春関開幕!日野、平林らが2回戦進出!
[硬式テニス部](2018年05月03日 09時26分)
平成30年度関東学生テニストーナメント大会本戦の1回戦が4月30日、大宮けんぽグラウンドなどで行われた。結果は以下の通り。
<男子シングルス1回戦>
○平林輝 2(5-7、6-2、7-5)1 ●蓮見亮登(明大)
●蘭大輔 0(1-6、2-6)2 ○佐々木健吾(慶大)
●中山樹 0(3-6、1-6)2 ○小峰良太(中大)
―田村迅 中断試合 ―石澤祐輝(法大)
○日野勇人 2(6-2、6-2)0 ●南翔太(青学大)
●渡邉康二 0(3-6、3-6)2 ○萩野颯太(青学大)
<男子ダブルス1回戦>
●有吉宏洋・蘭大輔 0(1-6、4-6)2 ○竹内聡有・中村悠人(日大)
●黒澤陸人・平林輝 1(3-6、7-6、7-10)2 ○田中隆輔・川島颯(慶大)
<女子シングルス1回戦>
○古川真実 2(6-0、6-1)0 ●大石真珠美(早大)
●渡辺安美 1(6-3、4-6、4-6)2 ○吉村暉(山学大)
○日暮春香 2(6-1、6-3)0 ●平田歩(慶大)
<女子ダブルス1回戦>
○古川真実・森島優 2(6-1、6-3)0 ●林夏鈴・丸岡亜美(専大)
●木部静・渡辺安美 0(4-6、4-6)2 ○大西沙衣、南文乃(亜大)
●岩本奈都季・内田葉土希 1(6-4、3-6、7-10)2 ○吉田百花、吉田明日香(明大)
【平林】
ファーストセット序盤こそ、相手のサーブに押されるも、冷静に耐えて拾いチャンスにつなげる。7ゲーム目はストレートで奪うなど、鮮やかなショットを連発したが、相手も引かず。5ー7でこのセットを落とした。
セカンドセットも白熱した長いラリーが続き、途中、出井コーチによるマッサージを受ける場面も。その後も、際どいコースで相手を翻弄し続け、6-2で勝負はファイナルセットへ。
序盤は巻き返しを図る相手の勢いに押され、3ゲームを先取される。しかし、疲労の中でも強気の姿勢を崩さず。アンダーサーブもおりまぜながら見事なショットで差をひっくり返した。7-5で制し、3時間に及んだ戦いはセットカウント2-1で平林が勝利した。
【蘭】
ファーストセット。ラリーの主導権を握って相手を追い詰めるところまでいくが、ネット際でのミスが多発し、なかなか得点につながらない。そうしたミスの影響から相手にゲームを奪われ、1-6でこのセットを奪われた。
セカンドセットは、序盤から相手のペースにのまれる。コートの前方で果敢に攻めていくが、相手から空いたコートの後方をつくロブで返されてしまう失点が目立つ。終始相手にゲームを運ばれてセカンドセット落とし、0-2で敗れた。
【中山】
ファーストセットは、ミスが目立ちなかなかラリーが続かず。相手の強気な姿勢に押される展開となり、3ー6でこのセットを落とす。
続くセカンドセットも相手のペースにもちこまれ、苦しい戦いに。「1点ずつとっていこう!」という仲間の声援を受け、中山も粘る。意地を見せたが、力及ばず。1ー6に終わり、セットカウント0-2で敗れた。
【田村】
本戦直通の田村にとって、この試合が初戦。ファーストセットから、ストローク対決が始まる。正確なコントロールで深いストロークを打つ田村に対し、相手も譲らずに返していく。長いラリーが続いていく中で実力が拮抗し、デュースへ。ファーストセットは惜しくも失ったが、応援に答えるなど前向きな姿でセカンドセットへ挑む。
セカンドセットは、ファーストセットから一転。相手の疲れも見え、田村が主導権を握る展開に。田村ペースの試合運びで相手を翻弄し、危なげなくこのセットを獲得。
