• 河野はリズムを掴み、勝利を手にした=駒沢大学テニスコートで(中尾彬人撮影)

  • 今回もチームの勝ちに貢献した岩田(水野太雅撮影)

今季初白星!激戦を制する

[硬式テニス部](2014年09月05日 22時35分)

関東大学テニスリーグ【女子】2部第2戦・明大戦が9日5日、駒沢大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル ☆駒大6ー1明大

D1 ●梶川・山口1(6-3、5-7、4-6)2佐野・森○
D2 ○高橋・河野2(4-6、6-1、6-1)1井上、熊谷●
S1 ○佐藤美沙乃2(4-6、6-4、7-5)1佐野真代●
S2 ○河野 瞳2(3-6、6-4、6-2)1森美咲●
S3 ○浅野友貴子2(4-6、6-1、6-3)1井上鈴袈●
S4 ○羽澤未宥2(6-2、6-2)0臼井佑奈●
S5 ○岩田愛永2(6-3、6-2)0沼尻泰代●

今季初のホームで迎えた第2戦。D2の高橋・河野は、リズムをつかめず第1セットを先取されるが、その後はペースを握り、相手を寄せ付けず、勝利を手にした。S1の佐藤美沙乃(英2)は、長いラリーとコースをつくショットで、粘りのテニスを展開してくる相手に応戦し、勝ちを収めた。S4の羽澤未宥(社福1)は、コースに強いショットを放ちペースを掴むと、そのまま相手を圧倒。勝利をものにした。チームは6‐1と相手を凌駕し、今季初勝利を飾った。

◆江口淳一監督
「(今日は)二部でも決して楽な試合はないと思った。スコアは6-1だったが、全ての試合がタフだった。ダブルスでどっちの試合も第3セットまで持ち込んだことで、相手に体力的なダメージを与えることができた。もし、第3セットまで持ち込んでいなければ、逆に自分たちが危なかった。(羽澤は)普段の練習通りにプレーしてくれたので良かった。(上級生は)リーグ戦の怖さを知っているので緊張感がある。もう少し、のびのびとプレーしても良いと思う。 (相手は)しっかりラケットを振ってくるチームで、お手本になった。(次戦は)今日で勢いがついたので、残りの試合もこの調子で、一部を目指して頑張りたい」

◆竹内ひかり主将(英4)
「(今日は)全部いい試合だった。ダブルスもシングルスも苦しい試合が多かったが、浅野、羽澤、岩田が勝つなどと流れが良かったので、その後も勝つことができた。(次戦は)立教戦でホームの試合。今日のように試合に出る選手、出ない選手のチーム全員が頑張って、勝っていきたい」

◆高橋明希(英4)
「(今日は)前回も勝ったので今回も勝つ気でいた。前回以上にペアやベンチコーチとコミュニケーションをとって一体となってやっていくことを意識した。(相手は)二人ともサーブは速く、井上はストロークの中でスピンを使ったロブが上手く、ストロークをしてるだけでは勝てない選手だった。(対策は)同じタイミングでラリーするのではなく、緩急をつけたり、クロスラリーではなくストレートにするようにした。第2セットのプレーが良くそのプレーを最初からできたら良かったと思う。第3セットまでいったがスコアはあっさりだった。 (次戦に向けて)チームの昇格に向けてチーム一丸となって頑張りたい」

◆河野瞳(国3)
「(今日のダブルスは)青学戦のダブルスで自分たちのペースでプレーして、シングルスも勝てたので、深く考えずに自分のプレーをしようと思っていた。自分たちから引かずにプレーしようと考えていたが、(第1セットは)相手の様子を伺いながらプレーしてしまった。(第2セットからは)引かずにプレーできたので、そのまま勝つことができた。(シングルスは)青学戦で後輩が声を出し頑張ってチームを盛り上げる姿を見て、自分は次で4年生になるので、自分もチームを盛り上げていこうと思っていた。(相手は)大学に入る前から知っていて、バックが苦手な選手だということをわかっていた。バックを狙いすぎると相手にプレーを読まれるので、フォアでしっかりラリーしてから、バックを狙おうとしていた。(第1セットは)思い通りにいかなく、ミスをしてしまった。(第2セットは)0‐2の時に、周りが、もっと粘ってとかラリーを続けてなどと応援してくれて、無理してプレーしてしまっていたことに気がつくことができた。そこからは、相手のペースが崩すことができて、勝つことができた。(次戦は)去年、雨天やアウェイで大変だった立教戦。今回はホームの試合なので、体力的にも精神的にも自分たちが有利だと思う。今日のようにしっかりとプレーしたい」

◆佐藤美沙乃
「(今日は)相手が強いとわかっていたので、心の準備ができていた。インカレベスト8などと夏にいい成績を残している選手なので、ただ単にラリーを続けるだけではだめだとわかっていた。普通のプレーに加えて、いいプレーをしっかりしないといけないと考えていた。(相手は)しつこくラリーしてくる選手だった。ボールにスピンをかけてきたが、ホームゲームということもあり、落ち着いて対応した。ゲームを落としても、下を向かず、前向きにプレーした。(難しかったのは)ラリーと攻めのタイミングの判断。ポイントの中で考えながら判断した。(次戦に向けて)まだ、リーグ戦は続く。今日の結果に満足せず、やっていきたい」

◆岩田愛永(歴1)
「(今日は)最初は楽しめたけど、最後は勝ちを求めすぎて自分のプレーができなかった。単に自分のプレーをすると負けてしまうと思っていた。(対策は)無理に打たずに、自分のチャンスになるまで我慢するようにしていた。(調子は)あまり良くなかった。満足もしていないし、課題が残った試合だった。(次戦に向けて)今日は試合を早く終わらせるつもりでいたが、長くなったせいで後の選手にも響いてしまったので、次は焦らずにきっちり締めたい」

なお次戦、立教大戦は9月9日に駒大二子玉川キャンパステニスコートで午前9時から行われる予定

会場へのアクセス
東急田園都市線二子玉川駅より徒歩25分、
バス(駅前ロータリーバス乗場または玉川高島屋前から)砧本村行き「砧本村」下車徒歩1分

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