• 今季リーグ2得点目となったヘディングシュートを決めた森本=日立市民運動公園陸上競技場で(阿部愛実撮影)

  • リーグ戦初起用となった杉本は無失点勝利に貢献した

前節を乗り越え2試合ぶりの無失点勝利!!

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・中大戦(2019年06月02日 18時03分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・中大戦が6月2日、日立市民運動公園陸上競技場で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
☆駒大1ー0中大


【得点者】
13分:[駒]森本 ヒマン(真下 瑞都)


【メンバー】
GK
22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]

DF
30 小幡 祐稀[3年=東京Vユース]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
4 真下 瑞都[3年=矢板中央高]

MF
13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
24 米田 泰盛[3年=駒大高]
31 加々美 文斗[4年=鎮西高](→5 桧山 悠也[2年=市立船橋高])

FW
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]
19 森本 ヒマン[3年=矢板中央高](→9 高橋 潤哉[4年=山形ユース])

【SUB】
GK 21 八木 大政[3年=熊本ユース]
MF 14 米田 大介[3年=浦和東高]
MF 33 藤原 拓海[3年=山梨学院高]
MF 34 西田 直也[2年=駒大高]
FW11 矢崎 一輝[3年=駒大高]



前節明大に敗れ、連敗は避けたい駒大。第8節は昇格組、中大との対戦となった。

ボールを繋ぐスタイルの相手に対し序盤から激しいプレスをかける。すると前半4分、高い位置で江崎がボールを奪うと右サイドの加々美に展開。クロスは味方に合わなかったがいきなりチャンスを作る。徐々に流れを引き寄せると前半14分、真下が左サイドから投げたロングスローをペナルティエリア中央にいた森本が頭で合わせて先制。早い時間帯にリードを奪う。ここからは一進一退の攻防が続き、相手にサイドを突破される場面も見られたが、最後のところでディフェンス陣が体を張り、無失点で前半を終えた。後半は立ち上がりから荒木、薬真寺らがチャンスを作り、シュートを放つ中、後半9分に右サイド加々美に替えて守備的な桧山を投入。試合を落ち着ける。終盤は中大にボールを握られる厳しい展開となるが、駒大らしいサッカーで戦い抜き、最後まで得点を与えず勝利。勝ち点3を上乗せした。この試合がリーグデビュー戦となった杉本は無失点で切り抜けた。

この試合をもってリーグ戦は一時終了。残る3試合は来週から始まるアミノバイタルカップ全日程終了後の8月上旬に行われる。



◆秋田 浩一 監督
「(今日の試合を振り返って)頑張っていたのでよかったと思う。90分集中して試合していたので良かった。(早い時間帯での森本選手のゴールについて)もう1点取れればありがたかったが、それはそれで。そうだったらもっと取られてしまっていたかもしれないので。よかった。(無失点の勝利だったが)みんな全体的に頑張っていた。決定的なものもいっぱいあったけど、それぞれが頑張っていたのでよかった。(今季初起用の杉本選手については)よくやっていたと思う。どうなるかと思ったけれど…顔が緊張していたので(笑)。(やはり杉本選手は最初緊張していたか)最初(試合前)は緊張していた。本人はしていないと言っていたが。(途中交代の選手起用の意図は)今日は(試合の途中で)勝っていたら桧山、負けていたら藤原と決めていた。勝っていたので(桧山を起用した)。(森本選手の交代は警告をもらってしまったということもあるか)それもあるが、動けなくなっていたしヘディングも勝てなくなっていたので。(来週から始まるアミノバイタルカップに向けての課題は)もう少し両サイドに正確にボールを出せるようになればありがたい。疲れてくるといい加減というか不十分になる。それがちゃんと出せれば(有効に)時間を使えると思う。あとはセットプレーでも点数が欲しい。(アミノバイタルカップの意気込み)ぜひ全国大会に出たいと思う」


◆星 キョーワァン(法4)
「(今日の試合を振り返って)前半の早い時間に先制点取れて、そこから相手のリズムで苦しい時間帯もあったが、前回(明大戦)4失点の後(の試合で)無失点で終われて良かった。(高い位置でのボール奪取がチャンスに繋がっていたが)相手が高い位置でボール回してくるという話はしてたので、グラウンドもあまり良くなくて、芝生も深くてボールも止まるかなというのがあったので、ある程度前から行けば高い位置で取れるシーンが多くなってくるかなとは思っていた。何度かそういうシーンを作れたが、そこで点を取れなかったというのは今のチームの課題かなと思う。(桧山選手が投入されたが)守備の意識という部分であそこに入ったと思うので、桧山には攻撃というよりも守備をチームとして求めていた。(駒大のサッカーはできていたか)前回4失点してしまったので、そういう部分でもういっかい自分たちのスローガンである「駒澤人であれ」とは何かというのを監督から言っていただいたので、とにかく技術戦術ではなくて、チームとして駒大としてどう戦うか監督がおっしゃってくれていたので、そこはみんなで出していこうという意識でやれたので、継続していけたらいい。(横山選手が累積で不在だったが)江崎がけが明けというのもあったが、チームのためにしっかり、一員としてプレーしてくれたので、そこは誰が出ても大丈夫な状態であるとは思う。(アミノバイタルカップの意気込み)こうして、チームとしてもう一度駒大のサッカーはどういうものかというのを体現できたと思う。アミノバイタルカップは連戦になるので、その中でチームとして団結して、誰が出てもクオリティの落ちないサッカーをできるようにチームとして一体となってやっていきたい」


◆杉本 陸(現3)
「(今日の試合を振り返って)(自分は)デビュー戦だったので固くなるかなとも思ったが、個人としては全然固くなることなくチームに貢献できるようにというのを意識して望んで勝てたのでよかった。(初スタメンだったが)思ったよりも緊張はしなかった。円陣の時に(掛け声を)噛んでしまって、みんなに『緊張してるんだろう!』と言われたが(笑)。試合に出るかなって思った日くらいが一番緊張した。(先発と言われたのはいつか)今日だが、昨日紅白戦(練習試合)をやっていたので(わかっていた)。(無失点の勝利となったが)(今まで)失点が多かったので、自分が入ってアピールという点でも失点は避けたかったのでよかった。(自身のアピールポイントは)安定感。身長がキーパーとしては足りない分、ミスしないとか安定感でアピールしている。(試合中の声掛けの意識は)身長がない分『声を出していけ』と監督に言われていたので、今日の相手は背後とかを狙ってきていたのでどんどん声を出して、チームの気持ちの分の声とかを出していた。(来週からアミノバイタルカップが始まるが意気込みは)自分はまだ出るかわからないが、練習とかでアピールしながら試合に出たらチームのために頑張りたいと思う」

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