• 森本は後半から途中出場、豪快に頭で合わせるなどチャンスを作り出した=味の素フィールド西が丘で(阿部愛実撮影)

  • ディフェンス、オフェンスどちらにも尽力した横山(堀江月星撮影)

後期リーグ残りわずかで今季3度目の5失点…

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第19節・立正大戦(2019年11月04日 14時42分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第19節・立正大戦が11月3日、味の素フィールド西が丘で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大0-5立正大

【得点者】
8分:[立]人見 拓哉(平松 昇)
25分:[立]平松 昇(武田 夏輝)
42分:[立]平松 昇(鈴木 康孝)
45+1分:[立]人見 拓哉(藤森 亮志)
90+1分:[立]人見 拓哉

【メンバー】
GK
22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]

DF
17 前田 武勇[4年=広島ユース]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
15 藤田 比呂[4年=札幌大谷高]

MF
24 米田 泰盛[3年=駒大高](→86分 7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高])
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
14 米田 大介[3年=浦和東高]

FW
26 中間 俊亘[3年=広島県瀬戸内高](→57分 11 森本ヒマン[3年=矢板中央高])
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース](→69分 34 矢崎 一輝[3年=駒大高])

【SUB】
GK 1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]
DF 19 松村 王貴[3年=洛北高]
DF 28 相澤 佑哉[1年=ロアッソ熊本ユース]
MF 13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]


両校集中応援となったリーグ第19節。駒大高校も応援に駆けつけ、赤黒で埋め尽くされた西が丘のスタンドを背に立正大戦へと挑んだ。

試合は開始早々に応援を受けた選手たちが勢いを持った攻撃を見せる。サイドからのセンタリングや、思い切ったミドルシュートも飛び出し、良い流れのように見えた立ち上がり。しかし、前半の8分に相手の最初のコーナーキックから頭で合わされ失点。25分と42分には両方センタリングからヘディングで失点。アディショナルタイムにも1点を追加され、前半だけで大量4失点を喫する。スピード感のある攻撃こそ随所に光っていたが、思うように守備がはまらず、プレッシャーを上手くかいくぐられた。

後がなくなった後半、怒涛の攻撃で得点を奪いに行く。後半4分、センタリングのこぼれ球を横山がダイレクトシュート。しかしこれは枠を捉えることができない。9分には相手陣深い位置で米田泰と横山が二人がかりでのディフェンス。ボール奪取した横山がセンタリングを入れるが、中央の高橋とわずかに合わず。すると12分、中間が相手との交錯から出血し負傷交代。代わりに森本が入る。直後の後半16分、左サイドからの山なりのクロスにその森本が頭で豪快に合わせる。シュートは枠を捉え、得点かと思われたがゴールライン際で相手がクリア。立正大ゴールを後一歩のところで破ることができない。24分には高橋に替えて矢崎を、41分には米田泰に替えて荒木を投入し、最後まで立正大ゴールに果敢に迫る。しかし、アディショナルタイムにPKを献上し、これを冷静に沈められて5失点目。0-5の悔しい結果に終わった。


◆秋田 浩一監督
「(厳しい試合展開となったが)完敗。両サイド、特に右サイドからやられてしまって修正ができなかったのが最初の3失点。4失点目はGKが出るのが遅くなってしまったのでそれが原因かなと思っている。5失点目はPKだったので、最初の3失点が同じようなやり方でやられてしまって残念。対処できなかった。(無得点での敗戦となったが)外からのボールは入ったりいい感じだったが、タイミングが合わなかったりするので、これはもう練習していくしかないしやるしかない。努力するしかない。(追加登録された矢崎選手の起用については)点数を取るのに長けていてシュートのタイミングがいい。自分の形を持っているのでその形になれば必ずシュートまで行く力がある。点数を取りたかったので起用した。(今日の矢崎選手の評価は)もっと競っている0-0とか、1-1の時に使いたかったが、負けている状態で出て行ったのであれが精一杯だったかなと思う。今日は4点取られていた状態(での交代)だったので…。(リーグ戦が残り3試合となりインカレ出場が厳しくなってきているが)ここまできたら開き直ってやるしかないので、それを選手に促したいと思う。それで選手がどう感じるか。(選手らは)一生懸命やっていると思うけど、なかなか結果が出ないので、厳しい状態かなと思う。(次戦に向けて意気込み)頑張らないといけない。この試合を落としたら大変なので、絶対に取れるようにしたい」

◆星キョーワァン(法4)
「(今日の試合を振り返って)立ち上がり失点無しで行こうって話をしていたが、相手の一個目のセットプレーで失点してしまって、そこから流れが悪くなった。立て続けに前半失点してしまったというのが今日の敗因かなと思う。(集中応援ということで駒大高校も来ていたが応援の力は)みんなの声援というのは感じていたし、あれだけ多くの人が応援に来てくださったという中で自分達がこの程度のパフォーマンスしか出来なかったというのが悔しいし、自分達というより自分の力不足を感じた。(前半の4失点を受けてハーフタイムにどのような話し合いがあったか)4つ失点してしまったが、相手も4つ(得点を)取ったので後半俺らも4つ(得点を)取れるというような話をして、とにかく取るしかないと言っていた。(インカレ出場が厳しくなってきたが)ずっと目指していたところが自分達のせいで段々遠のいてしまっている現実を受け入れながら、でもまだ次の試合も来るのでとにかく勝つしか上に上がれるチャンスは無いと思うので、とにかく次勝てるようにやるしかないという感じ。(後半はPKのみの失点で駒大らしくやれていたが)前半からああいうプレーをみんなやらないといけないと思うし、その中であれだけ自分達の時間が多い中で相手のゴール前にボールを送れて点が取れないというのは今年の一番の課題かなと思う。そこはもうやり続けるしかないと思うので、何度もボールをゴール前にその確率で一点取るしかないかなと思っているので、そこはやり続けていきたい。(リーグ戦残り3節に向けて)とにかく本当に僕らは勝つしかないので、無駄な試合というのは一試合もないし、自分自身も4年として後輩達に何か残せるように練習から全力で取り組んでいきたいと思う」

◆横山 玄徳(歴4)
「(今日の試合を振り返って)内容がどうこうではなく、5失点で0得点というのが全て。情けないので残り3試合、少しでも勝てるように頑張るだけ。(無得点について)自分も後半のチャンスを逃してしまった。練習はしているが、それが足りていない。あとは練習で持っていくしかない。(試合中意識したこと)個人的にはセカンドボールを拾うことを意識した。チームとしては、内容より結果ということを掲げていたので達成できなかったことが非常に残念。(インカレ出場が厳しくなってきたが)自分たちの力不足・準備不足が招いた結果。少しでも可能性があるので、そこにすがるしかない。(次戦への意気込み)かなり難しい状況だが、とにかく勝ちにいきたい」


なお、次節は11月9日、龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて11:30より東洋大と対戦する。
◆龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
〒301-0854 茨城県龍ケ崎市中里2-1-7
・JR常磐線「佐貫」駅、東口のりば3より「ニュータウン龍ヶ岡(白羽1丁目)」行バス乗車「さんさん館」下車、徒歩10分
・JR常磐線「佐貫」駅東口のりば4より「総合運動公園」行乗車、「総合運動公園」下車
・関東鉄道竜ケ崎線「竜ケ崎」駅より路線バスまたはコミュニティバス循環ルート内回り乗車「総合運動公園」下車

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