• 初先発を務めた稲葉=朝霞中央公園野球場で(清野雄太郎撮影)

  • バントの構えで揺さぶりをかける岡部

  • 唯一安打を打った竹下

打線沈黙、東海大に手も足も出ず1安打完封負け。

[準硬式野球部](2019年10月29日 20時01分)

東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対東海大1回戦が9月26日、朝霞中央公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

東海大 003 012 100=7
駒 大 000 000 000=0

        打 安 点
(8)中村一  4 0 0
 8 朝 木  0 0 0
(4)竹 下  3 1 0
 4 田 代  0 0 0
(9)鈴 木  3 0 0
(7)浅 井  4 0 0
(5)不 破  3 0 0
(D)橋 本  3 0 0
HD 大 谷  1 0 0
(6)池 田  3 0 0
(2)岡 部  1 0 0
(8)小 暮  2 0 0
 H 井 上  1 0 0
 8 岩 田  0 0 0
       計28 1 0

       回 打 安 点
●稲 葉   7 32 12 7
 中村優   2 7 1 0

 相手はここまで全勝の強豪東海大。初先発の稲葉慶伍(仏2)は2回までを被安打1に抑える好投を見せる。一方の野手陣は援護をしたいところだが、相手がオープナーを導入。短いイニングで変わる投手に苦しめられ、2回までを無安打に抑えられる。さらに3回の表には稲葉が右前安打を打たれると、続く打者を内野安打で出塁させる。失策も絡み3点を失い先制を許す。その裏、池田瑞基(仏1)と岡部俊佑(G2)が連続で死球で出塁しチャンスメイクをすると、2番の竹下開人(仏2)が左前安打を放ち満塁となる。しかし、続く鈴木佑弥(営3)は三振に倒れ得点には至らなかった。
 悪い流れはその後も続き、5回表には死球や安打で2死一、二塁の場面で相手の4番5番を迎えると、走者を意識し牽制を多く行う。打者に対しては、連続で四球を許し、押し出しで1失点。6回表にも内野安打など不運な出塁を許し2点を失う。
 稲葉は7回にも1点を失い、7回を投げ7失点自責点5で降板。続いて登板したのは、稲葉と同じく2年生の中村優大(英2)。中村優は8回に二塁への内野安打で出塁を許したものの、それ以外は無安打に抑える好投を見せた。

◆岡部俊佑
「(今日の試合を振り返って)最小失点で食い止めたかったが、相手にいい形で点を取られてしまった。もう少し失点を止める方法があったのではないかと今は思う。(打線は沈黙となったが)このリーグにもいい投手がいるので、打てなかったときに点を取る方法を考えないと、格上には勝てないと思う。考えながら野球をしなければいけない。(バントの素振りを見せるなど揺さぶっていたが)相手投手が良かったのでまともに打ち返すのは難しいと思ったので、四球で出塁することが大切だと考え、工夫しながら打席に入った。(先発の稲葉は牽制がが多かったが)相手の思うように攻撃させないため、バッターの集中力を切らせるのと、簡単に走らせないという意図があった。(中村優は無失点に抑えたが)しっかり準備してくれていたので、次に繋がる良いピッチングだった。(チームの中で現在正捕手という立場だが)もっと引っ張っていかな蹴らばいけない立場だと思う。もっと自分が中心となって守備面ではやれたらいいと思う。(次戦に向けて)負けられない立場なので、全力で一生懸命頑張りたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

準硬式野球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)