• PKを冷静に決めた高橋=奥戸総合スポーツセンター陸上競技場で(阿部愛実撮影)

後半に試合が動くも、ものにできず敗戦…

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第14節・早大戦(2019年09月30日 17時18分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第14節・早大戦が9月28日、奥戸総合スポーツセンター陸上競技場で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大1ー2早大


【得点者】
48分:[早]加藤 拓己(大里 優斗)
54分:[早]栗島 健太
83分:[駒]高橋 潤哉(PK)


【メンバー】
GK
1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]

DF
20 小幡 祐稀[3年=東京Vユース](→ 66分 26 中間 俊亘[3年=広島県瀬戸内高])
19 松村 王貴[3年=洛北高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
17 前田 武勇[4年=広島ユース]

MF
2 深見 侑生[4年=駒大高](→ 59分 5 桧山 悠也[2年=市立船橋高])
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高](→75分 13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高])
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
14 米田 大介[3年=浦和東高]

FW
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース])

【SUB】
GK 22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]
DF 29 山田 虎之介[2年=三浦学苑高]
MF 12 竹上 有祥[4年=駒大高]
FW 18 土信田 悠生[2年=高川学園高]


前節から先発を一人のみ変えた体制で挑んだ早大戦。試合は前半から両校攻め合う展開。立ち上がりの6分には高橋の競り合いから荒木が攻め込み、ゴールを狙うが相手DFの守備に阻まれる。勢いを持った攻撃から流れを掴もうとするが、セカンドボールをなかなか拾えない中で徐々に流れは早大ペースに。34分には逆サイドに流れたセンタリングをボレーで捉えられ、クロスバーに救われるなどピンチを迎えるが前半をスコアレスで折り返す。

後半は開始早々に試合が動く。48分に自陣左サイドからのコーナーキックを頭で合わされ、失点。そのわずか6分後には、ゴール前の混戦から追加点を許してしまう。流れを変えるために一点が欲しい展開だったが、決定的なチャンスを与えてもらえない。しかし、攻めあぐねる中で83分に高橋のPKから待望の得点が生まれる。この得点から流れを掴み、パワープレーから追加点を狙う中で、87分にビッグチャンスが訪れる。相手DFのミスを中間が米田大へと繋ぎ、ドリブルでペナルティエリアに侵入した米田大が放った強烈なシュートは無情にもクロスバーを叩く。試合はこのまま追加点を得られず、1-2で敗戦となった。


◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)走れなかったし、戦えなかった。(前半は0-0だったが)それは良かったが、後半の立ち上がりが気力や思いが足りなかったのではないかと思う。(後半開始直後の2失点だったが)コーナーキックでちゃんとついていても離してしまいやられてしまったので、集中力がなかったのではないかと思う。(いつもに比べてチャンスも少なかったようですが)(今日は)走れなかったし動けなかったと思う。奪ったボールをいとも簡単に敵に渡してしまうミス(が多かった)。奪ったボールを繋げられたらチャンスにもなったと思う。(それはセカンドボールに対してか)そうだと思う。役割を決めてやっているが、そこがうまくいかなかった。例えば高橋潤哉が競って、勝ったときは荒木、負けた時は横山と薬真寺が拾う。薬真寺と横山ははね返してきたボールだけを見ればよくて、荒木は抜けてくるボールだけやればいいが、それも狙えなかった。(最後はパワープレーに出たか)パワープレーというか、外からボールを入れなければ(いけなかった)、相手もバテてきていたので、本当に続けられたら良かったが、続けることがまだ出来ないというのが少し残念。(選手交代は何か意図があったか)深見は走れなかったし、小幡は膝を怪我していたので仕方ない。3人目(薬真寺選手)ははね返ったボールを拾えなかったので、元気な選手の方が良いだろうと思った。(次節は専大戦だが)死ぬ気でやらなければいけない。選手が感じてやるかどうかだと思う」

◆横山 玄徳(歴4)
「(今日の試合を振り返って)立ち上がりからプレスがはまらなくて、ズルズル時間も長引いて、前半は0-0でいけたが、後半立ち上がりのコーナーキックからの失点がいらなかった。(前半無失点で折り返したことは)全然上手くはいかなかったが、後半自分たちの時間になるかなと思っていたがならなくて残念。(後半立ち上がりの2失点について)精神的な問題もあったと思うが、最初の失点はシンプルに相手の9番の強さについていけなかったのが問題。2失点目に関しては多分キーパーのキックからスローインになって失点になった。小さなミスがいけなかったかなと思う。(今後の課題は)得点と失点。得点力を高めるところと、0点に抑える守備力が必要だと思う。(今日の攻撃面については)多分ヘディングが攻守両面で勝てなくてリズムが作れなかった。自分もボランチでセカンドボールを拾えなくて、リズムが作れなかったので全部悪い方向に行ってしまった。(次節の意気込み)専大にはここ最近リーグ戦で負けてないので、勝てるようにやっていきたい」

◆高橋 潤哉(営4)
「(今日の試合を振り返って)勝ち点3を取れなかったのでしっかり切り替えて、チームとして勝てていない状況の中で今日負けたことを受け止めて、切り替えて次に向かわないといけないと思う。(いつもよりチャンスが少なかったが)決定期は実際あったので、そこを決め切るというか、そこは個人の部分でもあるし、チームとしてもっとチャンスを作れた部分はある。そこの決め切る力というのは先週のゲームから言われていた事なので、個人の部分も含めて、決め切るところは決め切らないといけないと思う。(PKの時考えていたことは)練習はしていたので、練習通りに蹴れたら大丈夫だと思っていた。(具体的な改善策はあるか)点が取れていないという部分もあるし、今日に関しては2失点してしまったのでその守備の部分も含めて、例えば一回失点した時に連続失点しないというのはチームの中でもっと意識できた部分だと思う。点を取るという部分に関しては実際、正解っていうのが難しいと思うので、練習の中から例えばクロスだったりからチャンスを作って決め切るというところを意識してやらないといけないと思う。(次節に向けて)色々難しい状況だが、チーム全員で力を合わせて死ぬ気で勝ち点3を取りに行かないといけないと思う」


なお、次節は10月6日山梨中銀スタジアムで14:00から専大と対戦する。
◆山梨中銀スタジアム
・「甲府」駅前南口より山梨交通バス(定期:8番乗り場)「小瀬スポーツ公園行き」路線バスにて約30分
・「甲府」駅前南口より山梨交通バス(臨時:8番乗り場)「小瀬スポーツ公園行き」シャトルバスにて約30分
・「甲府」駅南口よりタクシーにて約20分

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