陸上部新入生特集 Vol.1

[陸上競技部]2012年度陸上部新入生特集(2012年04月26日 12時27分)

 昨年度は「原点と努力」をテーマに活動してきた陸上部。今年のテーマは、「原点と無」。気持ちを新たにスタートを切った陸上部に、この春、強力な新入生が駒大の門を叩いた。新たなフィールドに立った13人の新入生に、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第1回目は、久米谷桂介選手、山口敦也選手、小山裕太選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『同学年の中で自分が一番頑張ったと思えるような選手になりたい』
    ―久米谷桂介選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―尊敬する先輩がいる箱根駅伝の常連校だから
「目標とする人は?」―猪浦舜さん(市2)
「大学での意気込みは?」―自己ベストを更新したい。一度でいいから箱根駅伝に出たい

―駒大に入ったきっかけは何ですか?
久米谷桂介(以下久米谷) やっぱり練習とか、尊敬する先輩がいるというところと、箱根駅伝の常連で強い大学に行きたいと思ったからですね。
―監督の印象は?
久米谷 陸上のことに一生懸命で本気でやっています。選手のことを考えてくれて、食事の面も(監督の)奥さんがしっかり支えてくれます。
―目標にしている人は?
久米谷 猪浦先輩です。高校の頃から一緒に練習をしていて、身近で見ていた先輩が駒澤大学に入って箱根駅伝のメンバーに選ばれたところに尊敬しています。
―ライバルは?
久米谷 同学年全員です。
―大学と高校との練習の違いは?
久米谷 朝練習から長い距離で走ったり、二回練習があったり、先輩たちの雰囲気もとても良いと思います。高校と違ってメリハリがありますね。
―4年間でどのような選手になりたいですか?
久米谷 同学年の中で、自分が一番頑張ったと周りの人が思うような選手になりたいです
―もし箱根駅伝を走れるとしたらどの区間を走りたいですか?
久米谷 出れるなら何区でも。下るか登るかなら、登りたいです。

◆久米谷 桂介(くめや・よしゆき)
文学部地理学科1年
飯能南高(埼玉)を経て入学
5000mベスト 14:55:47
座右の銘「努力は人を裏切らない」



『三大駅伝に出場し、ベストタイムを大幅に更新したい』
    ―山口敦也選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強いチームに憧れて
「目標とする人は?」―後藤田健介さん(法4)
「大学での意気込みは?」―力をつけ三大駅伝出場とベスト記録も大幅に更新したい

―駒大に入ったきっかけは?
山口敦也(以下、山口)強いチームに憧れて、自分もそのチームとして走りたかったので。関東の大学の中でも常にトップの走りをみせ、いつテレビで先輩たちが走っているところに憧れて自分も走りたいと思いました。
―高校と大学での練習での違いはありますか?
山口 高校では先生からメニューを与えられてそれをこなして終わりだったんですけども、大学はメニューを与えられたうえで、自分でどれくらいやったらこうなるとか考えて実践するところが高校とは違うやり方だなと思いました。
―監督の印象は?
山口 甘い行動を許さず、常に高い意志を持っています。一流の監督である大八木監督なので、監督から頂く一つ一つの言葉が自分たちを高めてくれて、自分たちのことをよく考えてくれる方だなと思っています。
―目標としている人が後藤田さんとありましたが…
山口 埼玉県出身の先輩で、学年では被ってないんですけれども、埼玉栄高校で活躍する姿をみたり、一年目からチームのメンバーとして箱根を走っている姿をみて、後藤田さんみたいな力をつけたいです。性格面でも挨拶して返してくれたり、onとoffのスイッチが切り替えられる人だなと尊敬しています。
―4年間の目標をお願いします。
山口 力をつけて、三大駅伝に出場し、ベスト記録も大幅に更新したいです。また自分は故障が多いほうなので、故障しない身体づくりをして、しっかり練習を積んでチームの力になれる選手になって頑張りたいです。

◆山口敦也(やまぐち・あつや)
法学部法律学科1年
東農大三高(埼玉)を経て入学
5000mベスト 14:43:04
座右の銘「人間本気になれば大差なし」



『常に前を見て、野性的な走りをしたい』
    ―小山裕太選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―先輩に憧れて
「目標とする人は?」―中村匠吾さん(経2)
「大学での意気込みは?」―周りから見て強いなと思われる選手になること

―目標にしている選手が中村匠吾さんですが、なぜですか?
小山裕太(以下、小山) いろんな大会や記録会で高校時代から一緒に走ったり、合宿を一緒にやらせてもらって、強い選手だなと思えるし、留学生とかが混じってる試合で勝ってるのを見てもかっこいいなって思いました。
―(中村選手の)憧れている部分はどこですか?
小山 中村さんは中盤から後半にかけてすごい押しが強くて、粘り強い走りをして、自分にないところなので。
―座右の銘は?
小山 走姿顕心(そうしけんしん)。高校の先生に教えてもらったのですが、漢字の通り、走る姿にその人の心が映るという意味で、走る姿を見て、嫌だな…と思って走っているとか、楽しそうに走っているな、とかそういうのがわかるということです。
―自分が走っている姿は周りからどう見られたいですか?
小山 やっぱり楽しそうに走っているように見られていですし、試合があれば、常に前を見て、前をとらえられるような、野生的なところを見てもらえたらと思います。
―監督の印象は?
小山 厳しいけど、温かいです。寮生活も初めてだったので、生活する中でいろいろ厳しいなと驚く部分もあったんですけど、生活していく中や、高校時代から監督と話していく中で、自分のことを思ってくれてるところや、見透かされているところもあって、そういった面ではすごい温かいなと思いました。
―高校から大学に入って、監督を見る目は変わりましたか?
小山 高校のころから厳しい方だったので、特には変わらないです(笑)
―大学での意気込みが箱根駅伝4年間完走とありますが、どの区間を走りたいですか?
小山 学年があがって力がついたら、2区、9区のエース区間を走りたいなと思います。―4年間でどんな選手になりたいですか?
小山 そうですね、ただ早いとか、良いタイムを持った選手だけではなくて、周りから見て強いな、とか、駅伝走るにしても、監督とか先輩から、「こいつはこんぐらいで走ってくれるだろう」と思われるタイムでびしっと走れるようになりたいです。
―それは期待に応えるって意味が強いということですか?
小山 そうですね。
―今年一年の展望を聞かせてください
小山 長い距離はそこまで走れないと思うので、シーズン前半、特に夏の合宿でしっかりと走り込んで、スピードを武器にした走り、スタミナ+スピードっていう感じで。ラストに並んで、終盤後半しっかりついていけるようにしたいです。

◆小山裕太(こやま・ゆうた)
経済学部経済学科1年
豊川工業高(愛知)を経て入学
5000mベスト 14:06:21
座右の銘「走姿顕心」


次回は4月30日(月)、3名の新入生を紹介する予定です。お楽しみに!


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