• 自分たちのバレースタイルを活かしていきたいと語った谷平=北海きたえーるサブアリーナで(元井可奈子撮影)

  • 今試合がデビュー戦となった高橋

  • 初戦白星で盛り上がる駒大

札幌で東日本インカレ開幕、初戦から快勝!

[男子バレーボール部](2019年06月27日 17時11分)

第38回東日本バレーボール大学男女選手権大会の決勝トーナメント1回戦が6月27日、北海きたえーるサブアリーナで行われた。結果は以下の通り。


<スコア>
☆駒大3- 0 亜大
1set(25-20)
2set(25-16)
3set(26-24)


<スターティングメンバー>
1 谷平拓海(現4)
3 齋藤浩貴(歴4)
5 尾形哲郎(経4)
9 森田凌雅(営3)
11 山根晏輝(G3)★
12 山田大悟(経3)
28 江藤巧(法1)

★はリベロ


 北海道で行われた令和初の東日本インカレ。駒大初戦である第1セットは山田のサーブで先制し開幕した。序盤から谷平、齋藤のキレのあるスパイクで確実に点を重ねていく。中盤、相手のサービスエースなどで連続得点を逃すも江藤の強烈なスパイクで一気に駒大のペースへ。そこから順調に駒大らしいプレーが見られ、齋藤の強烈なサーブで最終点を制し25-20でこのセットを先取した。
 続く第2セットは相手に先制を許すが、江藤の安定したサーブで巻き返し、好調な滑り出しを切る。中盤から山根のレシーブ、森田がスパイクを叩き込み、相手に点を譲らない展開に。そのままの流れで駒大のペースに持ち込み25-16で勝利に王手をかけた。
 ここで決めたい第3セット。序盤、相手のミスが重なり連続得点。しかし、相手のスパイクが決まりだしここまでリードを保ってきた駒大に負けじと食らいつく亜大。サイドの齋藤、森田を中心に点を重ねるも大きく点差を広げさせてはくれない。すると終盤、21-19の場面から4点連続得点を取られ、相手にリードを許す。しかし、慌てることなく谷平がブレイクで点を取り返し、再び駒大がリード。デュースに持ち込まれるものの落ち着いて点を決め26-24でこの試合をものにする。


◆鈴木淳平監督
「(試合の総評)サーブが良かったと思う。ミスは何本かあったがサーブの質自体は良かった。もう少し繋ぎと指示、連携がもっと取れると良いのではないかと思う。(東日本インカレの目標は)目標は優勝。最終日までベスト4以上までに入れば3位決定戦、決勝だと思うが明日、日大と恐らく中大だろうからその2校に勝って最終日に試合ができればなと。(高橋太(G1)がリベロに採用された理由は)曽田(一也・社4)や新田(拓巳・商4)がリベロをしていたが、1つは2人とも4年生だからそのあとを育てていくというのもあるし、チームメイトからも能力を認められている選手なので頑張ってほしい。(明日の試合に向けて)日大は春勝ってるが、競り合った試合になるだろうからそういう試合を想定して今日昨日ほどサッと勝てるような試合ではないと思うので慎重に用心深くやること。勝ち上がったら中大だが、それに関しては僅差で負けてるのでそれはやっぱり勝って春よりも強化ができたというそういう証明出来るような試合したい」

◆曽田一也主将(社4)
「(チームの調子)昨日から結構良くてこの調子でいけば明日も勝てると思った。(インカレに向けての準備や対策は)まず基礎から見直し、攻撃力は元からあるのでレシーブなどで守備力を強化することを目標とした。(高橋がリベロに採用された理由は)高校の時から見ていてレシーブもうまく、大学だと身長的にスパイカーは難しいから。(今日の試合を見ていて)雰囲気も良くて上級生に負けていない感じ。(全日本インカレの目標は)去年までベスト8にも行かなかったので明日の2試合とも勝ち、ベスト8になってベスト4に決めていきたい」

◆谷平拓海副将
「(個人の調子は)普通に良かった。(チームの調子は)自分は個人的には調子良かったと思う。点差だけを見ると調子が悪く見えた人もいるとは思うがやることはやっていた。自分たちのバレーボールは出来ていたと思う。(東日本インカレの目標は)選手である以上、優勝は目指している。ベスト4以上を取っていきたいと思う。(目標を達成するために)自分たちの持ち味を出していきたいと思う。関東1部同士の戦いになってくると技術的な差はないと思うし、最終的にそういう互角な戦いをする上で気持ちや雰囲気が最後まで出来ていた方が勝つと思っているのでそういうところを大事にしていきたい。(高橋がリベロに採用されていたが一緒にやってみて)一緒にやっているときにサーブを取りたいかと聞いた時、『触らせてください!俺に取らせて下さい!』みたいな感じだったので頼もしいなとは思いながらやっていた。(明日の試合に向けて)負けたら終わりの試合なので緊張感を持ちつつ、自分たちのバレースタイルというものは守りながらチームの誰一人欠けることなく全員で戦っていきたいと思う」

◆高橋太
「(初の公式戦だが、自身の調子は)先輩がうまくカバーしてくれて、やりやすいコートを作ってくれた。自分はそれに乗っかって気持ちよくプレーさせてもらった。(ポジションが変わったが)高校から大学に上がる時に変えた。(理由は)こっち(駒大)だと身長が高い人がいて、高さで勝負した時に勝負できないなと思った。リベロなら勝負できると思って(自分で)変えた。(同じ清風高出身のリベロ山根から何か言われたか)『思い切ってやるだけだ』と言われた。(コート内で笑顔が見えたが、緊張は)緊張はしていたが、走ったらいけるかなと思った。(リベロとして数ヶ月経ったが、自身のポジションには慣れたか)(山根)晏輝さんの方がチームの雰囲気が違うと思った。(今後、リベロとしてどうしていきたいか)チームの雰囲気を変えられる選手になりたい。(東日本インカレの個人としての目標は)少しでもコートに立って自分のいつも通りのプレーができるようにしたい」

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