• 最後まで粘り強いプレーをみせた大髙=駒澤大学玉川キャンパスで(篠原由之撮影)

  • チームとしての課題が見えてきたと話す澁田(阿部虎徹撮影)

1部経験校に敗北も…チームとしての課題が見えてきた試合

[男子バスケットボール部](2019年09月30日 10時05分)

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦が9月29日、駒澤大学玉川キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


【スコア】
●駒大 65-82 拓大○
(1P 11-22)
(2P 18-22)
(3P 13-21)
(4P 23-17)


【スターティングメンバー】
PG 澁田怜音(経3)
SG 渡邉陸(営3)
F 櫻井啓翔(法4)
C 劉大鵬(経2)
F 金久保翔(経4)


対戦相手は昨年1部から降格してきた拓大。
第1Q先制点を相手に許してしまうものの、劉が駒大初得点を3Pシュートで決める。しかし、悪い流れを変えることが出来ず11-12と引き離されてしまう。10点のビハインドで迎える第2Q、櫻井が3Pシュートを決めると点差を5点まで縮めるが、相手の高いシュート率に悩まされ、得点を重ねるものの、29-44と再び引き離されて前半戦を終える。
後半戦に入ると、前半に引き続き相手の固いディフェンスを破ることが出来ず、得点出来ない場面が続く。第4Qでは、大髙祐哉(営4)が立て続けにシュートを決める。粘りのプレーを見せるも、相手との点差は縮まらず第10節は敗北となった。


◆清田直樹学生コーチ(国4)
「(今日の試合を振り返って)試合の入りが良くない。相手のインサイドの中でチームのインサイドが頑張れていたことは収穫。それが第4Qまで続けてられていない。相手の選手を止めに行こうと言っていたが、全員で徹底出来なかった。マッチアップする選手はもちろんその気だったが、スクリーンやスイッチしないといけない時、インサイドの選手は近い距離でディフェンスしないが、スイッチしてやられないように徹底しないといけなかった。頑張れた部分もあるが頑張りきれていない。(選手個人のプレーは)(拓大と)やりあえる場面はある。しかし、それはチーム5人で戦っているから作り出せること。今のディフェンスやオフェンスは1対5になってしまっている。連携できていない。(国士大戦に向けて)戦術面では、キャッチからのシュートやドリブルからのシュート外からのシュート。ペイントエリアにドライブではいっていくプレー、ペイントエリアを攻めないとオフェンスは増やしていかないといけないリーグ戦始まってからフリースローの回数が減っている。シュートが入らないと得点できなくなってしまう。意地でも中まで入って、泥臭く点数をとっていかないといけない。(意気込みは)もう少し選手たち自身の思っている事や気持ちを表現してほしい。大髙や怜音(澁田)は既に出ているが、それを他の選手にも伝染させてほしい。今辛いと感じている選手はたくさんいる。4年生はリーグが最後だったり、今年から出ている選手もいるし楽しんで試合をしたい」

◆ 澁田怜音
「(今日の試合を振り返って)関東学院大との試合で出だしの部分で大きく差をつけられてしまったので、今日は意識して臨んだ。しかし、10点も離れてしまった。やられてはいけない選手にやられてしまった。また、そこから修正ができなかった。反省点が多い。(拓殖大は)チームとしてやるべき事が明確。この時間は誰に点数取らるべきか、話さなくても5人全員が理解している。バスケットのIQが大きく違ったと思う。技術、体つき、体力も違ったが1番はバスケのIQ。(自身の調子は)良いイメージはない。第2Qは得点を取ることができなかった。チームの役割的に点数を取らなければいけないのに役割を果たせていない。オフェンスに限らずディフェンスも良くないので、課題の方が多い。(チームとしてのディフェンスは)自身のポジションはコート指示を出したり、自分のポジションからプレーをスタートするところ。自分のマークを潰さなければ、プレーが始まらないので、頑張らなくてはいけない。(国士大戦に向けて意気込みは)入れ替えの順位が下位になってきている。勝つために何が必要なのか、見つけることが重要。自分の活躍がチームに直結すればいいと思うから、プレーで見せていきたい」

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