• 今季コンスタントに結果を残す岩崎(清野雄太郎撮影)

  • 岩崎のタイムリーに喜ぶベンチ(奧野凌河撮影)

  • 同点打を放った稲葉(奥野凌河撮影)

  • 今季4番を務める大谷は、逆転適時打で期待に応えた(清野雄太郎撮影)

8回に浅井が逆転タイムリー!日体大から今季初の勝ち点獲得!

[準硬式野球部](2019年05月18日 19時08分)

東都大学準硬式野球2部春季リーグ対日体大2回戦が4月27日、八王子市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


日体大 014 100 100=7
駒 大 001 050 02×=8


      打安点
(6)稲 葉412
(8)岩 田410
(9)鈴 木320
(D)浅 井412
(3)岩 崎522
 2
(7)大 谷511
 7 川 瀬000
(5)井 上410
 3
(4)池 田200
 5
(2)岡 部310
PH 竹 下000
 4


     計33107

二塁打:岡部(4回)
三塁打:岩崎(5回)

       回   打 安 点
小林茂    32/3  12 1 2
尾 関    11/3  8 2 4
○朝 木   4    19 1 1


1勝を先取し、今季初の勝ち点獲得が目前となった日体大2回戦。
序盤は日体大のペースで試合が進んだ。2回に先制点を奪われ、1点ビハインドで迎えた3回表、先発・小林茂幹(営3)の与四球と被安打などで1死二、三塁のピンチになると、二塁手のフィルダースチョイスで1失点。中堅手の失策も絡み、この回に3点を失う。4回にも1死一、三塁から併殺崩れの1失点と序盤から5点差を追いかける展開となった。
打線は5回表、無死二、三塁から5番岩崎文哉(営4)の左中間三塁打で2点を返すと、続く6番大谷颯太(経3)も左前適時打。1番稲葉慶伍(仏2)の中前2点適時打もあり、一挙に5点を加え、5点差を振り出しに戻した。その後、相手に勝ち越しを許すが、8回1死満塁の場面、4番浅井崚英(法2)の中前2点適時打で逆転に成功。前の打者が敬遠され、プレッシャーがかかる中、4番が決勝打を放った。
勝ち星を挙げ、日体大戦は2勝0敗。今季初の勝ち点を獲得し、勢いをつけた。


◆山尾悠人(経3)
「(今日の試合を振り返って)今日勝ったら最下位はなくなるから絶対に負けられない戦いということでベストオーダーで戦った。(初の勝ち点獲得になったが)最初は5点大量失点でやばいと思っていたが、打てない投手ではなかったから負けると思うことはなかった。1点ずつ返せば勝てると思っていたからプレッシャーはなかった。(5回にタイムリーが続いたが)良くつながった。あのときはイケイケだった。相手投手も球数が多くなって疲れていたから、打たれたら集中が切れて失策が絡んでいた。(チームの投手陣と打線は)投手は5点以内に抑えることが目標だったが、7点取られた。その中で、バッテリーミスなどのミスで取られた点は5点に含まれないと思う。打たれて取られた点は投手の責任だが、味方のミスで取られた点はこれから防げるからそうゆう面では安打は4本しか打たれていないし、7点も取られる試合ではなかった。打線は6点以上が目標だったが、一気に5点とかじゃなくて、先制、追加、だめ押しで6点取っていきたい。今日は最後も先頭が出てくれたおかげで点が入ったと思う。(8回の浅井の適時打は)前の打者が敬遠されていたから浅井は気合が入っていた。最近調子が悪かったから代打を出そうと思ったが、しっかり投手に合わせてタイミングを取っていたから『行ってこい』と言って、打席に送った。しっかり打ってくれた。(浅井は4番の自覚が出てきたか)最初は出てなかったりしていたが、今季4番に置いてた。前回は5番に置いたが、勝負強さであったり、自分にストイックであったりと4番に置くべきだと思っている。任された仕事を期待以上の結果で応えなければいけない。期待して成長を見守っていきたい。(次の帝京大戦に向けて)相手の投手もすごくいい投手が右、左2枚いる。打撃でもよく振ってきて、格上の相手だが、その分情報は出回っているからイメージを共有していきたい。今までは人数が揃わなかったが、ゴールデンウィークで人も集まるからチーム一丸で戦っていきたい」

