• ベスト16も悔しさを語る二木・渡井ペア=和光市総合体育館で(阿部愛実撮影)

  • 声を掛け合っていた上野・玉置ペア

  • 1、2年生ながら活躍した西村・中橋ペア(清野雄太郎撮影)

関東学生選手権、昨年を上回り二木・渡井ペアがベスト16!

[卓球部](2019年06月06日 17時30分)

関東学生選手権大会が6月6日、和光市総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

ダブルス(3回戦以降のみを記載)

<3回戦>
〇二木啓太(経4)・渡井丈人士(経2) 3ー0 内田・廣田(専大)●
〇中島流哉(国3)・村上莉羽(営1) 3ー1 岩城・高橋(中大)●
〇西村星哉 (商2)・中橋敬人(経1) 3ー0 片桐・田村(日大)●
〇上野亨樹(現4)・玉置怜央(営3) 3ー2 福田・松本(早大)●
●喜納漢裕(法3)・今永隼人(市1) 0ー3 吉田・柏(中大)〇
●秋廣真斗(営3)・小池龍成(法1) 1ー3 葉波・川上(早大)〇
●藤本聖也(現3)・高橋翼(法2) 2ー3 石澤・山口(日大)〇
●橋本拓磨(経3)・森廣玄羽(国2) 1ー3 佐藤・高取(法大)〇

<4回戦(ベスト16決定戦)>
〇二木・渡井 3ー0 水田・平林(日体大)●
●上野・玉置 1ー3 福山・金光(日大)〇
●西村・中橋 0ー3 小林・吉田海(専大)〇
●中島・村上 0ー3 村田・熊本(筑大)〇

<5回戦(ベスト8決定戦)>
●二木・渡井 0ー3 石山・吉田聖(専大)〇


昨年は渡井を含む2組がベスト32で終わった本大会のダブルス。今年は二木・渡井ペアがベスト16。上野・玉置ペア、西村・中橋ペアがベスト32と昨年を大きく超える結果となった。
中でも光ったのは二木・渡井ペア。今季リーグ戦でも互いに声を出し合い抜群のコンビネーションでチームを盛り上げてきた2人だ。
ベスト8をかけた第5試合。序盤は相手に押される展開となり6-11で第1セットを落とす。第2セットでも1-5まで離されるとこの場面、打ち合いを制し流れを掴む。ここから相手の速い球にも対応し、息のあったプレーで声も出す。6-6まで追いつくと、両者譲らない攻防が続き8-11でこのセットを落とした。後がない第3セット。ここでも前半一進一退の展開となるが、最後は相手に連続でポイントを取られ敗退した。それでも2人ともが昨年の記録を上回る結果となった。


◆長崎隆志監督
「(今日のダブルスを振り返って)ランクに1ペアも入れなかったのが残念だった、相手の方が粘り強いし、ひとつ仕掛けてくる、力負けという感じだった。(二木・渡井ペアがベスト16だったが)ベスト8決定戦で自分たちで手一杯になってしまい、彼らの良さが出ずに相手の良さばかりが出てしまった。(試合後に二木と話していたが)良さが出ていなかったという点について、(サーブを)入れなければ試合にならないが、入れることに集中しすぎてしまい、相手にそれを待たれて先にやられてしまうという展開が多かった。もう少し自分たちで仕掛けていく展開が必要だったと話した。(ベスト32が4組と去年と比較して倍増したが)勝ち上がったペアがあったというのは良かった。今日もシングルスがある選手もいるが、それにつなげていければ良いと思う。各人良い兆しはある。(リーグ戦から期間はあまりなかったが、どのような練習をしたのか)リーグ戦が終わって選手が、日常の時間やルールに対する緩さや練習に対する緊張感が足りないのではないかと考え、改善に取り組んでいた。それが少しでも長く続いて練習の質が上がれば結果にもつながってくると思う。(シングルスに向けて)ランクに1人か2人は入ってほしい、インカレや秋リーグを見据えると入っていれば、相手のチームからの印象は違うし、自信にもつながってくる」


◆二木・渡井ペア (二:二木、渡:渡井)
―ベスト16だったが今日の試合を振り返って

二:勝った試合は自分たちが練習してきたことを出せたと思う。負けた試合に関しては相手が強かったので、自分たちがやってきたこと以上のことを出せなかったので負けてしまったのかなと思う。
渡:全体を通して前よりも成長していることを感じられた。自分たちのリーグ戦での課題がバックサイドのところでしっかり回って動けるようになってリズムよくできるようにするのが課題だったので、それに向けて練習した成果は出せたと思う。最後の負けた試合は、それに対して相手が変化やバリエーションを増やしているときに対応することができなかったのでそうやられたときに試合の戦術が立てられなかった。技術面ではとてもよかったと思うので、自信につながった。

—両者ともに昨年を超える成績となったが

二:今年は去年よりもダブルスの練習をやりこんできた。上にいける自信はあったので、もう少し上に行きたかった。
渡:自分は二木さんのおかげでここまで勝たせてもらった。だんだんお互いのことを分かってきたと思う。今までは個人個人のプレーばかりだったが、ふたりに一本といえるプレーが多くなったので、すごく成長したと思う。

—試合中、声を上げるタイミングや動きが一緒になることが何度かあったが、相性はいいか

二:普段から仲がいいので、相性はいいと思う。練習も一緒にしている。


—今日までに力を入れてきたところは

二:ダブルスのフットワークというか、基本的な動きを重点的に練習してきた。
渡:今までは練習が全然できていなくて、ダブルスの基本練習を徹底的にやった。


—明日のシングルスに向けて

二:今日負けてすごく悔しかったので、相手は強いが一戦一戦頑張っていきたいと思う。
渡:明日当たる相手が自分の苦手な左利きの選手で、リーグ戦も負けた相手が左利きだった。この機会に克服できたらいいなと思う。去年はベスト4だったのでそれ以上目指して頑張って、一生懸命二木さんの応援をしたい!(笑)

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