• 山本は決勝ゴールを決め、チームを勝利へ導いた=平塚競技場で(森下和貴撮影)

  • けがから復帰し、今季リーグ初出場となった宮城

  • ルーキー積田も初スタメンながら奮闘した(河田奈津子撮影)

エースは俺だ!山本渾身の勝ち越し弾

[サッカー部]第86回関東大学サッカーリーグ戦・第4節日本大学戦(2012年04月29日 00時06分)

 第86回関東大学サッカーリーグ戦・第4節日本大学戦が4月28日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大2―1日 大
   (1―0)
    (1―1)

【得点者】()はアシスト
42分:[駒]湯澤(中村)
52分:[日]山内(三浦)
90+2分:[駒]山本(田中)

【メンバー】
GK積田景介[1]
DF若山瞭太[3]、三澤祥馬[4]、嶋谷昇大[1]、田中雄一[3]
MF宮城雅史[4]、碓井鉄平[3]、小牧成亘[2](→66分糸井康裕[2])、湯澤洋介[4]、中村 駿[1](→82分山本大貴[3])
FW小牟田洋佑[2](→71分礒部裕基[2])
【SUB】
GK大石健太[3]
DF奥田 陸[2]
MF板倉直紀[2]
FW菊池将太[1]

※[ ]内数字は学年

 2試合連続のドローから迎えた今節。前半から積極的に攻め込むと、混戦の中で湯澤がゴールを奪い、1点リードで前半を折り返す。後半は序盤にディフェンスの隙を突かれて同点とされるが、その後は硬直状態が続いた。65分を過ぎ、立て続けに選手を入れ換えると2トップにシステムを変更。するとこれが功を奏しロスタイム2分のラストプレーで、途中交代の山本が今季初となる見事な決勝ゴール。3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

◆秋田浩一監督
「諦めないでよくやっていた。だめだったけど、やろうとしていることを徹底して出来ていた。前半、小牟田が落とせると湯澤が拾って全部チャンスになっていた。それをやり続ければいいだけ。あともう一歩。(決勝点は)あれは良かった。ああいうことをやって欲しい。同点になりそうなところで勝てたので、自分たちのやることをやれば勝てるのだと自信に繋がったと思う。理想の形。(連戦になるが)やるしかない」

◆三澤祥馬主将(経4)
「本当に勝って良かった。(前半の先制は今季初だが)攻撃が1点取ってくれて、楽になるかなと思ったが、後半の流れの悪い時間帯に決められてしまったので、攻撃陣に申し訳ない。(失点シーンは)自分と宮城の2人で出てしまったところがあって、裏を取られたのであそこはしっかり修正しないといけない。(次節は)連戦でも出来るように体は作ってきているので、2試合、90分間、90分間をしっかりと勝てるようにしたい」

◆宮城雅史(商4)
「自分としてはまだ足りないという印象。取り切れるところは早く取って欲しかったし、きつくなって前に急いでしまった。気持ちで勝ったようなものだったが、久しぶりなので嬉しかった。(競り勝てていたが)まだまだ足りない。後半は周りの人を動かせなくて、スペースを使われてやられてしまっていたので、自分がもう少ししっかりしないと。次の2試合は気持ちを全面に出して、勝ちにこだわってやっていきたい」

◆山本大貴(法3)
「本当によかった。嬉しい。やす(糸井)が競り勝ってくれて、そこから流れが生まれて雄一(田中)が早いクロスを入れてくれた。最近は外からの早いクロスの練習をしていたので。(アップ時は)同点だったので、特に気持ちを入れてやろうと思った。FWなので点をとることを考えていた。(人一倍喜んでいたが)本当に嬉しかった。エースストライカーという気持ちで頑張っていきたい。後輩には負けられない」

◆積田景介(営1)
「味方を盛り上げて、自分に任せろと思われるようにプレーしようと思った。(DFとは)自分的には50点くらい。監督からはキーパーなんだから学年関係なくDFを動かせと言われてる。(失点は)迷い無く前に出たが、相手が上手かった。(前線へのフィード面は)危ない場面があった。前半から後半途中までは良かったが、その後は疲れが出た。(チームに合流して間もないが)チームとして形になれるように努力したい」

 なお、次戦第5節・対拓殖大学戦は5月3日、13:50から法政大学城山サッカー場で行われる。

◆法政大学城山サッカー場
・JR横浜線「相原」駅より「法政大学」行バス乗車、「公会堂前」下車、徒歩10分
・京王線「めじろ台」駅より「法政大学」行バス乗車、「法政大学前」下車、徒歩15分

◇関連情報

発行冊子最新号一覧背景(左)

サッカー部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)