• 新人戦でゲームキャプテンをつとめた加藤=葛飾区水元総合スポーツセンターで(曽根優衣奈撮影)

  • 積極的にリバウンドしてチームの得点につなげた松本(笹井美里撮影)

日大を追い越すも、延長戦で粘りきれず初戦敗退。

[男子バスケットボール部](2019年06月05日 19時43分)

第59回関東大学バスケットボール新人戦が6月5日、葛飾区水元総合スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。


【スコア】
●駒大 75-80 日大◯
(1P 7-16)
(2P 12-18)
(3P 27-14)
(4P 23-21)
(OT 6-11)

【スターティングメンバー】
SG 加藤穂高(歴2)
SG 高橋世紀(文1)
PG 薬丸侑平(G1)
C 劉大鵬(経2)
C 松本アイクバリー(法1)


春のトーナメントで惜しくも敗れた日大との一戦。序盤から格上・日大の強さを見せつけられ、開始5分経っても駒大は無得点。点差離れて9-17で第1ピリオドを終える。続く第2ピリオドでは動きを見せるも点差は縮まらず、前半を19-34で終えた。
後半戦から反撃が始まる。開始からフリースローを貰い、序盤から流れを持っていく。ゲームキャプテンの加藤もスリーポイントなどで積極的に点に絡み、3点差と迫った。しかし、積極的なプレーでファウルを取られやすく相手のフリースローでなかなか追いつけない。第3ピリオドは点差そのまま46-48で終えた。
続く第4ピリオド。残り6分で後半戦から流れを掴み始めた松本がレイアップで58-58と同点となった。すかさず、日大もシュートを決め抜きつ抜かれつの展開に。ラスト0.3秒も69-69で同点の中、駒大が痛恨のファウル。しかし、日大のフリースローが入らず、延長戦にまでもつれ込んだが、1部格上校に粘りきれず75-80で初戦敗退となった。


◆清田直樹学生コーチ(文4)
「(今日の試合は)内容的にはすごくいいゲームだった。前半の最初は、相手のフィジカルの強さだったりガッとくる1部のあの雰囲気にのまれて自分たちの良さが出せなかった。後半は十分いい試合をしていた分、前半がもったいなかったなと思う。(後半スピード感もあって点も入っていたが)選手たちの慣れが一番大きいと思う。練習試合とかでもそうだが、1部の選手とやるとどうしてもフィジカル面で最初は圧倒されてしまう。後半は『こういう相手だから...』とベンチで話して、その上で(点が)入って盛り上がっていた。選手たちが後半自分たちで立て直したという結果だと思う。(後半松本のシュート率が高かったが)あそこまで(シュートが)入っているイメージはなかった。今日はすごく調子が良かった。リバウンドも取れていたのでそういうところからもリズムに乗れていたのかなと思う。リバウンドとかディフェンスも頑張っていて、(あれだけ調子がいいのは)初めて見た。(ゲームキャプテンに加藤が選ばれたが)田中学生コーチ(貴大、営3)と今の2年生で話した際に、加藤が立候補して『俺がやる』という話だった。『じゃあ任せよう』ということで任せた。(加藤の実際の動きは)気持ちを持っている熱い選手だが、キャプテンを任されたことによって、チーム全体に話しかけるようになった。試合中も流れが良くない時に自分から声を出してチームを盛り上げようとする姿が見えた。そこは穂高自身にとってもいい経験になったのかなと思う。(秋に向けての課題は)コーチ陣に関しては残り数分間の戦い方やタイムアウトの指示の仕方とか。ここでタイムアウトをとったらこの何手先まで指示を出さなければいけないとかがすごく勉強になった。トーナメントも含めてそういうのが勉強になり、もっと勉強しないとなと感じた。チートしての課題は、オープンのシュートやフリーのシュートの確率がどうしても上がってこないので、決めきるべきシュートをしっかり決めていくこと。上級生に関しても下級生に関しても課題だと思う」

◆加藤穂高
「(今日の試合全体を通して)入りで相手にビビっているところがあったが、後半からスイッチが入って、そこで同点まで持って行けたところが良かった。(ゲームキャプテンとして今日の試合までチームをどうまとめていたのか)練習試合にずっと勝てなくてチームの雰囲気が悪かったので、チーム全員で盛り上げていこうと話していた。また、試合中も下を向かないで最後まで全力でやろうと話していた。(対戦相手の日大は春のスプリングトーナメントでも惜しくも敗れてしまった相手だが)最後追い詰めれても勝ちきれないのは1部と2部の差だと思った。(秋のリーグに向けて)個人としてはしっかりとメンバーに入ってチームに貢献すること。チームとしては、1部昇格に向けて下級生から上級生まで盛り上げていくこと。(自身のこれからの目標や今日の反省点は)前半の勝負どころでシュートを決め切れなかったので、最後に決めることができる選手になりたい」

◆松本アイクバリー
「(自身の調子は)最初は緊張してしまって、上手くプレーできなかった。後半からリバウンドからリズムを作ることができたので、自分のプレーができたんじゃないかと思う。(後半から好調になったが)試合の流れを掴んでからいく方。(自身の強みは)アウトサイドもインサイドも両方とも出来るところ。(ファウルが多かったが)とりあえず、相手のスリーを抑えていこうという感じだった。(日大と対戦してみて)フィジカルの強さが違った。(一年生の中で期待されている実感はあるか)自分ではまだわからない。(今後どういう選手になっていきたいか)大きい選手の中でも走れるような選手になりたい。他の大きい選手ができないことをできるようにしていきたい。(秋リーグに向けて)上級生に食らいついていって、活気ある選手にも負けないようにしていきたい」

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