• チームをけん引する平安主将=山びこスケートの森で(桑田静香撮影)

  • アドバイスを受ける1年生

  • 幹部と期待のルーキー(左から)関、神部、金谷、平安

アイホ合宿‘12~勝負の秋へ~

[アイススケート部]アイススケート部夏季合宿(2012年09月06日 21時37分)

 アイススケート部夏季合宿が、9月1日~9月7日の7日間、長野県岡谷市やまびこスケートの森で行われている。長野の清涼な気候の中、選手たちは早朝からトレーニングに励んでいた。氷上では、1年生と上級生の2部に分かれて練習。未経験者の多い1年生は基礎練習を中心に、上級生は今後のカギとなるディフェンスを念頭に、実践的な練習をしていた。合図に素早く反応しアドバイスを共有する姿や、陸上での和気あいあいとした姿から、チームの結束力がうかがえる。
 去秋のリーグ戦を2部6位で終えた駒大。様々なレベルが集まる中で、秋は個々の持ち味をどれほど発揮できるかが要となる。

◆#25平安 常主将(G4)
「(チームは)最後の秋が近づいているということで意識は高い。(雰囲気は)和気あいあいとしているが、締まりがないとも言える。話し合ったことをこなし、試合を通して自己満足で終わらないようなチームにしたい。(合宿のテーマは)守り。ディフェンスゾーンの確認をして個人個人のスキルを上げる。ビデオも使っている。 (1年生は)言われなくても自分達で考えて動けている。 (課題は)キーパーも経験がないので全員で守る意識を。失点を抑えて少ないチャンスを生かす。(秋リーグに向けて)学校が始まっても、合宿で頑張った分ベストの状態を維持したい。(個人的には)練習の時から自信をもつ。ムード作りにも励みたい」

◆#91金谷洋次郎副主将(現4)
「(上半期は)プレーをする自分たちなりには成長していると思うが、OBの先輩方からは変化がないと指摘される。第三者からのアドバイスを大事にしたい。(先輩方からは)未経験者中心のチームなので練習の質の低下、アイホの知識の少なさについて注意される。指導をするが、自分の練習があるので教えられない時がある。そこに穴が出てしまう。3年生以下は教わるのではなく自分で感じて欲しい。(課題は)意識を高く持つこと。一人ひとりが深く考えてくれていると、教えていて嬉しい。(秋リーグに向けて)コーチやOBに教わったことをしっかりこなして欲しい。(個人的には)パスを出しても決めてくれないことがあるが、めげずに出し続ける。辛抱強くプレーする姿が後輩の見本になれたら、と思う」

◆♯4関 達也副主将(国3)
「(上半期は)経験者が多くいた上の代が抜けて戦力が大幅にダウンしてからの新チーム作りが難しかった。(新チームの方針は)1年生が加入して今までの流れるような動きは出来ないので、守りを中心に。シュートチャンスでしっかり決めていけば得点していけると思う。(合宿では)個人としてのスキルアップよりも、チームのシステムを上げていきたい。(具体的なメニューは)ポジションの確認と、ブレイクアウトを正確にする練習。(秋リーグに向けて)キーパーをカバーできるように、自分達でキープして守れるようにして行きたい。チャンスを確実に得点に変えていく。(個人的には)強豪の昭和大に勝つこと。自分の出場するセットで多く点が入るようにしていきたい」

◆♯62神部 恒(経1)
「(入学してからチームには)慣れた。チームに貢献することが大切なので、まだまだ技術を向上させて行きたい。(今回の合宿の課題は)ディフェンスとフォワードの役割をしっかりと。練習試合で出た課題を毎回ひとつずつクリアしていくこと。(リーグ戦の課題は)決定力をつけること。先輩からのいいパスを外してしまうので、ビシッと決めて行きたい。(今後の意気込みは)得点もアシスト力も強化して、金谷さんに並ぶような選手になりたい。(同じ1年生の雰囲気は)みんな同じスタートラインに立っているので、心強い仲間。ビデオを見て研究しているので、追い抜かれないよう必死」

 なお、平成24年度関東大学アイスホッケーリーグ戦1回戦、対国士大は9/16(日)10:00~ダイドードリンコアイスアリーナで行われる。

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