• 後半の最後には前線に出て戦った星=中央大学多摩川キャンパスサッカー場で(阿部愛実撮影)

  • FW登録となった荒木は前線で多くチャンスを作った(阿部虎徹撮影)

1点が遠く、苦難の一戦に……

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第18節・筑波大戦(2019年10月26日 20時28分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第18節・筑波大戦が10月26日、中央大学多摩キャンパスサッカー場で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大0-1筑波大

【得点者】
53分:[筑]犬飼 翔洋

【メンバー】
GK
1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]

DF
17 前田 武勇[4年=広島ユース]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
19 松村 王貴[3年=洛北高]

MF
24 米田 泰盛[3年=駒大高](→72分 11 森本ヒマン[3年=矢板中央高])
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
14 米田 大介[3年=浦和東高]

FW
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高](→89分 33 會澤 海斗[2年=水戸商業高])
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース](→84分 12 竹上 有祥[4年=駒大高])

【SUB】
GK 22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]
DF 15 藤田 比呂[4年=札幌大谷高]
MF 13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
MF 26 中間 俊亘[3年=広島県瀬戸内高]


前半は拮抗した展開。支配率で上回ったのは筑波大だったが、星を中心に統率の取れたディフェンスラインが集中力高く守り、決定的なチャンスを与えない。さらに攻撃では左右からのセンタリングで決定機を生み出し、高橋や荒木が再三フィニッシュに絡むも得点には至らず。前半をスコアレスで折り返す。

後半は再び高い集中力で挑みたいところだったが、立ち上がりの53分にコーナーキックの処理を誤ったところを詰められ失点。失点からなかなか流れをつかめず苦戦する中で、72分に米田泰に変えて森本を投入。荒木を右サイドハーフへと下げ、森本と高橋のツートップで得点を奪いに行く。すると75分、その森本が持ち前の空中戦の強さを見せ、競り勝ったボールに荒木が反応。ボールは一度相手に弾かれるが、走り込んだ薬真寺がシュートを放つ。しかしここは相手GKがセーブ。88分には、松村王のセンタリングをファーサイドで森本が折り返し、米田大が繋いだボールを薬真寺がシュート。一瞬ゴールかのように思われたが、ボールは惜しくもサイドネット。後半の最後には星が前線に残り、チーム全員でパワープレーから相手ゴールに迫るが、同点ゴールを奪うことは叶わず。0-1で敗戦となった。

現時点で後期リーグ戦8試合終了も、勝ち点は2と勝利から遠ざかっている状況。残り4戦となり、次節は集中応援となる立正大戦。監督は「絶対白星が欲しい」と語った。


◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)とても残念だが、今日はディフェンスが頑張っていて、オフェンスもそれなりに(頑張っていた)。内容的にはよかったと思う。ただ、点数が取れない。それが勝てない理由。(前半は0-0で抑えたが)1点、2点ほしかった。チャンスもいっぱいあり、結構よかったのでいけるかなと思っていた。後期の中で内容としてはいい方の出来だと思う。ただ、結果は勝負事なので、結果が伴わなければいけない。仕方ないのかなと思う。(1点が遠いような雰囲気だが)練習はしているがなかなか。ただ(今日は)高橋潤哉にたくさんチャンスがあったから1本くらい(決められたら)…。それで吹っ切れたら変われたのかなと思うと少し残念。1本でも取っていれば大きく変われるチャンスだったと思う。全体的に言えばインカレも出れなくなってしまうかもしれないので、苦しい展開。その殻はどこかで破らなければいけないもの、それは練習しかない。(どんなところに重きを置いて練習していくか)ゴールをとる練習。迷ったりするから(ゴールが奪えない)と思うから、外してもいいから狙ったところには思い切って打つ、それだけ。(高橋)潤哉とか薬真寺とかは何回もチャンスはあったが(外れてしまったので)、あれを決めること。(次戦への意気込み)ぜひ勝ちたい。勝たないと大変な状況。絶対白星が欲しい。(集中応援開催日だが)来週、気持ちを入れてあと4つ取りにいきたい」

◆星 キョーワァン(法4)
「(今日の試合を振り返って)チャンスがあれだけ多い中で、点を取れないで失点してしまったというのは今年の弱さかなと思う。(試合内容は悪くなかったが)自分たちの意図した展開で、自分たちのやりたいことはやれてたのだが、最後の得点という部分が取れなかったのでそれは今年の、特に後期の課題で、そこがなかなか修正できていないというところが敗因だと思う。(公式戦で勝利から遠い状況だが)みんな勝ち点3に向けてやってはいるが、最後の部分で点が取れなかったり失点してしまったりというのは自分達4年生が4年間積み重ねてきた結果だと思うので、そこは自分たちに責任がある部分だと思う。(最後は自身も前線に残り攻撃に参加していたが)前線に上がったので、上がったからには何か一つ残そうという思いだった。でも、点が取れなかったので悔しい。(そのときはどのようなプレーを意識していたか)とにかく味方に頭でつないで、最後のところで中に入っていくというのを意識してやっていた。(次節の集中応援に向けて)集中応援もそうだが、とにかく目の前の試合で勝つしかないので、勝てるようにまず今週自分たちと向き合って、良い準備をしてやっていきたい」

◆荒木 駿太(市2)
「(今日の試合を振り返って)今日は結構チャンスがある中で決められなかった。そこが相手に負けたところだと思う。(シュート数は多かった印象だが)結構チャンスがあった中で決められないというのが今の自分たちの課題。筑波大はワンチャンスをものにするという強さがあった。(崩される場面は少なかったが)あのセットプレーのコーナーキックのところだけだったというのがあるので、崩されなかったというのはひとつ良かったと思う。(自身のパフォーマンスは)まだ監督の言ってることが自分としてはできてないかなというのがあるので、まだ2年生ということは考えず、負け続けるのはいやなのでしっかりできるように頑張っていきたい。(監督に求められているものは)フォワードが競ったあとのボールに速く行くこと。まだ「見て動いてる」と言われるので。自分としては1年生のときよりはできていると思うが、監督から求められてる以上やらないと勝てないと思うし身長もないのでそういうところにこだわっていかないといけないと思う。(いつも僅差で負けてしまう原因は)最後まで粘る駒大のサッカーというのが、最後まで徹底してやることが今日もどこかできていない部分があったと思う。そこで自分たちのサッカーができたら勝てると思っているので残り4試合徹底してやっていきたい。(次節は集中応援だが)負けられない状況で残り4試合。チームに貢献できるように頑張っていきたい」


なお、次節は11月3日、味の素フィールド西が丘にて11:30より立正大と対戦。集中応援開催日となる。
◆味の素フィールド西が丘
〒115-0056 東京都北区西が丘3-15-1
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分
・JR「十条」駅より徒歩20分、または「赤羽駅西口」行バス乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

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