鵜飼の2号弾で一矢報いるも、貧打に苦しみ今季５敗目を喫する

[硬式野球部]東都大学野球春季１部リーグ対中大１回戦(2021年04月26日 22時17分)

東都大学野球春季１部リーグ対中大１回戦が４月26日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆中　大１０１ ２０１ ０００ ＝４
★駒　大０００ １００ ０００ ＝１

〈打者成績〉
　　　　　　　打安点
［D］浦口　　２００
［8］大森　　３００
［4］林(琢) ４００
［7］鵜飼　　４１１
［5］新田　　４００
［9］与倉　　３００
［3］佐々木(魁)２００
H3 澤田　　１００
［2］岩本　　２１０
［6］小園　　２００


〈投手成績〉
　　　　　　　打安点
●谷藤３　　　14３２
　福山５　　　224２
　染谷2/3 ２００
　佐藤(翔)1/3 ２００

観客の拍手も、応援団の楽器の音もない中始まった現在１位の中大との第1戦目。
先発のマウンドに立ったのは今季初先発となる谷藤大成(政３)。
しかし１回表から２本の安打を浴び、犠打によって先制点を許すことになる。
続く２回表は三者凡退に抑えるも、３回表には四球を与えると左前安打を浴び、さらに四球で満塁のピンチとなる。続く打撃で一塁手を打ち取るも、その間に三塁走者が本塁に戻り１失点となった。
４回表に投手交代。救援に上がったのは今季６試合で先発を務めたエース福山優希(社３)。しかし中越え二塁打を浴び1死二、三塁とされると暴投してしまい、三塁走者が帰還。次の打者は左飛球に抑えるもその間にもう1人が戻りこの回計２点を失った。
援護に出たい打線は鵜飼航丞(商４)が今季２発目となる左越え本塁打を放ち一矢報いるも、好投する中大投手陣に抑えられ、この日本塁打合わせて2安打と貧打に苦しめられた。
その後8回表まで福山は失点することなく継投し、9回表に今季初登板となる染谷康友(国４)、佐藤翔(法3)が登板し中大打線を4人で打ち取り、打線に望みを託した。しかし9回裏、打線は三者凡退で打ち取られ、試合終了。今季の合計黒星数を５とした。

◆大倉 孝一監督
ーー谷藤選手先発で工夫、苦労した継投でピッチャーは頑張った試合に見えたのですが
打てなかった試合だったか
「そうですよね。もうちょっと塁に出ないとだめですよね」
ーー本来もう少し打てる打線かと思うのですが
「打てる打線かどうかはわからないですけども、やっぱりこんな試合をやってたんじゃ勝てないですよね。打つこともそうだし、塁に出ることもそうだし、野球をやっててヒット２本という試合はそうそう高校野球でも大学野球でもプロ野球でもあるわけではない。これが続くと言うことは、だいぶ力の差があるということ」
ーー残り試合も少なくなってきましたが、なんとか打開するために打線の雰囲気をどのように変えていくか、考えて調整とかは
「できる中でメンバーは練習している。だからもう少し狙い球だったり、打つ方向だったり、というところを徹底していくことしかないでしょうね」

◆鵜飼航丞(商４)
ーー本塁打は見事でしたが、打った球種は
「まっすぐです」
ーーただあの本塁打以外チーム全体の打線として寂しい結果になったが、チームの打線はどう考えているか
「振らないといけない球を振りに行かず、苦しい球に手を出して凡退するイメージがある」
ーー４番としてチームの打線を活性化するためにどんなことを心がけていきたいか
「まずは振ることなので、一人ひとり狙い球を持って打席にはいることが大事。また、追い込まれてからはピッチャーに球数を投げさせていかに塁に出るかということを考えていけばもう少し良くなるかなと思う」
ーー２ボールからでしたけどストレート狙い
「そうですね。ストレート、ボール、変化ボールだったので、ここはストレートが来るだろうなと思いまっすぐだけ張った」
ーーそういうアプローチをみんなで共有していく形か
「そうですね。今日のピッチャーはボールが多かったのでカウント的には２-２や0-２になることが多かった。一つ僕も０-２で当てに行ってしまったんですけど、そういう時に張り球をもう１球を捉えるかというのは大事かなと思う」


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次戦、１部リーグ対中大第２回戦は４月30日(金)11:30～明治神宮球場で行われる予定です。
緊急事態宣言発令中のため無観客試合で行われます。特別招待券をお持ちの方でもご入場はできません。詳しくは東都大学野球連盟公式HPをご確認ください。

◇関連情報

• 東都大学野球連盟
• 東都ベースボールweb(写真提供元)