• 初得点となった森本に監督は「いいゴールだった」と評価した=県立保土ヶ谷公園サッカー場で(阿部愛実撮影)

  • セカンドボールを拾った米田泰のクロスが先制点につながった(中村将基撮影)

  • 今試合MFで起用された桧山はDF力と攻撃力を兼ね揃えている(阿部愛実撮影)

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[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第6節・専大戦(2019年05月18日 22時54分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第6節・専大戦が5月18日、県立保土ヶ谷公園サッカー場で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
☆駒大1ー0早大


【得点者】
62分:[駒]森本 ヒマン(米田 泰盛)


【メンバー】
GK
1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]

DF
30 小幡 祐稀[3年=東京Vユース]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
4 真下 瑞都[3年=矢板中央高]

MF
24 米田 泰盛[3年=駒大高](→71分 5 桧山 悠也[2年=市立船橋高])
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]

FW
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース](→87分 34 西田 直也[2年=駒大高])
19 森本 ヒマン[3年=矢板中央高](→75分 31 加々美 文斗[4年=鎮西高])


【SUB】
GK 22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]
MF 8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
MF 14 米田 大介[3年=浦和東高]
FW 11 矢崎 一輝[3年=駒大高]


第6節は昨季リーグの覇者早大となった。昨季のような勢いが出ない早大に対して、森本、高橋を最前線に配置した。
試合開始からペースを握ったのは駒大。前線への早いロングボールに対して、森本、高橋が強みのフィジカルでファーストタッチを奪い、セカンドボールを荒木、米田泰が拾い早大ゴールに迫った。前半ペースをつかみながらも得点がなかなか取れない展開が続くと、アクシデントが起きる。早大ペナルティエリア内の空中戦を森本が制したが、競った相手選手が倒れると、ラフプレーとして森本に対してイエローカード。この判定にチーム全体が奮起し、星が相手のロングボールに対してヘディングと共に大声でチームを鼓舞した。

前半を良い流れで折り返すと、後半も流れをキープ。先制点は18分、右サイドで小幡がボールを拾うとセンタリングをあげる。小幡のクロスは相手DFに阻まれ、再びサイドに流れるが、セカンドボールを米田泰が拾いクロス。ニアで合わせたのは森本だった。ヘディングで叩き込み初ゴールを決めた。
後半終了間際にはディフェンスの裏にボールを通されるシーンが増えたが、星とGK松村が見事な連携で相手オフェンスをシャットアウト。今期初の無失点で試合を締めくくった。


◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)もっと点数を取れればよかったなと思うが、今日は今シーズン始まって(初めて)0点に抑えたのでディフェンスがよかった。(前半から惜しいシーンとなったシュートが多くあったと思うが)決定力がないのではないか。あと1点は欲しかったなと思う。でもやろうとすることは徹底してやれていた。前のふたり(高橋と森本)は疲れちゃっていたのであれをずっと続けられるようになればもっと強力になると思う。(森本選手のゴールについては)(今まで)決めていなかったから、いいゴールだったと思う。米田泰盛もいいセンタリングだったし良かったと思う。(両サイドが機能していたと思うが)両方運動量のある選手なので、今後効いてくると思う。相手によってはいろんな使い方ができると思う。2トップも初めての先発なので。これもひとつの武器になると思うのでいいのではないか。(無失点で終えられたことについて)ディフェンス力はサッカーでは大事な要素だと思うし、試合に勝つにはディフェンス力が大事だと思う。(途中交代で入った桧山選手のポジションの意図は)意外とスピードもあるし攻撃的センスもある。あそこで使いたいなと思ったので、今日試せてよかった。(次節の意気込み)天皇杯予選(東京都トーナメント)で負けているので、リベンジしたい。(ナイターの試合になるが)Aチームがそろって練習しているのが5時とか5時半とかなので、たいして変わらないかと思う」

