• 6安打、3失点で完投勝利を飾った今永=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 砂川は今季初安打が適時打となった

今永今季初白星!猛追振り切り連勝

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大3回戦(2014年09月06日 09時39分)

(5)米 満 310
(4)前 田 310
(9)下 川 400
 9 小 森 000
(8)江 越 410
(3)福山亮 310
 3 巻 木 000
(7)長谷川 300
(2)高橋亮 300
DH 川 合 400
(6)砂 川 111
 計     2851

2回、安打と暴投で1死二塁とすると、相手の失策の間に走者が帰塁し先制、続く2死一、二塁の好機で、9番・砂川哲平(法4)が左前適時打を放ち、点差を広げる。打線はその後も積極的な走塁で相手の失策を誘い、5回までに4点を挙げる。先発の今永昇太(経3)は、本塁打と2点適時打を浴び1点差に詰め寄られるが、失点後は落ち着いた投球を見せ、9回を被安打6、3失点に抑え完投勝利。連勝で勝ち点を獲得した。

◆西村亮監督
「(まずは開幕カード取れたが)まずは、というところだが、こんな展開だったらこの先、特に次は国学大なので厳しい。相手がサービスしてくれたのに、接戦をしているようではいけない。(走塁は)積極的にできていたが、まだまだ判断が甘い。(江越がようやく一本打ったが)たまたま。そのあとの打ち取られ方を見ていると、内容的にはいいものではない。(昨季と違い、失策がまだ無いが)勝利にはその要因は大きいが、シーズン中盤になって緊張感が出てきたときに良い守備ができるかというところにかかってくるのでまだわからない。今のところは集中できているので、来週また鍛えて次の週に臨みたい。(今永が二試合連続で本塁打を浴びているが)『一発病』というか、真っ直ぐ中心に組み立てる投手なので、相手に山を張られやすい。もう一つ注意していかなければいけない。(次戦からは)とにかく(打線を)つなぐことを意識して、少ないチャンスに集中して点を取れるようにしたい。あとは四年生に奮起してもらって、積み重ねてきたものを生かしてほしい」

◆福山亮(経4)主将
「開幕戦で勝てたことは大きい。(先制の場面で塁に出ることが出来たが)調子は悪くないので、気持ちでなんとか塁に出ようとおもっていた。(失策に助けられたような感じだが)確かにそうかもしれないが、その中でも相手のミスの隙をついて、勝ち切れたということはいいことだと思う。(今永が今季3本目の本塁打を浴びたが)やはりそれほど警戒されている。対策をされているなかで、ひと踏ん張りできるかが重要。(一週間空くが)守備からしっかり見直して、打撃はバントや走塁のレベルから練習して、レベルアップをはかりたい」

◆今永昇太
「(本塁打を打たれた球は)高めに外れた。高めに外れると、リーチの長い選手にはすぐ打たれてしまう。外れてしまうのだったら、低めに外していかなくてはいけない。それでも、ひとつひとつの投球に説明ができるので、そこは去年の秋からの成長だと思う。」


◆砂川哲平
「初球から行けるところは行こうと思って打席に立った。(盗塁は)相手のくせがわかっていたので、積極的に盗塁を狙っていった。(4年生の不振が続いているが)自分も含め、4年生にはいろいろな思いがあり、それが結果に繋がっていない。結果が出るまでは苦しいが、4年生は下級生のときから試合に出させてもらっているメンバーが多いので、その経験をいかして、一週間間が空くので、もう一度心の整理をしていきたい。(弟の活躍は)刺激になるし、負けられないと思う」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、国学大1回戦は9月16日13:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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