• 猛打賞を放ち、起用に応えた川合=神宮球場で(中尾彬人撮影)

  • 片山は7回を投げ、2失点と好投(藤本一輝撮影)

  • 逆転となる2点適時打を放った米満

川合猛打賞!片山奮投で初白星!

[硬式野球部][硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大2回戦(2014年09月04日 15時14分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対青学大2回戦が9月4日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 010 320 000 6
青学大 020 000 010 3

      打安点
(5)米 満 522
(4)前 田 411
(9)下 川 400
(8)江 越 500
(3)福山亮 320
(7)長谷川 320
(2)高橋亮 400
DH川 合 333
RD小 森 000
(6)砂 川 200
     計33106

    回 打安責
○片 山7 3072
東 野2 1041

 2回表、長谷川雄飛(経2)が三塁打で出塁すると、DHの川合祥太郎(法2)が中前適時打を放ち2試合連続で先制点を奪う。先発の片山雄貴(経3)はその裏、安打と四球でピンチを招くと、右越2点適時三塁打を打たれ逆転を許し、苦しい立ち上がりとなる。援護したい打線は4回、2死二三塁の場面で米満一聖(営1)が左前適時打を放ち逆転に成功すると、続く前田滉平(法3)も適時打を放ち点差を広げる。5回にも2点を加え4点差のリードをもらった片山は、その後を無失点に抑えチーム初勝利をあげた。

◆西村亮監督
「(片山は)状態はあまり良くなかったが、何とか粘ってくれた。もっと安定感があればよかった。(初登板の東野は)始めてだったので緊張していたとおもう。失点はしたが、9回は0点で押さえたのは大きい。(打線は)若い力が頑張ってくれているが、もっと4年生にも活躍して欲しい。(好調の米満は)斎藤のケガで1番にまわったが、思い切りの良いバッティングができている。積極的に降ることもでき、ボールもしっかりとられられている。ポイントゲッターとしての役割も、チャンスメイクとしての役割もできる力を持っている。川合もよく振れている。いい仕事をしてくれた(今日も江越のヒットがなかったが)これが実力なのかはわからないが、調子が悪くても試合の中で調整していけるように、対応してほしい。打てなくて、ムキになって売っているような感じがあるので、もっと頭を使ったバッティングをしてほしい」

◆福山 亮主将(経4)
「(今日は)何とか勝ちたかったので、そこで一つ勝てて良かった。(下級生は) オープン戦の時から調子が良いとバッティングが思いっきりいけてるんで、そこはどんどん打ちにいって欲しいと思う。(片山のピッチングは) 最初は今シーズン始めての登板だったこともあり、緊張していたが、だんだん片山らしいピッチングになっていった。まだまだ内容に課題があると思うが、なんとか抑えられて良かったと思う。(一年生東野は)物怖じしない性格なので、マウンドでも堂々としていた。今日もピンチを作ってしまったが、そこで何とか踏ん張れたので良かった。(4年生の完成度は)良いとは言えない。しかし、二年が打つとか一年が打つという個人個人の結果ではなく、トータルとしてチームが勝てれば良いと思っているので、そこは継続していきたい。(自身の調子は) 昨日も調子は悪くなかったが、一本が出るまでがダメだった。今日は一本が出て楽になった。(江越が不調だが)注目もされて、重圧とかがあると思うが、そこでもう一踏ん張り、もう一呼吸する選手だと思うので大丈夫だと思う。(次に向けて) 明日勝つと負けるとで全然違うと思うので、死に物狂いで勝ちにいきたいと思う。」

◆片山雄貴
「(調子は)オープン戦から悪くなく、よい状態でリーグ戦に入れた。多少は緊張したが、良い緊張感の中で投げることが出来た。(今日は)序盤は体が固まってしまっていた。上体だけで投げてしまい力が入っていた。制球に苦しみ、バッターを打ち取るのに精いっぱいだった。キャッチャーと1イニング毎に話をした上で次のイニングに向かえた。中盤、終盤に修正できたことはおおきな収穫だった。こういうことをもっと大事にしていきたい。(ランナーを背負う場面では)ランナーが出てしまうと、突っ込みながら投げてしまっていた。そこから打たれることが多かった。そこを早い段階で直していかないと、早い段階で得点を取られゲームが決まってしまう。次から入りから終わりまでしっかりベストな状態で投げられるように頑張っていきたい」

◆川合祥太郎
「(今日は)主力の4年生がいなくなる来季を見越してのスタメン出場だった。今朝、スタメンだということを監督に知らされた。(一番印象に残った打席は)五回の第三打席目。左中間の二塁打だった。打球は詰まっていたが、抜けてくれたので、良かった。(アピールポイントは)思い切りスイングできるバッティング。監督もその思い切りの良さを買ってスタメンにしてくださったのだと思う。(明日は)とにかく思い切りスイングしようと思う」

◆米満一聖
「(4回逆転タイムリー前に監督から指示がみられたが)チャンス潰してもいいから、思いっきり振ってこいと言われ、実際に打ててよかったと思った。(好調の要因としては)リーグ戦1週間前から始めた、ピッチャー用のトレーニングのおかげだと思う。今日も調子を維持するために、打順は考えず、いつも通りにしていた。1番は打ちたい打順なので、そこに入れてもらったからには、思いっきり振っていこうと思った。
(今日の試合について)中盤に普段出てない選手も打って逆転できたのがよかった。最終回にチャンスで自分に回ってきた時にも、集中力をきらさずに、もう1本出れるようにしていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、青学3回戦は9月5日、11:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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