• しっかり練習を積んでいきたいと語った神戸=日本体育大学健志台陸上競技で(柏田美波撮影)

  • 悔しい結果となった大坪(村上直弥撮影)

神戸10000m初出場し、5位フィニッシュ!

[陸上競技部](2018年06月10日 01時38分)

第264回日本体育大学長距離競技会が6月9日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3人と駒大のみ)。


【1500m】
<17組>
1位 大久保 誠吾(さいたま市陸協) 3′58″96
2位 加藤 洋杜(日体大) 3′59″83
3位 阿部優樹(国学大久我山高) 4′00″19
12位 新矢 連士(国1) 4′03″76

【10000m】
<9組>
1位 武田 凜太郎(ヤクルト) 29′38″63
2位 田上 建(東洋大) 29′50″66
3位 棟方 雄己(カネボウ) 29′56″07
5位 神戸 駿介(仏2) 30′01″42★
9位 大坪 桂一郎(経3) 30′23″44

※★は大学初出場



9組には大坪、10000m初挑戦となる神戸が出場。スタート後、大きな縦長の集団の中ほどに神戸、大坪の順で位置する。3000mあたりから集団がばらけるが、ともに先頭集団の後方でレースを進めた。中盤に大坪が神戸を追い越し、集団で粘るが終盤から、後退しペースをあげられず。ラストは苦しい表情を見せながら、9位でゴールした。神戸は集団から離れるも、じりじりと距離を詰めていき、ラストはスピードをあげて5位でフィニッシュした。



◆大八木弘明監督
「(今日のレースは)今日の2人には、できれば29'30を切ってほしかった。だが、今日の気候は湿度が高すぎて、トップも29'38くらいだったので、コンディションがあまり良くなかった。もう1回どこかの記録会で10000mを走らせないとだめだなという感じはする。神戸は、(箱根の)予選会を走るための10000m標準記録を持っていなかったが、今回で箱根の予選会に出る資格は取れたと思う。箱根の予選会に出るには10000mの標準記録があり、今日はそのためのレースだった。次は、状況がいいときに29'10あたりを目指して、頑張ってもらえればいいと思う。(来月のホクレンについて)ホクレンは、学連主催の方に出す予定。7月15日の10000mに何人か出る。(今年度の夏合宿は)いつも通り走り込みをしっかりとやらないと。箱根の予選会が10月にあるので、それを目指してハーフがしっかり走れるような夏合宿にしたい」

◆神戸駿介
「(今日の調子は)前回、かすみがうらマラソン(10マイルの部)の後に故障してしまい2週間ほど練習ができなかった。練習を始めて約1ヶ月時点での今日のレースだったが、自分の中では合わせられたと思う。(レースプランは)最初は練習感覚で走ろうと思っていたが、関東インカレや世田谷で同級生や先輩のいい走りに刺激をもらい、記録を狙うことを目標にした。最低限の29'40を切り、東洋大学の浅井崚雅選手には絶対負けたくないと思っていた。(監督やコーチに言われて意識したことは)暑い中での10000mだったのでタイムは出ないが、東洋大学、特に浅井選手には負けるなよと監督から言われ、絶対勝とうと意識した。(今日の結果を踏まえた今後の目標は)最終的に30'00かかってしまい、浅井選手には勝てたものの全然考えていたような走りはできなかった。レース後には監督にまだまだ頑張れ、他の上級生には及んでいないと言われた。学年で2、3番手になるために駒大に来たわけではない、1番になるために駒大にきたという自覚を持ってまずはしっかり練習を積んでいきたい」

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