• 見事なパスキャッチでTDを決めたWR#80清水=アミノバイタルフィールドで(奧野凌河撮影)

  • ランでダウン更新に貢献し、TDに繋がるパスを放ったQB#4油井

  • 持ち前の力強いランでゲインに貢献したRB#29割谷(菅野真由子撮影)

格上相手にミスが目立ち、悔しい敗戦

[アメリカンフットボール部](2019年06月08日 20時30分)

2019年春季オープン戦対早稲田大戦が6月2日、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。

●駒澤大BLUE TIDE10ー19早稲田大BIG BEARS○ 
第1Q (0ー6)
第2Q (10ー0)
第3Q (0ー7)
第4Q (0ー6)

オープン戦第3節の相手は、2018年秋季リーグ戦、関東チャンピオンの早稲田大学。

駒大のオフェンスで試合開始。試合序盤はQB#1樋口を中心にパス、ランで順調にダウンを更新していく。だがゴールまで残り10yd地点で、相手の#32にインターセプトを許し得点にはつなげられない。その後の早稲田の攻撃をパントにおさえた駒大だったが、パントで蹴られたボールをファンブル。これを早稲田にリカバーされそのまま攻め込まれFGで先制を許す。反撃にでたい駒大はTE#8三浦がパスキャッチに成功、そのままランでゴールまで距離を稼ぐ。このチャンスをWR#80清水が見事なパスキャッチでTD。その後も攻撃の手を緩めずWR#小川のFGも決まり、10ー6で前半を折り返す。後半に入ると、早稲田に攻め込まれる時間が続いた。ランを中心にゲインされるとそのままゴールまで運ばれTD、逆転を許してしまう。さらにFGも決められ10ー16と離されてしまう。流れを取り戻したい駒大は、RB#29割谷、#26佐々木のランプレーでダウンの更新をはかるが、相手DFのQBサック、インターセプトなどで得点にはつながらない。加えて、終了間際に早稲田がダメ押しとなるFGを決め、試合終了。10-19で早稲田の勝利となった。

◆新倉晴彦監督
「(今日の試合を振り返って)去年より負け方はいいが、パス5回をインターセプトされたことがまずい。向こうもよくカバーしていた。課題は明確だから落胆はしていない。(インターセプトが多かった理由は)5本中、2本か3本は投げ捨てればいいのにQBが無理をした。失敗して、パントでもいいし、フィールドゴールでもいいのに無理をした状況判断の悪さ。2つはビデオで細かいところを見てみないと分からないが、判断ミスがあったと思う。相手のディフェンダーのミスリードがあったから。ターンオーバーがなければ点差はひっくり返せたと思う。仕方がない。(相手は関東1位の早大だったが)向こうは下級生を混ぜていたから、法大戦みたいな感じでいかないといけないと思っていた。今日はつながらなかった。そこが噛み合えば別に問題ない。ただ、強いチームは春から噛み合っているからそこがうちの課題。(後半に点を取れなかった要因は)フィールドポジションが前半よりも悪かったというのもあったし、前半はキックオフから始まったから。でもやっぱりターンオーバー。(収穫は)タッチダウンパスが取れたこと。(次の試合に向けて)相手は2部に落ちたチームだから勝たないといけない。頑張る」

◆八鍬智也主将(G4)
「(試合全体を振り返って)相手がBチームCチームの選手を出してきたのに対して、自分たちは練習してきたことが食い違って発揮できなかった点が多かった。QBのインターセプトなど、上手く流れに乗れなかったところが反省点。(どういう準備をしてきたか)ディフェンスだけで、いうと『ビート早稲田』という春シーズンの目標をたてていて、オフェンスもそこの気持ちは汲んでくれていた。法大に勝てたので『TOP8の上位チームを絶対に取ろう』という気持ちで熱くやっていたが、東日本1位の相手はやはり実力差、フィジカルの差があった。(前半に比べて後半失速したように見えたが原因は)後半相手が選手を変えてきたところに自分たちが対応できなかった。(前半)Cチームの選手だったところが(後半では)Bチームに変わったときに自分たちのプレーができなかった。(今後の課題は)オフェンス面で言うと、QBとのコンビネーションがまだよくないので、そこで今日インターセプト4つされている。ディフェンスに関しては毎回言ってしまっているがタックリング。あとは思い切りさすということができていないのでそこが課題。(次戦に向けて意気込みは)専修大は、昨年度同じリーグにいたチームだが今年は格下のチームということになるので絶対に負けられない。あとは本日出た課題をしっかりと修正することでレベルアップがはかれると思うので、絶対圧勝して終わりたい」

※掲載が遅れたことをお詫び申し上げます。

発行冊子最新号一覧背景(左)

アメリカンフットボール部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)