意地と強さを見せＢＩＧ８残留！

[アメリカンフットボール部](2015年12月14日 02時49分)

2015年度関東学生アメリカンフットボールリーグ１、２部入れ替え戦、桜美林大戦が12月13日、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。

☆駒　大42－14桜美林大
１Ｑ(14－７)
２Ｑ(０－０)
３Ｑ(７－７)
４Ｑ(21－０)

負ければ２部降格が決定する大事な一戦、駒大は第１Ｑ、＃４澁谷崇志からパスを受けた＃24末廣克貴がロングランで相手のディフェンスを抜き去りタッチダウンを決める。一方の桜美林大もファーストダウンを決め反撃に出るが４年生を中心とした強固なディフェンスが得点を防ぐ。後半は駒大の力がさらに発揮される。末廣の３つのタッチダウンと＃21田中峻聖のキックで大量得点を奪う。ディフェンスも高い集中力で相手の流れを止め試合終了。大差で勝利し駒大は１部リーグＢＩＧ８への残留を決め今季の試合を終えた。

◆新倉晴彦監督
「（今日の試合は）勝ててホッとしている。大事なところでミスが出てしまい、後半ではパスが機能せずランプレー中心にした。パスを決めることが課題。（４年生は）いろいろ大変だったが、ムードメーカーもいたし学生生活をアメフトにかけることができていてよかった。（今後の目標は）試合経験者が少ないので全員が戦力になれるようにする。フィジカルと運動神経もアップさせる」

◆勝又奨太（心４）
「（４年間を振り返って）色々あったがしっかりできたと思う。チームが一つになるまで時間がかかったが１～３年生が協力してくれたから良かった。ＴＯＰ８が目標だったから少し悔いは残ってしまった。（試合は）前半はもう少し点が取れたと思うが後半はオフェンス・ディフェンス共にいい感じだった。（後輩に向けて）後輩もＴＯＰ８に向けて頑張っていったが色々やり残したことがあると思う。それらを反省していって来年に生かしてほしい」

◆亀卦川学
「(試合を振り返って)勝てたことが一番だが、下の入れ替えっていうことで後悔もあった。けれども勝ててよかった。(４年間振り返って)４年間ずっと、練習も試合も楽しめた。(後輩に伝えたいこと)来年は上の入れ替えにいってＴＯＰ８に昇格してほしい」

◆二之方健(禅4)
「(試合を振り返ってみて)あっという間に終わってしまったという感じ。(３年次には怪我もあったが、４年間振り返ってみて)練習よりリハビリのほうがきつかった。治して帰ってきたときはまた戦えるなと思った。(後輩に伝えたいこと)ＴＯＰ８に上げられなかったけどまたＢＩＧ８で戦えるので、今度は全勝でＴＯＰ８に上がってほしい」

◆古川真平（法４）
「（この１年は）自分が引っ張ろうと思っていたが自分が助けられてばかりだった。周りの人に感謝している。（４年間を振り返って）最初は一人でやっていたが最後は周りに支えられてやってこれた。楽しかった。（後輩へ）自分を信じて突き進んで悔いのないように終わってほしい」

◆柏木健吾（法４）
「（４年間を振り返って）始めた時は分からないことも多く苦しいこともあったが楽しく終われて良かった（入れ替え戦は）上の入れ替え戦に行きたかったが、不本意な結果だからこそ、オフェンスもディフェンスも噛み合って、ＢＩＧ８の一部だという意地を見せられた（後輩に向けて）４年間楽しく、後輩と部活を通して切磋琢磨してきた。自分たち４年の背中を見て頑張ってもらいたい」

◆ 平澤遼（仏４）
「（４年間を振り返って）すごい悔しい。上の入れ替え戦に行けなかった。悔いはある。
（試合は）向こうが何してくるかわからない不安があった。しかしディフェンスのみんなが止めてくれたから安定して自分の仕事ができた（後輩へ）今年５位という結果で終わってしまった。来年は今年以上のディフェンスオフェンスでトップへ行ってほしい」

◆内田悠佑
「(今日の試合は)前半はオフェンスが噛み合わなくて、前半もっと点が取れると思ったが後半で切り替えられなかった。前半もっと取れるはず。それが今日の課題。ラインも、ディフェンスもよく止めてくれたと思う。(４年間を振り返って)耐えられないことばかりだったが今になっては楽しかった。(後輩に伝えたいこと)リーグ戦で負けた試合はなぜ負けたのか、勝った試合はなぜ勝ったのかをしっかり調べて自分たちの弱いところも強いところも知ってほしい」

◆宇梶晃平（政４）
「（４年間は）辛いが九割だったが大学でアメフトに出会えて良かった。最高の4年間だった。（今日は）やって来たことを出せた。オフェンスが40点取れて良かった。（後輩に向けて）悔しさを忘れないで欲しい。悔しさが無いと勝っても成長できないから絶対に忘れないでほしい」

◆伊藤健（経４）
「（４年間は）辛いことがいっぱいあったがこの４年間はかけがえのないものだった。（今日の試合は）正直ダメだった。ファールも多かった。でも最後のパスは良かった。（後輩に向けて）来年、上でやっていくために今年の反省をしてほしい」

◆古屋雅基（営４）
「（今日の試合は）本来目指していたところではなかったがチームらしいオフェンスができていた。（4年間を振り返って）１年生の時から試合に出させてもらっていてつらいことや苦しいことも多かったがここまでやってきてよかった。（後輩に向けて）能力がある選手が多いので基礎をしっかりつくって上のステージを目指してほしい」

◆建部裕也（法４）
「（４年間は）楽しかった。高校では違うスポーツをやっていたが、このスポーツができて良かった。（試合は）前半は苦しい試合展開だったが第３・第４Ｑから相手のしたいことが読めてきて楽な展開に持って行けて良かった。（後輩に向けて）来年も聖地でやれる。一部として駒大の代表として頑張って欲しい」

◆樋口佳大（営４）
「（４年間は）大学で初めてアメフトに出会ったけど、とても楽しかった。（試合は）チームが勝てて良かったが、個人的には怪我で抜けてしまったので悔いが残ってしまった。（後輩へ）ＴＯＰ８目指して頑張ってほしい」