• 自己ベスト更新を果たし、「満足はしないでもっと上にいけるようにしたい」と語った石川=世田谷区立陸上競技場で(奥野凌河撮影)

  • 悔しいレースとなった若林(石曽根和花撮影)

  • 故障明けながら見事自己ベスト更新、13分台突入の山下(村上直弥撮影)

  • 自己ベスト更新で勢いに乗り、次戦で13分台を狙う伊東(岡田あおい撮影)

  • 粘りを見せられず、悔しい結果となった中村(大黒哲志撮影)

山下、故障明けで13分台! 伊東、石川も自己ベスト更新

[陸上競技部](2018年06月02日 21時41分)

平成30年度第2回世田谷陸上競技記録会が6月2日、世田谷区立陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大関係のみ) 。


【5000m】
<7組>
1位 横手 健(富士通)14'14''19
2位 牧 良輔(SUBARU)14'15''19
3位 東 瑞樹(コモディイイダ)14'17''54
7位 石川 拓慎(現1)14'19''89☆
17位 若林 大輝(商2)14'38''00


<8組>
1位 中島 怜利(東海大) 13′53″93
2位 山下 一貴(市3) 13′55″33☆
3位 ウイリーキプセレム(コモディイイダ) 13′58″01
5位 伊東 颯汰(営2) 14′05″91☆
8位 小根山 泰正(15年卒、現・警視庁) 14′11″04
16位 中村 大成(法3) 14′28″61
DNF 中谷 圭佑(17年卒、現・日清食品グループ)

※☆は自己ベスト


7組には石川拓慎、若林大輝が出場。石川は集団前方、若林は中程からスタート。
石川は3000mを過ぎたところで徐々にペースを上げ、残り1周でラストスパート。自己ベストを10秒更新し、7位でゴールした。若林は中盤、集団のペースにつけず、後ろに下がってしまう。ラストでペースを上げるも、距離を詰め切れずに、そのまま17位でフニッシュした。



8組には伊東颯汰、中村大成、山下一貴が出場。
スタート後、先頭集団に伊東、その少し後ろに中村、後方集団に山下が位置する。4周目、中村が伊東を追い越し、前に食らいつくが、伊東がすぐに持ち直し、駒大勢トップを守る。一方、後方集団に位置していた山下は残り1周で、大幅に追い上げを見せる。監督から前に出るよう指示が飛ぶと、東海大選手とラストスパートで競り合い、2位に。13′55″33で自己ベスト更新を果たした。伊東は先頭に離されたが、粘りを見せ、5位でフィニッシュ。中村は、中盤で離された距離を取り戻せず、16位となった。



◆石川拓慎
「(今日の調子は)今日はあまり良くなかった。足にも疲労がたまっていた。ベストが出るか不安な気持ちはあった。(レースプランは)(5000mのタイムを)14分20秒に設定して、(1000mを)2分50秒で押していくという予定でいたので、14分19秒だったので大体レースプラン通りで走れた。(自己ベストを更新したが)1年生のレベルが少し低い中で、誰かが前に出ていかなくてはいけないので、ベストが出たのは嬉しいが満足はしないでもっと上にいけるようにしたい。(今後の予定は)18日から菅平の合宿があるので参加したい。(合宿に向けての意気込みは)合宿でまだまだ高いレベルの練習ができるので、そこでもう一度練習を積んで合宿明けの記録会であったり、練習でも質の高い練習をこなせるようにしていきたい」


◆山下一貴
「(13分台だったが)正直出ると思っていなかった。自己ベストが出るか出ないか、14分一桁で走れたらすごく良いという気持ちで走った。13分台は結構びっくりした。嬉しい。(レースプランは)走る前に監督から「14分15秒くらいでいい」と言われていた。14分15秒出すくらいの気持ちで余裕持ってスタートした。途中から監督に「前行っていいぞ」と言われたので行った。(監督に「ここ追いつけばお前の勝ちだ」と言われていたが)前に着くかどうか迷っていた。監督に「行け」と言われたから「あ、行っていいんだな」という感じで思い切っていけた。(今日の目標は)監督が言っていたように、14分10秒台が出せればいいかなという気持ちで、あわよくば、一桁を出せればいいかなぐらいで走った。(最近レースに出ていなかったが)故障した。丸亀ハーフの2週間後の合宿で足をひねり、1ヶ月半くらい故障していた。(その間練習は)補強とかしかしていない。(調子は)3週間前くらいの合宿ではかなり練習でも離れたりして調子が悪かった。治療院の先生に体の使い方を教えてもらい、そこから調子が上がってきて、今調子はいいと思う。(次戦は)7月1日の函館ハーフに出る」


◆伊東颯汰
「(今日の調子は)絶好調だった。日頃の練習で余裕を持って練習できていて、行けると思った。(レースでの目標は)今回は14分05秒で、それでは学生でしっかり戦えない。戦えるところまで行くには絶対に14分は切らないといけないし、13分50秒を切るくらいでは走りたかった。(レースプランは)卒業生の中谷さんが8分15秒で3000mを走っていたので、そこについていって、ラストしっかり上がれば13分台行けるというプランだった。積極的に今日は行こうと思っていた。自己ベストを更新して自信はついたが、13分台を走れる体の状態ではあった。次は絶対そのタイムを出せる自信がある。(走りに粘りが出たと感じるが)練習の取り組み方が変わったからだと思う。今まではただ漠然と練習をやるだけであまり何も考えていなかったが、練習の意味とかをしっかりと考えながらやるようになってから練習にも余裕ができてきて、そこが変わったことで走りが良くなったのだと思う。(課題は)ラストのスピードが今回はなくて、ラストまでの余裕もなかった。そこをしっかり上げることができれば13分台切れると思う」

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