の鉄則にしてる。(4回から白銀選手へと交代、調子は良かったか)昨日までに比べるとボール自体は良いボールが行っていた。(結果的に良かったということか)そうね、昨日ちょっと2人で話し合いをして、胸の内にあるものをちゃんと共有認識をした。それをしないとということで呼んで、考え方を一致させて行くぞという。(考え方とは具体的に)もし白銀が結果に対する、今までのここまでの昨日までの不安があるのか。あとはボールとかフォームとか自分の今出来ていないことに対しての認識っていうのを整理したくて。当然ボールが思うように行ってないとか、ちょっとフォーム的に課題があるとかっていう気持ちがあったらね。完璧な絶好調で野球をするっていうのは基本的に無いんだと、それは当然考えながらやらなければならない野球選手は。ただしこっち側にはその状況の中で攻めて行くんだっていう姿勢、これが下地にあって上乗せで(結果を)考えるんだ、と。この手順を間違えていないか、という話をして、これをとにかく整理しよう、向かって行く姿勢を。俺は明日お前を使うぞと、その上で出た結果はあとでここはこうしようああしよう、ということをやって行くからプラスの材料がある。でもこっち(結果)だけ考えてでたものには反省材料が生まれて来ないぞ、という話をした。(白銀選手の軸や下地を確認した)そうやね。何が必要かという優先順位を整理しようと。(主将ではあるがあまり調子の良くない酒井良選手を起用し続ける理由は)当然キャプテンやし、中心選手やし、打つ打たないだけではない姿勢というのはチームの求心力になるわけだから、それを貫くと。それと、(リーグ戦も)中盤だから粘って粘って後半必ず出てくる、ということもあるし、しんどいときは誰でもあるからね。キャプテンだから信用してますよ。(最初に5点を取られて選手にどういう声をかけたか)状況で何をしなくてはいけないか何を狙わなきゃならないのか、5点を追いかけるためには、ランナーいなかったりいたりするけど、一人ひとりが今の状況で何をしなきゃいけないのか、ということを一個ずつ(伝えた)。(駒大初の申告敬遠だったが)おう、俺も初めてだよ。どうするんだと、俺も分からなかった(笑)。(延長戦によりまだまだ試合が続く状況だがどういう戦い方を求めるか)どういった考え方というか、目の前にある試合を一個ずつやるしかないので、先見ようが何日見ようがそんなもの見ても何の得にもならない。とにかく明後日の試合に、また今晩と明日で準備をする。それで出た結果でまた次を考える。(リーグ戦初の本塁打を放った長選手について)本当ね、なんて言うのかな、ああいう破壊力を持っている選手だからミスもするけど、一発という可能性も持っているし、肩も持っているし、初ホームランなんだろうけども、きっちり自分のスイングが出来たんじゃないかな。(次戦に向けて)もう一回1試合目だと思って、うちの粘り強い野球、1球ずつに対する野球を続けて行くだけ」

◆長 壱成
「(今日の試合を振り返って)きつかった。(具体的にどの辺が)8回のツーアウト満塁、最終回の1死一・二塁、2死一・二塁でバッター中川。一番いいバッターだったので。(敬遠で好調の中川に回した理由は)右対右で白銀にいくっていうのがいちばん抑える率が高いということ。(今日の白銀投手は調子がよかったように感じたが)代わってすぐに今日はいけることを白銀から聞いた。受けている感じも昨日と全く違ったので今日はたぶん追いついてもなんとか行けるかなと思ったんで良かった。(具体的は)落ちるボール。左バッターのツーシームのキレ、スピードが昨日と全く違ってそれを左バッターがどんどん振ってきていた。幅が広がった。(その理由は)わからないが、あいつ(白銀)は負けてる時や競っていて同点とか、そういう時に強いので。(1打席目にバットが折れて、違うバットで立った打席でホームランだったが)昨日から全部インコースばっかりて、壁を崩されて今日も1、2打席目終わった時点で絶対打たれへんと思っていた。今日フリーバッティングとか本当にいい感じだったので、2打席目が終わった後監督に『もっとしっかり振れ』と言われ、初球は絶対どの球でも振りにいこうと思っていたらホームランになった。(その後もツーベースも出たが)まさか甲斐野から打てると思わなかったのでたまたま。たまたまバットにあたって飛んでいった。(5点差ついた中でチームも落ちずに追いついた)ベンチの内山頼人とか、吉田とか、中野がずっと盛り上げてくれてたので、同点に追いついた。(追いついたことは自信になったか)今後にたぶん響いてくると思う。(次戦に向けて)しっかり勝ててないので今日みたいな感じてもう何点取られようが粘って、もういつも監督が言っているようにリーグ戦の中で一人ひとり成長していけたらなと思います」

