投打が噛み合わず、痛い今季４敗目を喫す

[硬式野球部]東都大学野球春季１部リーグ対立正大２回戦(2021年04月21日 20時34分)

東都大学野球春季１部リーグ対立正大２回戦が４月21日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

★駒　大０００ ００１ ０２１ ＝４
☆立正大１００ ２５０ ００ｘ＝８x

〈打者成績〉
　　　　　　　打安点
［９］浦口　　２００
　H　近藤　　１１１
　６　坂本　　０００
［８］大森　　３２１
［４］林(琢) ３００
　H　仁和　　１００
　４　月岡　　０００
［７］鵜飼　　４００
［５］新田　　３１２
［D］藤原　　１００
HD　与倉　 １０１
［３］澤田　　１００
H 藤田(龍)２００
３ 佐々木(魁)１００
　H　萩野　　１００
［２］岩本　　３１１
［６］小園　　２１０
　H９佐藤(勇)０００


〈投手成績〉
　　　　　　 　打安点
●福山　　４　 21８５
　谷藤　　 1/3７３２
　東田　　　２ ８２２
　佐藤(翔)　2/3 ２００
　米山　　１　　　５１０


立正大とのカード２戦目。
駒大、立正大どちらも先発のマウンドには１戦目と同じ福山優希(社３)と土屋が上がった。駒大は1回表、浦口輝(営３)が四球で出塁するも、牽制死で流れを相手に奪われる。その裏の立正大の攻撃、先頭を打ち取ったものの、１死から四球を許し、後続を三振に打ち取り２死とするも後続に左前安打を許し、２死一、ニ塁の場面で主将の桂川に中前適時打を許し先制点を奪われる。
同点に追い付きたい打線だが、立正大先発の土屋から安打を奪えない状況が続く。
すると４回裏、右前安打で出塁され、２死一塁とされると、８番須藤に２点右本塁打を許し、０対３と点差を突き放される。
さらに、５回裏、右前安打と福山を強襲する安打を浴び、福山は治療のため降板。谷藤大成(政３)が継投する。しかし、その後の打者に四球を与え、無死満塁とすると、またも主将の桂川に今度は満塁本塁打を浴びる。その後も安打などで１死満塁のピンチを迎えると、谷藤から代わった東田健臣(経１)が死球を許し、押し出しで追加点を奪われた。
一矢報いたい打線は、６回表に、岩本皓多(経２)が公式戦通算２本目となる本塁打を放ち反撃ののろしを上げる。8回表には、与倉良介(法３)が死球、代打の佐藤勇治(現４)が四球で出塁し、2死一、二塁とすると、1番代打の近藤翔真(営３)の右前適時打で1点と続く大森　廉也(法２)の中前適時打でこの回2点を獲得する。
なんとしてでも反撃したい打線は、９回表、新田旬希(商４)が遊撃手の捕球失策で出塁し、与倉の打席間の捕逸で進塁し、1死三塁とすると、与倉の中犠飛で１点を奪うも、続く代打の荻野魁也(法２)が打ち取られ試合終了。
またしても投打が噛み合わず、痛い４敗目を喫した。


◆大倉 孝一監督
――中盤追い上げたが、あまり安打が出ない試合だったが
「追い上げたというか、８対０ですからね。それはもう厳しい展開」
――土屋選手が出てくるのは予想外か
「想定内」
――昨日と違う点は
「昨日は１回途中で変わったのでどうだったのかは分からない。丁寧なピッチングしてくるのは想定内」
――安打が出ないのは打ちようがなかったか
「１点、２点リードされて序盤安打が出ないのは想定内。なので中盤に代打が出さなければという状況で一挙に５点取られた。3対０や４対０の時に1点でも取りたかった」
――福山選手に打球が当たったが
「打撲、詳しいことは帰ってからじゃないと分からない」
――福山選手がエースで先発だが他の選手は
「誰もやったことがないので、消去法で優先順位が付く。彼にはちょうど苦しい所ではある」
――２勝４敗であるが
「終わったことを気にしてもしょうがない。それが東都。これから1戦１戦望んでいく」
――林選手のけがについて
「ボールとバットの間に右の小指を挟んだ形、詳しくは帰ってみないと分からない」
◆岩本皓多(経２)
――本塁打打った球は
「チェンジアップ」
――安打を出せない状況で入ったがどう思ったか
「今まで身体が開いていて、ずっと練習でも身体が開かないようにしてきた。少し練習が結果に繋がって良かった」
――投手的に苦しいリーグだが
「福山は(試合で)経験積んでいるが、他の投手はまだ試合数が少ないので、その中で自分が引っ張っていきたい」


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次戦、１部リーグ対中大第１回戦は４月26日(月)11:30～明治神宮球場で行われる予定。