• 初回、緊急登板した池田(奧野凌河撮影)

  • 2回裏に適時打を放った竹下

初回7失点で完敗…次戦に向け山尾「接戦になれば戦える」

[準硬式野球部](2019年10月01日 21時52分)

東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対法大Ⅱ2回戦が9月20日、あきる野市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

法大Ⅱ 701 000 200=10
駒 大 010 000 000=1


      打安点
(8)岩 田200
H8 星 野200
 8 小 暮000
 H 橋 本110
(9)鈴 木320
 H 不 破000
(6)稲 葉400
(D)大 谷310
 H 朝 木100
 H 小林幹000
(3)中村一210
 H 秋 田100
(5)井 上410
(7)浅 井300
(2)岡 部200
 H 河 野100
 2 小 山100
(4)竹 下311
 4 田 代000
 H 太 田100


     計3471

二塁打:竹下(2回)

      回  打 安 点
小林茂   0/3  4 3 1
池 田  61/3  32 13 8
中村優  22/3  9 1 1


最下位阻止のため、勝ち点獲得を試みた法大II2回戦。試合は序盤から大荒れとなった。

先発には小林茂幹(営3)が起用された。小林茂は初回、1・2・3番に出会い頭の3連打を浴びると、4番に四球。いきなりの想定外にベンチは交代を選択し、無死満塁の状態で池田瑞基(仏1)がマウンドに上がった。池田は5番打者を三振に仕留めるものの、相手打線の勢いは止まらずこの回だけで被安打5。初回から7点ビハインドの苦しい展開となった。

打線は2回裏、7番・浅井崚英(法2)が四球からの盗塁で得点圏に走者を進めると、1死から9番・竹下開人(仏2)がセンターへの適時二塁打で1点を返す。このまま点を返したい駒大打線だったが、序盤の大量失点を返すために強攻策を選択。結果、単調な攻撃でチャンスを広げられず2回以降スコアボードには0が並んだ。

初回の大量失点が響き、試合は10―1で完敗。勝ち点獲得は3回戦に持ち越しとなった。


◆山尾悠斗学生監督
「(初回に7点取られたが)先発できる投手も連戦でいない中、小林茂幹にした。最初のサードの打球を取ってほしかったが、エラーかヒットか分からない打球でランナーを出して、流れが悪く何を投げても打たれていたから池田にしたが、打たれた。そこからすぐに投手を準備できなかったから打たれてやられるがままという感じだった。(小林茂と池田の投球は)浮いてたが悪くはなかった。それまで抑えていたからピッチャーが『何投げても打たれる』っていう気持ちの問題だと思う。(打撃の調子は)点取りにいこうと思えばバントで送ったりで取りにいけたが点差が点差だったから打たせた。(点差がついた試合は)選手の気持ちが切れないようにすること。(法大IIと勝点を争う試合が続くが)どこの大学が相手でも接戦にはなるから接戦に持ち込んで1点勝負になればこっちに勝機が見えてくる。東海大と1点差の試合をしていた国学大にも自分たちは接戦になっていたからそんなに手も足も出ない状況にはならない。ヒットの出るタイミングだったり、調子いいやつが試合に出れるかだったり。接戦になれば戦える。(チームの状態は)優勝がない状況で気持ちを切らすなという方が難しい。3年は終わりが見えているから気持ちが途切れることがないが、1、2年生はマインドキープが難しい。交代多めで1、2年生が試合に出るようにしているから気持ちを切らさずに来年に向けて経験を積んでほしい。1年生は人数が多く、2年生は実力者が多いから戦えるチームではあると思う。(次の試合に向けて)向こうが全勝だから一矢報いないと。全勝でいかしたら他の大学にも面子が立たない。対策としては相手投手を知っているから接戦に持ち込めれば」

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