◆岩崎文哉
「(今日の試合を振り返って)先日の初戦で勝っていて、余裕のある状態だったので、いつもと変わらずに戦うことができた。自分は残っている身なので、チームの為に何ができるか、チームのためにできることをやろうと思って今日の試合に臨んだ。(自身の調子は)このリーグ戦で無安打だった試合が1試合だけで、一日一本ずつ打てているのでそんなに悪いという印象はない。(3回に三塁打で2点を返したが)今季得点圏で打てていなかったので、よく人の打席を見ていて『お前ここだぞ』と声出しをしているが、この打席で(自分に対して)ここだと思っていた。キャッチャーだった目線から見て、単調なリードで甘いスライダーを打つことができた。(5点差をひっくり返す試合展開だったが)いいところで点が入るのがこのチームのいいところなので、この先の試合も続けていきたい。(今季初の勝ち点を獲得したが)去年の自分たちの代では簡単に勝ち点を取れていたので、久しぶりに勝ち点を取るという喜びと一つの勝ち点を取ることがこれだけ大変だということが味わえ、気を引き締め直すことができた。(今季での降格はなくなったが)自分が残って少しでも戦力になれたらいいかなと思っていた。まだまだ上位もあるので、終わりまでチームの為に頑張りたい。(4年生から見た今のチームは)もっとやれるチームだと思う。(バッテリーなど)戦力が足りないポジションがあって、まだまだ選手に伸びしろがある。自分は春で引退する予定だが、抜けた後でもやっていけるようなチームになってほしい。(次戦以降に向けて)4年生はチームのためにやれることをするだけなので、変わらず続けていきたい」

◆浅井崚英
「(今日の試合を振り返って)序盤にリードされて嫌な展開だった。相手チームは乗ってくると怖い打線なので、乗らせている感じがして嫌な流れだったと試合を通して思っていた。(5点差をひっくり返したが)うちも打線が売りのチームなので、一本誰かが出して流れに乗れば、跳ね返せる点差だと思っていたので、悲壮感みたいなものはそこまでなかった。やることをやれればしっかり点は取れると思っていた。(自身の調子は)調子は最悪で、ここ何試合か全然ヒットを打てていなくて、チームに迷惑をかけていた。(8回に前の打者が敬遠された後に適時打を放ったが)前のバッターが敬遠されて、正直舐められているなというのは思ったので、どんな形でもいいので点につなげたかった。デッドボールでも不細工なヒットでもランナーを返したいということだけを考えて打席に入っていた。(今季本塁打なども出ているが、4番としてどう感じているか)自分はどちらかと言うと、ホームランをたくさん打てるバッターではないので、重要なところでどんな形でもいいのでランナーを返すことを意識してやっていた。これからも4番としては大事なところで、4打数4安打ではなく4打数1安打でもいいので、重要なところで一本を出せればなと思う。いいところで打ちチームの勝利への打点を稼げるようなバッターになりたい。(勝ち点を獲得できたが)3戦目まで行くと向こうに流れが行ってしまうので、ここで決めようと思ってやった結果ここで勝ち点が取れたのですごく嬉しい。(今季での降格はなくなったが)最初は優勝を目指してやっていたので、まだ終わってないがリーグ戦の結果としては不本意なので、ここからは一つでも勝てるように、最後の秋リーグに向けて、実践を積み準備ができればと思う。(次戦に向けて)次の相手も帝京大という力のあるチームなので、そこにしっかり勝ち切って、秋リーグに向けて『駒大ちょっと怖いな』と印象付けられるような試合で勝ち点を獲得したい」

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