• 高橋は見事なシュートで劇的同点弾を挙げた=保土ヶ谷公園サッカー場で(宮下 響撮影)

  • 鈴掛(写真左・背番号5)は難しい体勢からのヘディングで追撃のゴールを奪う

  • 今季初先発の深見

  • 大塲は献身的なプレーで中盤を統率した

  • マンオブザマッチに選出された高橋(阿部 虎徹撮影)

窮地を救うTJ砲炸裂!!後半AT劇的同点弾で連敗ストップ

[サッカー部]JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・明大戦(2018年06月03日 16時51分)

JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・明大戦が6月2日、保土ヶ谷公園サッカー場にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大2−2明大

45+1分:[明]村田 航一
47分:[明]小柏 剛
90+1分[駒]鈴掛 涼(中原 輝)
90+3分[駒]高橋 潤哉(安藤 翼)


【メンバー】

GK
21 松村 優太郎[3年=長崎総科大附高]

DF
19 深見 侑生[3年=駒大高](→67分 5 鈴掛 涼[4年=清水桜が丘高])
2 須藤 皓生[4年=駒大高]
4 伊勢 渉[4年=神戸国際大附高]
28 真下 瑞都[2年=矢板中央高]

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
16 薬真寺 孝弥[2年=長崎総科大附高]
31 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高](57分=安藤 翼[4年=長崎総科大附高])
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]

FW
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース]
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース](→78分 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高])

【サブ】
GK 1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]
DF 32 猪俣 主真[1年=三浦学苑高]
MF 13 鈴木 隆作[4年=駒大高]
FW 37 宮崎 鴻[1年=前橋育英高]


前節の流経大戦を落とし、3連敗だけは避けたい駒大。この日は今季初めて深見を先発に起用。また、高橋、室町の2トップが4戦ぶりに形成された。

試合は序盤から相手の細かく・速くつないでくる攻撃に手を焼く。攻撃陣はロングボールを入れるが、明大・岩武克弥(浦和内定)と佐藤瑶大(駒大高出身)にことごとく跳ね返されてしまう。
互いにあと一歩のところで粘る守備を見せ、スコアレスのまま折り返すかと思われた前半アディショナルタイム。右CKを松村が一旦キャッチするが、味方と交錯してボールをこぼしてしまう。これを押し込まれて前半を折り返す。

後半開始早々にも、シュートのこぼれ球を素早く反応した相手に詰められ、これで2点差。たまらず秋田監督は荒木に代わって安藤翼を投入。攻撃の活性化を図る。2トップの高さと両サイドハーフのテクニックが徐々に垣間見えたが、前半から負傷を抱えていた深見が鈴掛と交代するアクシデント。
試合も残すはアディショナルタイムのみ。しかし、この向かい風が突如として追い風に変わる。90+1分に右CKを獲得すると、キッカーの中原はニアサイドに速いクロスを供給。これを体を投げ出して反応した鈴掛がヘディングシュートを放ち、これが枠に吸い込まれて1点を返した。さらにドラマは続く。前線で坂本、安藤とつなぐと、安藤がDFを引きつけてパスを送る。これに反応した高橋が右足で冷静に流し込んで劇的な同点弾をゲット。エースがチームを窮地から救った。

ここで試合は終了し、連敗を2でストップ。連戦を終えて前期も残り3節を残すのみとなった。


◆秋田 浩一監督
「(前回の明大戦とは対照的な展開となったが)どうなんだろうね。疲れていたのもあるかもしれないんだけど、出来は良くなかった。(お互い決め手に欠けていたが)まあ失点したのがGKのファンブルだから。あれさえなければ分からなかった。(立ち上がりと最後のそれぞれ10分間に失点してしまったが)まあ1点目はGKのせいにはしたくないが、しっかり取っていれば…。2点目も見えていなかったのかもしれないけど、あまり強いシュートではなかった。弾いた時に1人しかいない相手に決められた。DFも含めて怠慢だったと思う。(深見と鈴掛の交代は)怪我したの。ひねってしまって走れない。(鈴掛のパフォーマンスは)まあ普通だったと思う。(後半アディショナルタイムのゴールについて)たまたまだと思うけど、気持ちを持ち続けるのは大事。負け試合を引き分けにしたんだから。順大戦も流経大戦も2点差を追いついた。今回も追いついて、その先だと思う。それはすぐというわけにはいかないが、ひとりひとりの気持ちがそうなれば。『俺たちは逆転できる』というのが出てくると思う。(高橋のゴールについて)あれはほとんど安藤のゴールじゃないですか(笑)安藤と坂本のゴールだと思う。(安藤のパフォーマンスについて)物足りないかな。まず運動量が少ない。足元に入ればいいけど、入らなかったら動かない。みんなそう思ってると思う。足元に入ってくればやれるので足りない。(もう少しボールを追えということか)それもそうだけど、ディフェンスに行ったり、みんなが納得するように。確かに足元はうまいし、僕らもみんな認めてる。そうなんだけど、物足りない。そこは彼が本当にサッカーやりたいならやり続けるしかない。あれは年を取った選手のプレー。僕だって多少はできるよ(笑)若者なんだからボールを読んで拾ってつないで頑張って欲しい。相手も嫌だし、それができればあいつを先発で使う。(連戦も終わって少し試合は空くが)今度はもう一回じっくりメンバーを見てやっていきたい。やっと休めるので、疲れが取れればみんないいパフォーマンスができると思う」