◆星 キョーワァン(法4)
「(今日の試合を振り返って)内容的にきつい時間帯があったが、チームとして0に抑えて勝てたというのは、大きかったと思う。(今季初の無失点だったが)そろそろ無失点で勝とうという話はしていてその中でやっとじゃないが、0に抑えられた。そこはチームとして一つ成長できた部分だと思う。(サイドバックが桧山から小幡に変わったが)チームとしてやることはそんなに変わらないが、小幡は攻撃が好きなので、その部分、攻撃は自由にやらせてあげようと思っている。そこは守備に意識してちゃんとやらせればいいかなと思っている。(小幡が起点となって1点目が生まれたが)(森本)ヒマンがニアでずっと、何本も当たっていたので、「ヒマン今日(点を)取れるかな」と思っていた。あのような形で、ヒマンとしても駒大としても理想的な形で1点取れたので良かった。そこはチームとしても大きかったなと思う。(森本は初得点となったが)ずっと試合には出ていたので本人も「あとは点だな」と思っていた部分はあったと思うので、そこはヒマン自身も取れて良かったという部分はあると思う。自分としてもやってくれたなという部分はあると思うので、そこは嬉しいです。(その前のイエローカードで火が付いたように見えたが)少し納得のいかないジャッジだった。それでもそれを覆して強さで勝ちたいという気持ちがあったのでそこから一つ、自分がヘディングでチーム勢いをもっていこうと思った。そこから前半終わりから、チームとして良い時間がもてたので、そこは良かった。(試合終了間際に裏に抜けられるシーンが多くなったが)うまくはまらない時間が多かったが、自分はその分後ろで余って裏に抜けたボールを狙おうと個人的に思っていた。そこで、何度か裏に抜けられるシーンがあったが、自分と(松村)優太郎のところで処理できた。自分個人としてはある意味ねらい通りでした。(コースを限定してということか)そうですね。裏に抜けられた奴だけ狙おうと思っていた。個人的には狙い通りにやれていた試合かなと思う。(明大は裏に抜けるシーンが多いと思うが)天皇杯で負けている相手でもあり、そこは今季のリベンジができるように。相手のストロングを切りつつ、自分たちのストロングで勝てるという自信もついてきたので、そこは自分たちのサッカーを大切にガンガン前に早いサッカーをしたい。できるように練習を頑張っていきたい。(相手のディフェンス陣大きい選手が多いが)ヒマンと高橋潤哉がうちにはいるので、サイドから早い攻撃で、上手くヒマンと潤哉を使いながらやれたらいいなと思う。(次節に向けて一言)今日勝ったことで、次もまた大事になってくるので、またチームで次も勝てるように謙虚にトレーニングからやっていい準備をしていきたい」

◆松村 優太郎(市4)
「(今日の試合を振り返って)今日は今季初めての無失点で終われたので良かった。(意識したことは)今日はGW明けで去年はここで連敗していたので、今年はGWが明けても勝ち続けていこうと思っていた。失点をしたくなかったので、そこを意識した。(ディフェンスのコントロールについて)相手がロングボールとかを狙ってくるとスカウティングであったので、裏のボールとかは自分もそうだがディフェンスラインに口酸っぱくして言っていた。(試合中に気を付けていたことは)ディフェンスラインとの連携。自分が出るときはしっかりカバーに入ってもらったりとか、(星)キョーワァンとかと試合前に話をしているので、それはいつも通りだった。(相手のコーナーキックもあまりなく攻めさせなかったということだと思うが)みんなが頑張ってくれたのでみんなのおかげ。自分は来たシュートを止めるだけだった。無失点でよかった。(練習でやっていることは)輪島コーチがきつく練習してくれているのでそれをやっている。(次節の意気込み)絶対勝つということは当たり前だが、天皇杯予選(東京都トーナメント)で負けているのでその借りを返して、今回の結果に満足せずにしっかりやっていきたい。(暗い会場になるが)別に普段と変わらずナイターゲームだが、練習と同じような感覚でいつも通りやれば絶対勝てると思うのでしっかりやりたい」

◆森本 ヒマン(政3)
「(今日の試合を振り返って)チーム全員が最後まで相手より走ったのが勝利の要因だったと思っている。(意識したことは)競り合いでは負けない(ことを意識したが)今日は結構負けていたのでこれからの課題。(自身リーグ戦初めてのゴールについて)点を取れたが、監督が求めている90分戦えるということはまだまだ体力的にももたなかったので、そこをもっと頑張りたい。(ゴールシーンについては)駒大の持ち味であるサイド攻撃で米田(泰)からいいボールが来るというのはわかっていたのであとは合わせるだけだった。(高橋選手とのコンビネーションはどうか)自分が競った後もあいつ(高橋)が拾ってくれるので。点は取れていないが点に近い攻撃とかはできているのでそういった機会をもっと増やしていきたい。(今回惜しいシーンとなったシュートが多かったように思えるが)自分はシュートを6回くらい打ったが、入ったのは1点だったのでもっと決定力をアップしていきたい。(チームとしては)内容的にはまだまだだが、攻撃はシュートで終わる場面とかが結構多かったので、もっと続ければ良いと思う。(今日の試合はディフェンスで粘り勝ったという印象だが)ほとんどこの勝利はディフェンスの勝利だと思う。(1-0のスコアについては)自分は途中で変わってしまったのでもっと90分間戦って、競り合いももっと自分が引っ張っていけたらと思っている。これからの試合は90分出れるように頑張りたい。(次節の意気込み)前回(東京都トーナメント学生の部決勝)で負けているので、今度は勝てるようにここから練習もっと頑張っていきたい。(18時キックオフの試合になるが)気温とかも涼しいと思うのでいつもよりは走れると思う」


なお、次節は5月29日、埼玉スタジアム第2グラウンドで18:00から明大と対戦する。

◆埼玉スタジアム第2グラウンド
・埼玉高速鉄道浦和美園駅より徒歩20分

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