• 久岡はキャプテンとしてチームを『能動的に巻き込む』ことを意識している=駒澤大学玉川校舎グラウンドで(阿部虎徹撮影)

  • 今季初得点でこの試合2得点となった安元(村上直弥撮影)

【GIOCO】安元大活躍!関東2部昇格に向け一歩前進!

[サッカー部]第53回東京都社会人サッカーリーグ1部第6節・三菱養和SC戦(2019年05月29日 13時43分)

第53回東京都社会人サッカーリーグ1部第6節・三菱養和SC戦が5月26日、駒澤大学玉川校舎グラウンドで開催された。結果とメンバー(駒澤大学GIOCO世田谷のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒澤大学GIOCO世田谷2-1三菱養和SC

【得点者】
40分:[駒]安元 奨
51分:[三]
85分:[駒]安元 奨

【メンバー】
GK
1 佐藤 亮祐[4年=湘南学院高]

DF
2 新井 克之[4年=前橋育英高](→88分 23吉田 優貴[3年=旭川実業高])
3 山田 虎之介[2年=三浦学苑高]
12 松田 海斗[3年=真岡高]
13 宮川 公輔[3年=星槎国際高]
15 安元 奨[3年=駒大高]

MF
6 久岡 聖[4年=国際学院高]
7 土井 悠真[2年=広島皆実高]
17 野口 斗哉[3年=成立学園高](→88分 24 加賀谷 匠[2年=前橋育英高])

FW
9 赤池 翔帆[3年=流経大柏高]
19 本吉 宏次朗[2年=千葉敬愛高](→69分 10 米谷 拓海[2年=駒大高])


【SUB】
GK21 鈴木 悠太[3年=神戸弘陵高]
DF14 野中 康平[2年=駒大高]
DF/MF28 正木 康弘
MF20 小野寺 啓悟[1年=ザスパ草津U-18]



世田谷区の気温が32度と真夏日となったこの日に開催された東京都社会人リーグ1部。主に駒大サッカー部で構成されている駒大GIOCO世田谷は、昨年2部から1部へと昇格した。しかし、前節ではTOKYO UNITED Plusに0-1と敗戦。関東2部に昇格するためにはリーグ4位以内に入ることが条件だ。

前半は両者譲らず、惜しいシーンが続いた。赤池、松田がシュートを放つも枠の外へ。その中チャンスが訪れたのは40分。ゴール前の混戦でボールが左サイドに流れるとペナルティエリア付近で拾ったのは安元。そのまま豪快にシュートを放ち、右ポストに当たりゴールへと吸い込まれた。これを先制点とすると前半は終了し、1点リードで試合を折り返した。

後半も勢いに乗りたい駒大GIOCO世田谷だったが、後半6分に相手がロングボールで抜け出すと、飛び出したGK佐藤が相手に裏を取られてしまう。無人となってしまったゴールへそのまま流され同点とされた。しかし、駒大GIOCO世田谷はその後もチャンスを狙い果敢にシュートを打つ。チャンスをつかんだのは前半スーパーゴールをみせた安元だった。右サイドから土井がクロスを上げると、こぼれたボールは安元へと流れた。ペナルティエリア正面からシュートを放ち、ボールが相手に当たったことにより軌道が変わるとそのままゴールへと吸い込まれ、追加点とした。これが決勝点となりそのまま試合は終了。DF安元のスーパーゴールをはじめとする2得点によりチームは勝利をおさめた。

キャプテンの久岡は今後の課題について、シュートが少ないことをあげ、自分が点を取る意識を全員が持つことが大事だと語った。



◆久岡 聖(法4)
「(今日の試合を振り返って)Aチームが勝っている中でGIOCOとかIリーグとかが続いていかなければいけない。前回の試合で駒澤のサッカーができなかったので、今週一週間は駒澤人としてやるべきことを練習でやってきた。今日それが勝ちという形で出たのはよかったが、まだまだ監督やコーチが求めているレベルには届いていない。二週間後に試合があるのでやらなければいけないことが多い。みんなでやっていきたい。(2得点の安元選手については)前回ヤス(安元)は試合に出ていなくて、悔しい気持ちがあったと思う。練習も一生懸命やっているしそれが得点という結果として出たのは良かったと思う。個人的には自主練も一緒にやっているのでうれしかった。(失点シーンについて)オフサイドみたいだったと思うが、それでも自分たちの切り替えの遅さが出てしまった。最近失点が多いので意識させていかなければいけないなと思う。(GIOCOの全体の調子は)駒澤のサッカーをやれば勝てないチームはないと言われている中、次の試合で慢心してしまうのが結果として出てしまう。出来栄えとしては低いかなと思う。(キャプテンとして意識したこと)一番は自分がやるということ。守備が緩いということなど、背中で示すというかプレーで示して気づかせるような、能動的に巻き込んでいくというのは水摩さんにもいわれていたので特に意識した。(今後の課題は)得点が取れていないということもあるし、まずシュートが少ない。自分が点を取るという意識をみんなに持ってほしい。チームのためという意識が必要。あとはぶつ切りにならないこと。(今後の意気込み)目標としては関東2部に昇格すること。(今季)3位以内に入ってプレーオフに出場する。それに向けてAチームが頑張っている分自分たちも『駒澤大学』としてのチーム力をあげていかなければいけない。仲間のために、チームのためにというのをもっと意識する。今日勝ったことに満足せず、次もやっていかなければいけない」


◆安元 奨(経3)
「(今日の試合を振り返って)ディフェンスラインがずっと低くて、コンパクトにできなかった。セカンドボールがあまり拾えなくて、自分たちのやりたいことができなかった試合だった。(試合で意識したことは)駒大の選手で当たり前のこと、頑張る・戦う・粘り強くやると言うことを意識していた。(1点目の得点シーンについて)あれはたまたま(笑)。セカンドボールを狙うことは常日頃から言われてるので。(2点目は)これもたまたま(笑)。セカンドボールを拾うとか、一個前の選手を追い越すと言うことは、最近練習の時に言われている。セカンドが拾えていないので、まだまだだと思う。(今季初得点について)全然点を取る選手じゃないので驚いている。(決めきれないとこが多かったが)最後の気持ちの部分だったり、暑い中の試合だったので、最後に一歩出せるか出せないかの技術戦術以外のところは日々言われている。そこの問題ではないか。(次戦への意気込み)もう一つも落とせない。自分たちが関東2部に昇格するということと、Aチームに食い込むということ。個人のレベルアップがこれから必要。自分も含めて今のままじゃAチームでは絶対通用しないので、日々の練習から積み重ねてがんばりたい」

◆本吉 宏次朗(法2)
「(今日の試合を振り返って)勝つことはできたが、自分は決められるところで決められなかったし、まだまだ求められていることができていなかった。自分としては課題しか残らなかった。(どんな課題が残ったか)暑いときに走って最後までやりきるところであったり、チームのために走ったり、点が入らない展開の中で自分が点を取れたら(チームが)楽になれるのに決められなかったところ。(今日意識していたこと)自分は背が高いので、ヘディングで負けないこと。あとは点を取ってチームに貢献したい。(トップチームで2年生が多く活躍しているが追いつきたい気持ちは)ある。でもまだまだ全然なので、もっとやらないとなという気持ちがある。(今後の意気込み)このままチームが勝ち続けられるのが一番良くて、自分としてももっと結果を残して、チームに貢献できたら良いと思う」

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