◆大塲 淳矢(法4)
「(今日の試合を振り返って)もったいない試合をしてしまったが、なんとか追いつけたことを前向きに捉えるしかないのかなと思う。(ATに入ってからの2得点について)不甲斐ない形で失点してしまったが、やるしかなかったのでどんどん前に前にという事で、追いつけたことがいい材料だと思います。(天皇杯で一度戦った相手だが)天皇杯の時とはメンバーが少し変わっていて、やはり10番の阿部選手などはあの時には居なかった選手なので、本当にあそこで中盤のセカンド争いを勝てなかったことが、チームを苦しい試合にしてしまった原因なのかなと思う。相手のやることはそこまで変わっていないと思うが、一人一人の個人の部分がチームとして出来上がってきているなという印象。(中盤のハイボールについて)ハイボールの競り合いの部分では元からやっているので負けてはいけない。ただ、ハイボールのこぼれ球だったりセカンドボールの部分をもう少し拾えたら、もう少しチームにとっていい試合になったのかなと思う。(失点の時間帯について)やはり前半0-0でと言っていた中でのあの失点だったのでチームとしてのダメージはでかかったのかなというのはあったが、そこでやはり立て直せないのが今の力なのかなと思う。それであのズルズル立ち上がりに失点してしまうとどんどん苦しくなるだけだし、もう一度あそこで、ハーフタイムで仕切り直して、いい試合ができたら良かったのかなと思うが、それを言っても仕方ないので次に前向きにいきたいと思う。(今日は気温が高くまさに駒大の日だったと思うが)たしかに自分たちが走れるしということはあったが、連戦の部分もあったので、いまいち走りきれなかったのかなという部分もある。ただ、後半は押せ押せにすることができたので、そこでもう一点とって勝ちきれたらもっと自分たちの力になるのかなと思う。(後半追い上げて3連敗を阻止したが)やはりこれで、結果として負けるのとなんとか勝ち点1を取るのとでは、相手にも勝ち点を与えないという部分でもすごく大きい勝ち点1だと思うので、本当に前向きに捉えて次を勝って、もう一度上位争いをできたら良いのかなと思う。(次の桐蔭大戦に向けて)本当にもう負けられないので、引き分けもダメですし、結果として勝ち、勝つことしか求められて居ないと思うので、チーム全員で戦ってなんとか勝ち点3を取りに行きたいと思う」

◆鈴掛 涼(経4)
「(ここしばらく出場機会が無かったがチームの状態をどう捉えていたのか)自分が出た順大戦から連敗していて、チームの雰囲気も悪くて良い状態では無かったので今日の一戦にはみんなかけていたと思う。(自分自身はどういった思いで出ようと思ったか)駒大の基本である一生懸命やるということを意識していた。(今日のゴールを振り返って)自分はあの形が得意で(中原)輝から良いボールが来たら絶対に当てようという気持ちでいたら、実際良いボールが来てきくれたので当てるだけだった。本当に輝に感謝したい。(終盤自分達の時間が長く続いて最後まで諦めなかったから生まれたというゴールだったが)みんな諦めていなかったと思うし、自分が点を取ったあとすぐ高橋選手が点を取ってくれて価値のある引き分けではあったのかなと思う。(昨年から、負けは引き分けにしよう、引き分けは勝ちにしようということを言っていたが、それが表れた試合になったと思うが)順大戦も流経大戦も2点差を追い付くことはできたが、そこからまた突き離されてなかなか負けを引き分けにできないところがあったので、今日は一歩成長できたかなとは思うが、ひっくり返さなければいけないと思うので、これからはそれを目標に頑張っていきたい。(今日の試合を振り返って)前半の終盤と後半の立ち上がりという一番気を付けなくてはならない時間帯に失点してしまった、その時間帯をチームとしてしっかりやっていかなくてはいけない、課題の残るゲームだった。(次戦桐蔭横浜大戦への意気込み)相手はテクニックがあって嫌なチームなので、チーム一丸となって全員が粘り強く闘えば勝てないことはない相手だと思う、一生懸命やって次こそは勝利したい。(自身の課題について)運動量、それからハードなディフェンスの部分をしっかりやってまたチームに貢献できるようにやっていきたい」

