• チーム唯一の勝利を手にした羽澤=駒澤大学テニスコートで(中尾彬人撮影)

  • 前衛攻撃からポイントを決める浅野・古川

ベスト4ならず、順位決定戦へ

[硬式テニス部](2015年12月20日 17時05分)

第26回関東大学対抗テニス選手権大会[女子]決勝トーナメント2回戦早稲田大戦が12月20日、駒澤大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル  駒 大1―4早稲田大B☆
S1 ●佐藤美沙乃0(1-6,0-6)2辻恵子○
S2 ●山口恵実0(0-6,3-6)2金井綾香○
S3 ○羽澤未宥2(2-6,6-3,6-3)1杉本友里●
D1 ●梶川・伊藤0(2-6,3ー6)2上・早野○
D2 ●浅野・古川0(4-6,4-6)2助川・山添○

昨日、上武大Aを5-0と大差で破り迎えた早稲田戦。S3の羽澤未宥(社2)は第2セット、相手の強いショットに耐えて粘り強くラリーを続けた。浮いた球がくると逃さずに強打。ゲームを奪取した。迎えた最終セットでもラリーで試合を展開。怪我からの復帰戦で勝利を掴んだ。D2の浅野友貴子(市3)・古川真実(社1)は前衛がチャンスボールを決め相手に迫るプレーをみせたが、あと一歩が決めれず敗戦。チームは1-4で破れた。この結果によりチームは5~8位順位決定トーナメントに進むことになった。

◆八木薫女子監督
「(今日は)勝ちにいこうと話していた。シードに勝つという目標を達成するために日々練習しているのでそれを試す場でもあった。(試合内容は)今解消しようとしている課題が解消されていなかったので、試合でもできていなかった。(具体的に課題とは)シングルスはチャンスが出来た時に前に出れるか、打った球に対してのカバー等、ダブルスは最後に決め切ってカウントに繋げること。逆に相手はそれらができていた。(今後は)これらの課題を新進、春関までに解消し、シードに勝てるようになりたい」

◆佐藤美沙乃(英3)
「(今日の自身の試合は)相手が王座で優勝したメンバーで簡単に勝てないことはわかっていた。球の速度で仕掛けてくるわけではなく、どんな状況でも相手選手に合わせてゲームを取ってくる相手だったので、自分は粘り強くラリーしてチャンスで打ち込もうと考えていた。普段とは違い、1ポイントを取るのが3ポイントを取るのと同じくらい難しい試合だった。ラリーを繋ぎ続けてポイントを取ってもゲームを取らしてくれず、中々主導権が握れなかった。ゲームの取り方が徹底している相手だった。体力、技術、精神全てもう一段階上に上げていかなければいけないと感じた。(今日のチームは)入りは悪くなかったが、技術が相手に負けていた。自分たちにとって練習過程であることが相手はできていた。(今後は)夏のリーグで味わった悔しさをみんなで共有できている。昨日も試合が終わった後は今日に向けて自主練習していた。みんなが高い意識で練習に取り組んでいるのが感じられる。今までと変わらない環境の中でどれだけ巻き返していけるかが大事。チームの想いは一つ。春関、リーグで悔しさを晴らしたい」

◆羽澤未宥
「(今日は)相手が強いのはわかっていたし、自分も怪我からの復帰戦だったので、やれることをやろうという気持ちだった。そしてチームの雰囲気を盛り上げられるように粘り強く試合をしようと考えていた。(試合は)最初、自分から打っていってポイントを取れていなかった。そこで一回ラリーを繋ごうというアドバイスがあったので、ラリーを繋ぎながらその中で攻めるようにしたらポイントが取れてきた。(最終セットは)第2セットと変えずにいこうと思ってやったつもりだったが、固くなって0-3になってしまった。そこから段々と第2セットのプレーに戻すことができて、ポイントが取れた。攻められても強気でプレーできた。(今後は)新チームになっていい風に変わってきていると思うので、みんなで盛り上げてリーグ戦に向っていきたいし、個人戦もいい成績を残したい」

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