ファイナルセットに突入すると、相手もファーストセットの勢いを取り戻してくる。中盤で連続してサーブミスをするなど、体力や集中力の限界が見えてきたが、粘ってつないでいく。ゲームカウント5-6の時点で、会場の都合により試合中断。決着は、翌日に持ち越された。
【日野】
本戦からの出場となり、この試合が今大会初戦となった日野。立ち上がりはサーブがなかなか決まらず苦戦したが、丁寧に試合を運び、着実にゲームをものにしていく。見事なショットを連発し、6ー2でこのセットを制した。
セカンドセットも終始優位にゲームを進め、相手を思い通りに動かす。終盤は相手の精彩を欠いたショットが目立ち始め、集中力を切らさなかった日野は6ー2でこのセットも奪い、セットカウント2-0で勝利した。
【有吉・蘭】
共にサウスポーの有吉・蘭ペア。有吉が強烈なサーブでポイントを奪うも、相手のペースにのまれ終始攻めきれず。ファーストセットを1ー6で奪われる。
巻き返しを図りたいセカンドセットだったが、ミスが目立ちいらだちを見せる場面も。有吉のボレーショットが決まるなど、流れを引き戻すかに思われたが、4-6で破れ、セットカウント0-2で日大ペアに敗れた。
【黒澤・平林】
ファーストセットは、終始相手の勢いと猛攻に押され、3-6で失った。
セカンドセット序盤も、相手のペースにのまれ、ゲームカウント1-4まで追い詰められる。しかし、ここで駒大ペアが盛り返す。攻めの姿勢と粘りで一気に追い上げると、ゲームカウント5-4に。相手の粘りもあってタイブレークまでまつれるが、風を上手く操って相手コートの奥をつくボールで得点を重ねていき、セットカウント7-6でこのセットをものにした。
ファイナルセットは、スーパータイブレークで行われた。相手も風に慣れていき、ポイントは均衡したが、惜しくも7-10で敗北を喫した。
◆日野勇人(営3)
「(今日の試合を振り返って)今日は風が強く、しかも久々の試合だった。予選からではなく、初めて本戦からの出場ということで試合勘など大丈夫かなと思いつつ、少し緊張というか不安混じりで試合に入った。だが、意外に風を味方にできたというか、そこまで悪くなく入ることができた。入ってすぐは相手にリードされる場面もあったが、落ち着いて『挽回できるだろう』という感覚でいけたので、今日は良かった。(特に意識していたことは)初戦ということで、最初はミスをしないようにして、ペースが掴めたら自分らしく攻めていこうという戦い方だった。とにかく、ひたすら自分のテニスをやることを意識した。(修正していきたいところは)フォアハンドはいつも通り良かったが、バックを狙われた時に少しミスが出た。いつも通り回り込んで打ったが、明日の対戦相手はもっと強いので、よりミスをしないように丁寧に打って明日も勝てたらなと思う。また、サーブが入らなかったので、しっかり入れていきたい。(今大会の目標は)去年はシングルスでは2回勝って、3回目でもう少し強いシードに負けたので、3回は勝ちたい。ダブルスも運良くベスト4に入れたので、去年の結果を越えられるように。そのための練習を少しはしてきたので頑張りたい」
◆平林輝(法2)
「(試合を振り返って)シングルスは、おとといくらいから腰が痛くてセカンドセットの途中くらいからアンダーサーブでやった。風もけっこうあったので、有効で相手もそれでミスがあった。シングルスもダブルスも風を使っていけた。ダブルスは、相手の勢いに序盤にのまれてファーストセットを落としてしまった。(今日の試合を終えて見つかった課題は)ダブルスは、大事な場面で弱腰になってポーチに出るのをやめて、ストレートの守りに入ってしまいそこで出ていればという場面もけっこうあってポーチに出る強い気持ちが足らなかった」
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