◆白銀 滉大
「昨日は自信がないといか気持ちが入りきってないと自分の中で感じていた。監督と話し合って何が足りないかと言ったら気持ち。今日は気持ちだけを意識した。(気持ちが入っている一方で力みが抜けているようにも見えたが)腕投げになることが自分の中の課題だったが、そこは今日は良かったと思う。(ビハインドで追いついたが)本当は欲を言うともう一点取って欲しかった(笑)。ただ引き分けにできた、次につなげれられたというのはとても大きなゲームだったと思う。(今日のピッチングは)もっと完璧な投球をしたい。チームにも勢いがついてくると思う、このまま勢いをつけていきたい。(最後の中川選手の当たりはバットの先だったか)カットボールで空振りを取りたかったが当てられた。そういうところも次の試合までに調整したい。(打たれた瞬間ヒヤッとしたか)打球的に大丈夫だと思った。(昨日の話し合いは監督からの提案か)そうですね。(何分くらい話したか)10分くらい。(話し合いは)個人としてもチームとしても時々行う。(昨日と比べてボール自体はどうだったか)球速にこだわらずキレ、気持ちで押し切ることを意識した。(今日から調子を戻していけそうか)そうですね、いいきっかけになった」

◆若林 楽人
「(今日を振り返って)序盤厳しい展開だったが、行けないという雰囲気では全くなくて、二巡目とかでしっかり打てる準備をしていた。(神宮で2発目、リーグ戦では初のホームランだったが)狙って打てたわけではないし、甘いコースが来たらしっかり強く振るつもりはあって。久々に良い当たりで嬉しかった。(狙っていた球は)セーフティだったのでそこから甘めのまっすぐ(の球)を狙って。(実際に来たのは)まっすぐだった。(ホームランから流れが変わったと思うが)なんとかベンチの雰囲気と、出てる人の雰囲気を少しでも変えられたらなと思って。(チームメイトから何か声はかけられたか)帰った瞬間に喜ぶかたちではなくて、今流行りの、シカトからの喜び(サイレントトリートメント)みたいな感じだったので。(それに乗った?)はい。ベンチも多分考えてたんだと思うんですけど(笑)。(引き分けだったがチームの雰囲気は)今日と明日の過ごし方で次の試合の結果が変わってくるっていうのは、もう全員分かってることなので、次の東洋戦は長くなるというイメージをしながらやっていきます。(試合に出るプレイヤーとして次の目標は)自分はセンターなので守備からしっかり守って、バッティングも良い場面だったり、役割を果たせればと。そこを次頑張っていきたい」

◆緒方 理貢
「(試合を終えて)最初5点取られて嫌な雰囲気だったが、追いつけたことは1つの収穫。(1番としてチャンスを作っているが)自分が(塁に)出ることが仕事なので、仕事を毎打席毎打席やろうとしている。(ガッツポーズも多いが)チームを勢いづけようと思って(やった)。(9回2死から盗塁したが)サインは出ていなかったが、勝負をかけようと思い、思い切っていった。(プレッシャーは)ない。絶対決まると思った。失敗を恐れるということはなく『走ったら決まるやろ』と思った。(5点差をつけられてもベンチの雰囲気は変わらなかったが)絶対いけると思っていた。いけいけだった。(次戦に向けて)1日空くが、気持ちは絶対切らさずに。相手の先発はたぶん上茶谷だと思う。1回見ているのでその練習を明日したい。今チームはいい感じなので、その波に乗って明後日も戦いたい」

*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_basaball)

次戦、1部リーグ対東洋大戦第3回戦は5月4日(金)11:00~明治神宮球場で行われる予定。


■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
(大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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