• 最後まで勝利を目指して誰よりも声を出し、チームを引っ張った#3岡田=アミノバイタルフィールドで(奥田葉月撮影)

  • 逆転勝利に導く見事なロングパスを決めた#1樋口

  • 個人記録ラン部門でBIG8、3位!ブロックをモノともしない圧巻のランで逆転勝利に大きく貢献した#29割谷

  • 試合を決定づけた劇的TDのきっかけとなる見事なキャッチをみせた#11出来岡

チーム全員でつかんだ劇的TD! 意地の逆転勝利でBIG8残留!! 

[アメリカンフットボール部](2018年12月21日 14時14分)

2018年度関東学生アメリカンフットボールリーグ1部2部入替戦、対明治学院大学戦が12月16日、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。

○駒大 10 ー7 明治学院大●
1Q(3ー0)
2Q(0ー0)
3Q(0ー7)
4Q(7ー0)

入替戦の相手は2部リーグ2位の明治学院大学。

前半は駒大のキックオフでスタート。序盤はお互いディフェンス陣が安定した守備を見せ、パントが続いた。その後、駒大が明学大のパントブロックに成功し十分TDが狙える位置で攻撃権を獲得。TDはならなかったものの、#21田中がFGをきっちりと決め先制に成功。スコアを3-0とした。2Qに入り、駒大はファンブルボールを相手にリカバーされピンチを招くも、続く相手の攻撃でファンブルボールをリカバーに成功、攻撃権を奪い返した。その後は#29割谷、#31小宮を中心にランでダウンを更新するが、得点にはつなげられず、3-0で前半は終了。
後半は駒大のOFからスタート。#31小宮のランで敵陣へ切り込むも、ゴールまで47ydと攻めきれずFGを狙ったが、得点はならなかった。続く明学大の攻撃もパントに持ち込むも、キッカーへの当たりから反則をとられ、オートマチック1stダウン。QBに大きくゲインされ、#48に逆転TDを許す。キックと合わせ7点を奪われた。
後がない4Q、QBサックを連続で決められ苦戦する駒大。流れをつかんだ明学大がさらに勢いにのるが、#18佐藤がロスタックルを決めるなどDF陣が粘りの守りを見せた。OF陣もこれに応え、#11出木岡がロングパスを受けると、#28伊藤はランで大きくゲイン。ゴールまで6ydと迫り、4thダウンギャンブルで1stダウン更新に成功。最後は#28伊藤がTD、残り57秒で試合をひっくり返した。#21田中のキックも決まり、10ー7とした駒大は、明学大最後の猛攻もしのぎきり、見事勝利。BIG8残留を決めた。

新倉晴彦監督
「(今日の試合をふり返って)まず結果にホッとしてます。ここまで点が取れないとは思わなかった。結構相手ディフェンスの当たりが強かったので、中を押し込むことと、パスを通すことが重要だった。そこでパスがあまり通らなかった部分があったので苦労した。(来年のリーグ戦に向けどんなチーム作りを)去年、いろいろチームがゴタゴタで崩れてしまった。でも、4年生が戦う姿勢というモノを今シーズンしっかり作ってくれて、チームでのモラルもものすごく上がったので、そこを残しつつ、あとはプレーの部分でもっと追い込めるように、体作りなどの基礎的な部分をきっちりやっていく。そこをちゃんとやって、ギリギリで取りこぼしていた部分をとれていれば、今年も5勝いけたと思う。そこは日頃の練習不足だったり、練習への準備だったり甘さが出たせいなので、そこは直せるので、日大はきついと思うけれど(タックル問題ををうけ秋季リーグ戦不戦敗となった強豪・日大は来年度からBIG8へ自動降格してくる)頑張ります。(引退する4年生に一言)まず本当にお疲れ様でしたと言いたい。例年よりもいろんな意味でマイナススタートだったので、その中でもチームを戦う組織に戻してくれたということに一番感謝している。4年間一緒にやって楽しかった、ありがとう」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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