• 小林茂は6回2失点と試合をつくった(奧野凌河撮影)

  • ヘッドスライディングで逆転内野安打を呼び込んだ岩田(写真:左)

  • 初の打点を記録した井上

  • 井上(写真:左)はチームのムードメーカー的存在だ

  • 井上の中前安打で一気にホームに帰還した岩崎

岩田、井上のタイムリーで逆転V!投手陣も粘りの投球

[準硬式野球部](2019年05月11日 23時16分)

東都大学準硬式野球2部春季リーグ対日体大1回戦が4月25日、綾瀬スポーツ公園第1野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒 大 000 003 010=4
日体大 002 000 010=3

      打安点
(9)鈴 木520
(4)中 村310
 46池 田100
(6)稲 葉420
 P 
(D)朝 木410
 4 竹 下000
(7)浅 井310
 PH大 谷100
 7 川 瀬000 
(2)岩 崎410
(8)岩 田422
(5)井 上411
(2)岡 部400

     計37113

二塁打:鈴木(3回)

       回   打 安 点
○小林茂   6   25 3 2
尾 関    12/3  9 2 1
稲 葉    11/3  5 1 0


今季、ここまで勝ち点0と崖っぷちの状況で戦う日体大1回戦。先発は今季、勝ちがない小林茂幹(営3)が務めた。

3回裏、右前安打と犠打で1死二塁のピンチになると、味方の失策で先制点を許す。失策で出塁した走者は三塁まで進み、続く打者にも犠飛を打たれこの回2失点。
序盤から相手に先制され、崩れていくと思われたが、今回の小林茂は粘りを見せた。4回、6回と先頭打者を出し、得点圏まで走者を進められるも、後続を打たせる投球で抑え込む。結果、6回まで3安打2失点と試合をつくった。

一方、打線は相手投手のフォークボールを攻略できず5回まで無得点。しかし、6回表、満塁から相手の捕逸でこの試合初の得点を奪うと、2死二、三塁で7番岩田励史(文3)が適時内野安打。ボテボテの当たりも、執念のヘッドスライディングで逆転につなげた。8回表は2死一塁の場面で8番井上晴太(文3)が右前適時安打。スタートを切っていた一塁走者の岩崎文哉(営4)が一気にホームに帰り、貴重な追加点を奪った。

8回裏に1点を返されるも、9回はしっかりと抑え、日体大初戦は白星スタート。課題の投手陣が3失点にまとめ上げ、勝ち点獲得へ向け上場の滑り出しとなった。



◆岩田励史
「(今日の試合を振り返って)厳しい試合だった。今日の試合を振り返ると投手陣がよく投げてくれた。チームのルールとして、打者が6点以上、投手が5点以内を目標にしている。打者はそれを今日達成できなかったが、勝てたから投手陣の力が大きかった。(低めの球に手を出す傾向があったが)フォークボールがいい投手。手を出さないように意識していたが、手を出してしまったからそこが反省点。(6回に当てた打球が内野安打になったが)本当はもう一個前の球で決めたかったが、ファールになってしまった。とりあえずフォークを振って、空振りはしないように、開かないように意識していた。ボテボテの当たりだったが、いいところに飛んでくれて良かった。決勝打になって素直に嬉しい。(バントシフトや投内連携でミスがあったが)あまり練習してないことをしてしまったからそこはミーティングをしていく。(普段練習では何に力を入れているか)準硬式は打てないと勝てないから攻撃に力を入れている。守備は短い時間で効率よくやっている。(次の試合は)絶対に勝つ。3試合に持ち込まないように」


◆井上晴太
「(今日の試合を振り返って)投手が踏ん張ってくれた。ずっと調子が悪かった投手陣が試合を作ってくれて、頑張ってくれた。(リーグ戦初の打点だったが)決勝点になって良かった。ランナー一、二塁でガチガチに点を取るつもりはなかったが、岩崎さんも走ってくれて打点になって良かった。盗塁のサインは出ていたが自分も追い込まれていたから振りにいったら上手く飛んでくれた。(リーグ戦の序盤はなかなか一本が出なかったが)取材されるために頑張っている(笑)。今日はもしかしたらあるかもと思っていた。(守備でもチームを盛り上げているが自身の特徴は)熱い男。サードなので(笑)。投手を中心にチーム全体を盛り上げれるように。チームを引っ張っていける選手になろうと思っている。自分は声が大きくて、声かけには自信があったから入ったときからずっと心掛けている。(次の試合に向けて)また取材されるように頑張る」

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