• 留学生相手に攻める佐々木=墨田区総合体育館で(高橋伽奈撮影)

  • リーグ戦初出場初勝利を挙げた根本

  • 最後は鈴木が締めた

波乱起こるも、今季2勝目を手に

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・中大戦、埼工大戦(2012年09月07日 02時05分)

秋季関東学生リーグ1部・中大戦、埼工大戦が9月6日、墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

駒 大0―4中 大☆
●加藤悠二(商3)2―3鈴木○
●大場崇志(経2)0―3藤木○
●佐々木雄野(営1)2―3大野○
●中村謙吾(法2)、中村祥吾(法2)組2―3藤木、松生組○

☆駒 大4―1埼工大
○佐々木3―2斉●
○根本一城(市2)3―1花木●
○加藤3―1神原●
●中村謙、中村祥組0―3花木、星野組○
○鈴木大地(営2)3―2高橋●

 大会2日目は2試合が行われた。中大戦は加藤が2セット先取するも逆転敗けを喫すると、大場も中大エース相手に苦戦を強いられる。続く佐々木、ダブルス共に4セット目に相手のペースにおされると、そのまま最終セットも落とし敗戦。春季に激戦の末勝利した相手にストレートで敗れた。一方埼工大戦では、1番手・佐々木が留学生相手にも動じずドライブなどを繰り出し1セット目を先取。その後もサーブから上手く攻撃に移しフルセットの末勝利。続く根本は、終始攻めの姿勢を崩さず相手のボールについていき、リーグ戦初出場で初勝利を手にした。加藤も安定した試合運びで勝利したが、ダブルスは敗戦。それでも5番手・鈴木が一進一退の攻防の中、最終セットでは相手に攻撃をさせる隙を与えず、初回からスマッシュなどで攻め続け勝利。リーグ戦2勝目を挙げた。

◆長崎隆志監督
「(今日は)中大に負けて、全員この雰囲気ではまずいと思った。もう1回気を引き締めてと言った。(埼工大戦は)(佐々木)雄野が頑張って、根本がそれに答えて、(加藤)悠二が上級生の意地を見せてよく頑張った。ダブルスも悪くなかった。鈴木は練習を人一倍やってるから、余計なことは言わなくても対応できる、力むか力まないだけ。努力は人を裏切らない。(明日は)スイッチを入れ直して。このチームは100%のパフォーマンスをしないとだめだから。80%で筑波に向かっていってはだめ、100%でやらないとだめと話した。(明大戦は)向かっていくしかない。筑波に勝って、明大戦につなげたい」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)中大にセットオールで3つ落としていたが、勝負の世界なので仕方ない。埼工大戦で引きずるのではなく、中大戦は終わったことだし区切りをつけて忘れて、埼玉工業大戦に臨もうと。休憩中は、出た選手を中心に個人的に精神的なケアとかもして、結果的に結びついたと思う。(明日は)筑波は入れ替え戦で4―0で負けてるので、リベンジしたい。(明大戦は)本当の意味で挑戦者。苦しくはなるが勝ちたい。向かっていくしかない」

◆鈴木大地
「(埼工大戦は)相手は決まっていて、前に対戦したときに勝っていたので苦手意識はなかったが、2セット取られて焦った。焦って打っていたから、引き付けて自分のボールにしてから打つことを心がけた。(5セット目は)先に攻めていけたので多く取れた。(調子は)いい。1勝できてるので。勝つことだけ。(明日は)筑波は1年のときに入れ替え戦で負けて、自分はダブルスに出て負けたので、リベンジできるように頑張りたい」

◆根本一城
「(リーグ戦初出場初勝利)勝ってチームに貢献できたのを実感できた。そしてそれがいかに大変で大切か身を持って感じた。(緊張は)したんですが、誰しもこの舞台では(緊張)するので緊張を受け止めて、半分緊張、半分楽しく思いきって出来た。どうせやるなら緊張よりも楽しんだほうが自分のプレーができる。気持ちをコントロールできた。(周りからは)(リーグ戦に)出るかもしれないと言われていたので、しっかり勝てるように準備してきた。(試合は)割りきってやった。何をすべきか冷静になれた。有利不利の状況関係なく、どうやったら点を取れるか分析できた。(次戦は)今日は今日で切り替えて1試合1試合気持ちを込めてプレーしたい。プレーするなり応援するなりできることをやる」

◆佐々木雄野
「(中大戦は)試合前は勝つ気でいたけど、相手が同じぐらいのレベルで同じ歳というのを心のどこかで意識してしまった。それで後半固くなってしまった。(切り替えは)引きずっても意味ない。監督とキャプテンから切り替えようと言われた。みんなが切り替えていたのでスムーズに切り替えることができた。(埼工大戦は)1年ということで出だしで盛り上げようと。負けても、いい流れが作れればと。結果的に勝ちに繋がったので良かった。(相手は)周りは負けると思ってたと思うけど、自分は倒してやろうと。それが気持ちに繋がった。1番は応援が大きかった。先輩から応援してもらって、ベンチ、スタンドが力になった。(明日は)駒澤の持ち味である勢いを大切にしたい。個人的にはチームのために1勝でも多く勝って、チームの勢いや勝ちに繋がればいい」

 なお、次戦は9月7日、筑波大戦が10:30から、明大戦が15:00から墨田区総合体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR錦糸町駅北口より徒歩5分、半蔵門線錦糸町駅4番出口より徒歩3分

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