• 2試合連続先発の桧山は1年生ながら高いディフェンス力で左サイドを制圧=東京国際大学第一競技場で(阿部愛実撮影)

  • 薬真寺は、試合開始直後の悪夢を振り払う見事なFKで試合を振り出しに

  • 矢崎は後半AT間際に決勝点を獲得

後期初勝利!!薬真寺・矢崎2年生コンビの2ゴールで逆転!!

[サッカー部]JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第15節・東国大戦が10月7日、東京国際大学第一サッカー場にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。(2018年10月12日 01時20分)

【スコア】
駒大 2−1東国大

5分[東]柳園 良太(高橋 和洋)
36分[駒]薬真寺 孝弥
84分[駒]矢崎 一輝

【メンバー】

GK
1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]

DF
2 須藤 皓生[4年=駒大高]
3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
4 伊勢 渉[4年=神戸国際大附高]
25 桧山 悠也[1年=市立船橋高]


MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高] (→73分 17 福地 拓也[4年=瀬戸内高])
16 薬真寺 孝弥[2年=長崎総科大附高]
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]
24 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高] (→64分 18 矢崎 一輝[2年=駒大高])

FW
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース] (→78分 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高])
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース]

【サブ】
GK 22 八木 大政[3年=熊本ユース]
DF 20 猪俣 主真[1年=三浦学苑高]
DF 30 深見 侑生[3年=駒大高])
MF 8 川崎 貫太[4年=流経大柏高]

後期リーグ2分1敗と未勝利で迎えた東国大戦。前半5分にキーパーとの1対1を冷静に決められいきなり相手にリードを許す。その後引いた東国大に対して相手陣内で試合を進めるもののシュートまではいけない展開。しかし前半35分薬真寺がフリーキックを直接決め空気を変える。相手のサイドを攻略しクロスからいくつものチャンスを作る。後半39分には荒木と交替で入った矢崎一が中原のクロスから生まれたペナルティエリア内の混戦を落ち着いてゴールに流し込みついに逆転。試合終了間際の劇的弾で後期リーグ初勝利を掴み取った。

◆秋田浩一監督
「(今日の試合全体を振り返って)あまり出来は良くなかったと思うけれども、勝ててよかったっていう感じですかね。(前半5分での失点について)こういうやり方でやられるっていうのは…まあ惜しかったのだが。(逆転勝利となったが)粘れたわけでもないのだが、勝とうっていう意識も感じられたし、そういう気持ちの面があったから勝てたんじゃないですか。(1点目を決めた薬真寺選手について)もっと動いてボールを拾ってほしい。(2点目を決めた矢崎選手について)あそこによく走って行っていたからよかったけれども、彼ももうちょっと連続してできる選手になってほしい。そうすると、先発から使えるかなと思う。(次節に向けて)ぜひ勝って少し練習したい。次の3戦が、あと3つやれば上位にいけると思うので、ちょっと大事かなと思う。ただ、次(の試合は)室町が出られないので、ちょっと…かなっていう。みんなでやんなきゃいけないのかなって。まあかえってみんなで力を合わせましょうの方がいいのかもしれないですけどね」

◆室町 仁紀 (商4)
「(今日の試合を振り返って)入りが本当に良くなかった。相手がワントップで、狙いがあの形しかない中で、失点してしまった。そこで、流経大戦では崩れてしまったところを、全員で声を掛け合って自分たちのサッカーをすれば大丈夫だという話をした。おそらく内容自体は、監督が求めるところには達していなかったと思うが、結果的に勝てたので、勝てたことをポジティブにとらえて、そこだけは良かったかなと思う。(試合には何を一番意識て臨んだか)運動量と競り合いと言うのが今日は重要なのかなと(思っていた)。しかし、相手のスカウティングをしてくれた中で、相手の裏が弱いという事で、まず相手の背後を取ることを意識して高橋潤哉(営3)と話してやっていた。(初勝利だが)おそらく、今日で引き分けか、負けていたら、例年のように残留争いに巻き込まれることが考えられたが、今日勝ってまたインカレを目指していけるという意味で、今日の勝利は大きかったかなと思う。(今節で見つかった課題)いつも言われている立ち上がり、入り方や試合の終わり方などがまだまだ緩い。なおかつ運動量という意味ではまだまだ足りないのかなと思う。(累積については)ずっと分かっていて、自分の中では貰わないことを意識していた。無駄なファールだったかなと思う。(チームに)申し訳ない(次の出場するときへの意気込み)次節の1位の早稲田とやる中で、ピッチでチームの力にはなれない。この一週間は裏方などで、チームのモチベーションをあげられたらいい。一周空いてまた試合があるので、そこでいいパフォーマンスができたら良いなと思っている」

◆薬真寺孝弥 (市2)
「(今日の試合を振り返って)流れが悪い時にこそ、フリーキックとかコーナーキックとかで流れは変えていけると思うので、決めれて良かった。(得点シーンを振り返って)相手は(中原)輝君が蹴ると考えていたと思うので、自分が蹴っていいかと聞いて蹴らせてもらった。決める自信はあった。壁がいなかったので、下に蹴れば壁も跳ぶと思ったので、壁の下を抜けると思って低い弾道のボールを蹴った。(東国大戦3試合連続ゴールとなったが)幼馴染みが相手にいるのでその人の前で決められて良かった。嬉しい。(後期リーグ初勝利となったが)あまり良い試合だったとは言えないと思うので、この勝ちを良い意味で捉えてこれからも勝っていければ良いと思う。(次戦早稲田戦の意気込み)早稲田は1位なので、そこに勝てればとても大きい勝利になると思うので、どんな試合内容であれ勝利にこだわりたいと思う」

◆矢崎一輝(営2)
「(試合をふりかえって)立ち上がり悪い形で失点してしまって、今日も流れが悪かった。薬真寺選手がフリーキックを決めたことで、あまり攻められてはいなかったが流れを取り返すことができたと思う。内容が全然だったので勝てたことはよかった。(内容のどこが気になったか)FWがヘディングをそらした後などの予測や準備の部分がまだまだだった。監督にいわれていることをもっと追求しなきゃいけない。(監督にいわれていることは)予測と準備・早く動き出す・しっかり競るということなどが完璧にできれば自分たちのペースや流れに持っていくことができる。完全に圧勝できる相手だったのでそれが足りなかったと思う。(今日意識したことは)点を取る・アシストするなどチームが勝つために自分がチームのためにするということを意識した。(後半39分の逆転ゴールについて)中原選手の形でボールを持ったので、絶対中にクロスが来ると思った。最初に敵の前に入ることを意識して敵の前に入ったがボールが超えてしまった。坂本選手がうまくつぶれてくれて、それがたまたま自分の足元に転がってきた。ちゃんと当たんなかったが(苦笑)、ゴールに流し込めて入ったのでよかった。(前回は怒られてばかりと言っていたが、今回は褒められたりしたか)まだあんまり褒められたことはない。今日もなかったが、監督から『これで満足するな』と言われた。(総理大臣杯のときにメンタル面の強化が課題と言っていたが)今日も点を決めた後などが、個人的に情けないので(苦笑)まだまだ全然足りない。すぐには変わらないが、継続してすることが大切だと思う。(次戦への意気込み)今日は後期初勝利だったが、これに満足しないで1試合1試合大切に戦い、勝ち点3をとれるようにがんばりたい」


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