◆安藤 翼(市4)
「(怪我から復帰後のパフォーマンスは)徐々に確実に上がっている。まだ点を取れていないのでそこは課題として、でも体は確実に良くなっている。(2戦連続のアシストとなったが)勝ちという結果につながっていないし、ゴールも取れていないので、チームのためにアシストができたのは良かったが、勝ちという結果と個人としてゴールが取れていないのは課題。チームが勝てるようなゴール、アシストを取っていきたい。(監督から『頑張るところができれば先発で使う』と言っていたが)そこは自分の意識次第の問題。頑張ることや粘ることは意識一つで変わると思う。自分の意思次第だし、そこを意識していきたいと思う。(残り3節に向けて)疲れもみんな取れると思うし、まず1試合1試合、次の桐蔭横浜大戦を取って、次は集中応援もある。まずは桐蔭横浜大戦に向けていきたい」

◆高橋 潤哉(営3)
「(連戦できついところはあったか)ずっと3試合に出ている人はもっと辛かったと思うが、自分は中2日での試合で、チームが勝っていなかったので勝点3を取れるように高い集中力を持って臨もうと思っていた。(相手のCBがみっちりマークについていたが)相手はヘディングの部分で22番(佐藤)が強くて、相方の2番(岩武)にヘディングを競らせればチャンスはあると思っていた。そこは一つ狙い目として考えていたが、なかなか形がはまらなかった。疲労もあっていい形は作れなかったんですけど、その少ないチャンスを1発でも仕留められればいいと思った。(最後に1発で仕留めたが、ゴールシーンを振り返って)翼くんが足元に収まっていたので、こぼれ球だったり、潜ってシュートを狙っていた。なかなか出てこなかったが、あの場面はフリーだったので翼くんも見てくれていた。あとは枠に収めることを意識した。(残り3節に向けて)まずはしっかり勝点3を取ること。前期をいい形で終えるためにも、しっかり勝点3を積み上げていかないといけない。追いついたことを前向きに捉えていきたい。(去年は前期を通して5ゴール。すでに並んだが)結果で貢献するのが自分の仕事なので、大事なのはチームを勝たせるゴールを取ること。チームを勝たせるゴールや貢献をしていきたい」

◆深見 侑生(商3)
「(今日の試合を振り返って)監督からは失点をなしにしようと言われていたが、前半の最後の最後で失点してしまった。前半の最初の10分と残りの10分を集中しようと言っていて、自分たちが集中しようとしていた時間帯で失点してしまったので、流れが悪くなるかなと思っていたら、後半入ってまたすぐに失点してしまって、立て続けに嫌な流れができてしまっていたが、最後に怒涛の追い上げがあったので良かったなと思う。(今季リーグ戦初スタメン出場だが)そこまであまり考えてはいなかった。いつも通りやろうかなと思った。(今回の試合で相手の球際を積極的に攻めていたが)ちょっとしたことで止まってしまって、負けたくなかったので、とりあえず潰そうかなと思った。(同じ駒澤大学高校出身の明治大学佐藤瑶大選手について)明治で(佐藤)瑶大が出た試合は全部負けていたらしいので、いけるかなと思っていたが、引き分けちゃいましたね(笑)。久しぶりだったので、ヘディング強かった…。(正直なところ90分間試合に出たかったか)足が痛すぎて、ハーフタイムの時に監督に伝えた。やれるところまでやったので、しっかり足を完治させたい。(次戦への意気込み)あと(前期リーグ戦が)3戦で、ここで勝ち点をしっかり積み上げないと後期に入れないので、まずは桐蔭戦勝って、しっかり良い最後を飾れればいいなと思う」

なお、次節は6月10日、味の素フィールド西が丘にて11:30から桐蔭大と対戦する。

◆味の素フィールド西が丘
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分 
・JR「十条」駅より徒歩20分 
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

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