新戦力・渡辺がハットトリック達成!!新体制で勝利飾る
[アイススケート部](2019年05月12日 10時19分)
秩父宮杯第67回関東大学アイスホッケー選手権大会Bグループ対理科大戦が5月11日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。結果は以下の通り。
☆駒 大5−2東京理科大
(1−0)
(1−0)
(3−2)
【得点者】()内はアシスト[]内はゲームシュチュエション
第1ピリオド
11:28 〔駒〕 矢口 (渡辺)[EQ]
第2ピリオド
16:49 〔駒〕久保田(川野、興津)[EQ]
第3ピリオド
31:49〔駒〕渡辺(矢口、茂内)[+1]
35:37 〔理〕風間[EQ]
38:46 〔理〕伊藤(久保井)[EQ]
39:33 〔駒〕渡辺[EQ]
42:20 〔駒〕渡辺(矢口、茂内)[EQ]
新体制になって初めての公式戦の相手は4部の東京理科大。新チームには『アイスホッケーをやりたくて来た』編入生の渡辺(現3)と新入生の興津、西田の経験者3人が加入。フレッシュなメンバーで戦いに臨んだ。先制点を奪ったのはエースの矢口(G2)。11分ゴール裏の渡辺からパスに矢口が合わせる形でシュートし、点をもぎ取る。直後にカウンターを食らうも冷静にキャプテンの平入(商4)が対処し、第1ピリオドが終了。リードしたまま第2ピリオドに入ると開始1分で副キャプテンになった久保田(商4)がカウンターで飛び出す。ブルーラインから放ったシュートがゴールネットを揺らし2−0とした。迎えた第3ピリオドではパワープレーを活かして相手陣地に攻め込むと矢口、茂内(心4)からアシストをもらった渡辺がチーム加入後初ゴールを決める。その後好セーブを見せていたゴーリー菊池(仏3)の左肩をパックがすり抜け1点を返され理科大が勢いづく。流れを掴むと、ゴール前の混戦から押し込まれ連続得点を許してしまう。3−2とされ、流れが相手に行きかけたところで渡辺のカウンター。相手選手の持っていたパックを奪い、2人のDFを振り切って放ったシュートはゴールに突き刺さった。ラスト3分でダメ押しの5点目、リバウンドを渡辺が押し込み、この得点でハットトリックを達成。そのまま試合終了し、5ー2で東京理科大を下した。
◆平入駿主将
「(試合の序盤は押され気味だったが)結構練習試合などを通して最近は調子が良かったので、もっと攻めていけるかなという気持ちがあった。だが、初戦ということもあり、理科大さんも自分たちが思っている以上にうまい選手がすごくいたので押されてしまっている部分があった。(先制できたが)やはり初戦で先制点を取れることはチームにとって大きいことだし、いくら自分たちが2部であろうと負けたらそこで春は終わりなのでそこで先制点が取れたのは良かったと思う。(第2ピリオドからの流れが良かったが)みんな普段の練習から思ったことを言うようにしたりすることを意識している。そこで『ここがこうだったから、もっとこうしていこう』という言葉が最近は飛び交っているので、そこが良かったのだと思う。(渡辺選手が3点決めていたが)北海道から来た。駒沢に少し興味があって編入してきた。今まで矢口(隼樹)だけという感じだったが、他にも経験者が入ってきたことで、1セット目の渡辺とか茂内がいい活躍をしている。他にも2セット目の11番(久保田祥生)とかは自分の仲良い友達でもあって期待できる副キャプテンなのでそこにも注目している。(1年生に経験者が入ったが)西田(朋生)っていうのと、興津(源人)の2人。2人ともすごくうまい。今まで2セットで回していた分、経験者が増えてそこを3セットで回せるというのが今の強みだと思う。その分、楽をしないようにみんなで意識していくというのを気をつけている。キャプテンとして自分は初心者から始めたというのがあるので、経験者に頼る部分も多いが、自分たちで『どうしたらもっと点を取れるか』とか『もっとこうしたら0点に抑えられるんじゃないか』というのを話し合うようにしている。他の人から見て攻撃のスタイルが変わって見えるのはその話し合いの成果だと思う。(DFで意識していることは)他のチームに比べて自分たちのチームのDFが弱いというのは自分たちも分かっているし、他のチームからもそのように見られている。その中でしっかりFWにパスをつながないと攻撃の起点が生まれないのでそういったパス面だとか1つ1つの動きを早くすることは意識している。(今年度の目標は)リーグ優勝。自分は(4年生で)最後なので、自分の力を出しきりたいと思っている」
◆渡辺信勝
「(ハットトリックだが)そうですね、あまり意識していなかったが。(試合を振り返って)ゴール前の詰めが甘かったりして点が決めきれないところがあった。あとはディフェンスゾーン、今日はシュートがあまりきていなかったので良かったが。そこを決めていかないと次は負けてしまうと思うのでしっかりしたい。(先制したが)エースの(矢口)隼樹が声をかけてくれたのですぐにパスを出せた。やはり隼樹にこのチームは支えられていると思った。(第3ピリオドはゴールラッシュだったが)自分が怪我した時にリミッターが外れたのかわからないが疲れが消えちゃったのでその時に点を決めることができた。(自身のプレースタイルは)体力が無い分、決めるところを決めるというかチャンス逃さないようにするのが自分のプレースタイル。(今回はそのプレーができたか)半々。2ピリとか3ピリで(矢口)隼樹からパスをもらってもレシーブをミスしたりして逆に攻められたりしていたので、そういうところがダメ。自分はまだ甘くて、できたところというのはあまり無い。これからもっとしぼっていけたらと思う。(駒大に転入したきっかけは)もともと國学院の方に転入する予定だったが、推薦が駒沢にあってアイスホッケーをやりたかったので、駒沢の方を選んだ。(チームの雰囲気は)賑やかでいいと思う。上下関係もすごい厳しいというわけでは無いので雰囲気はいいと思う。(矢口)隼樹とかが支えてくれていてそこに頼りすぎているところがあるのでそこをもう少し自分が支えられたらいいと思う。(今年度の目標は)チーム全体が2部優勝というのを掲げているので自分もそれに向かって少しでも支えられたらなと思う。(次戦への意気込みは)今日よりももっといいパフォーマンスができるように明日までに調節していきたい」
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