• 9回裏、同点犠飛を放った池田(奥野凌河撮影)

  • 新人戦で主将を務めた中村

  • 9回裏、追い上げムードのベンチ

新人戦、専大相手に接戦!土壇場で追いつくも…

[準硬式野球部](2019年06月24日 21時56分)

東都大学準硬式野球第2回新人戦対専大戦が6月4日、八王子市民球場で行われた。結果とメンバーは以下の通り。


専 大 003 000 121 4=11
駒 大 001 100 014 1=8


      打安点
(8)星 野300
PH 小 川100
 9 秋 田000
 9 高 野110
R4 松 岡100
(4)竹 下520
 6
(6)稲 葉510
15
(9)中 村501
 8
(7)浅 井320
(D)河 野310
 6 小 出000
H5 不 破100
H9 太 田001
(3)橋 本521
(5)池 田222
 1
(2)浜 辺322
PH 大 沢100
 2 小 山100

     計40 137

二塁打:浅井(2回、4回)、池田(3回)


       回   打 安 点
小林幹太    5   22 4 3
中村優大    21/3 16 7 3
●稲 葉    11/3 13 4 5
池 田      1/3 1 0 0


春季リーグ戦終了から約1カ月が経過し1、2年生を中心に臨んだ新人戦。相手は1部リーグ2位の専修大。序盤から双方、激しい点の取り合いとなった。

3ランを浴び3点差となった直後の3回裏、8番・池田瑞基(仏1)の二塁打で得点圏へ走者を置くと、9番・浜辺梨至流(営2)が右前適時打で1点を返す。4回表にも2死満塁のチャンスを作ると、またもや浜辺が左前適時打を放ち1点差とした。

5、6回は両軍無得点に終わるが、後半戦に入った7回表、3安打を浴び、1死満塁となると、内野ゴロで追加点を許す。8、9回にも専大打線の勢いは止まらず、4点差で最終回を迎えた。

しかし、駒大打線がここから意地を見せる。安打と四死球で無死満塁とすると、4番・中村一輝(法2)が右翼への犠牲フライを放ち、1点を返す。続く打者2人も四死球を選び、7番・橋本惇(営2)の左前安打で1点差に迫ると、最後は8番・池田が中犠飛を放ち同点。土壇場で専修大に追いつき、延長戦に突入した。

10回表、前の回から登板していた稲葉慶伍(仏2)がマウンドに上がり、先頭打者を左飛に打ち取り、1死。しかし、続く打者に四死球と安打を許し、1死満塁となると、5番打者に走者一掃の適時三塁打を浴びる。結果この回で4失点。裏の攻撃で1点を返したものの、最後は地力の差が浮かび上がった。

新人戦は惜しくも11―8で敗退。駒大の未来を担う選手たちは秋のリーグ戦に向け、前を向いた。

◆中村一輝
(今日の試合を振り返って)自分の結果はダメだったが、初めて試合に出た人もいる中で自分が思っていたより声も出ていて、盛り上がっていたので、いい経験になったと思う。(新人戦に向けてどのような練習をしてきたか)練習中に3年生がバッティングピッチャーをやってくれたり、ノックをやってくれたりして、1、2年生中心の練習をしていた。3年生も応援しに来てくれて勝ちたかったが、負けて悔しい。(相手は1部の専大だったが)強いと聞いていたし、いい投手もいると聞いていたが、実際に戦ってみてスイングスピードも向こうの方が上だったし、守備も上だった。しかし、勝てない相手ではないと思う。秋は2部で優勝して、1部に上がれるように頑張りたい。(主将として)最初は主将向きではないと思っていたが、稲葉とか竹下(開人・仏2)がサポートしてくれて、2年生でチームを引っ張っていけた。(秋に向けて)1部との力の差を見せつけられたから、そこのレベルに向けてスイングの量やノックを受ける量を増やしていきたい」

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