• 1番手を制し流れを引き寄せた=港区スポーツセンターで(曽根優衣奈撮影)

  • プレーでチームを盛り上げた渡井(山本文隆撮影)

  • 長い戦いを勝利で納めた橋本(曽根優衣奈撮影)

  • 積極的に声を掛け合った、初タッグの水谷、渡井

  • 最後は主将・水谷が勝利を決めた(雪沙耶乃撮影)

最終戦を上級生の力で突破!残留を賭けた入れ替え戦へ

[卓球部]平成30年度春季関東学生卓球リーグ戦1部(2018年05月26日 21時54分)

 5月26日、港区スポーツセンターにて春季リーグ日体大戦が行われた。結果は以下の通り。

☆駒大4-1日体大

【T】○上野亨樹(現3)3-1(13-11、9-11、11-9、11-6)百瀬●
【2】○渡井丈人士(経1)3-1(11-5、9-11、11-8、11-8)永田●
【3】○橋本拓磨(経2)3-2(12-10、11-17、21-23、8-11、11-6)内村英●
【M】●水谷良紀(営4)・渡井1-3(7-11、7-11、11-9、9-11)内村秀・内村英○
【5】○水谷3-1(6-11、11-9、11-9、12-10)藤田●


リーグ戦最終日の日体大戦は好調な出だしで幕を開けた。トップを務めたのは3年の上野。相手のミスを誘うサーブで1勝。リーグ戦初勝利を飾り、チームに勢いをつけた。2番手に起用されたのはリーグ戦で多くの活躍をみせる渡井。前半は豪快なプレーで相手を圧倒。後半は慎重に得点を稼ぎ、勝ち点を追加。続く3番手の橋本は3セット目では相手選手と20得点を超える接戦を繰り広げた。粘り強いプレーでフルセットの激戦を制し、見事勝利。3者連続勝ち点と勢いをつけ迎えたダブルス水谷・渡井ペアは1,2セットを落としたものの、3セット目で意地を見せ得点を入れる。しかし相手の細かいコースに苦戦を強いられ、この試合を落とす。5番手は主将の水谷。先ほどのダブルスとは打って変わり、キャプテンらしい攻めのプレーでチームを勝利に導いた。


◆長崎隆志監督
「(今日のオーダーは)全体としては前半勝負だと思っていた。特に、今まで良くなかった上野を思いきってトップに起用したが、悪いなりに踏ん張ってくれたので良かった。事情により西村が出場できなかったので、試合経験のある二人を選んだ。(リーグ戦を通して活躍した選手は)1年生の勢いはチームに新しい風を吹き込んでくれた。フレッシュな力で勝ちに貢献してくれた。(リーグ戦を通しての反省は)やっぱり最後は上級生がどこまで頑張れるか。1年生の活きが良いと沢山の人に言われるが、上級生が気合いを入れて頑張って欲しい。今季は最後、(水谷)良紀と橋本に救われた。今回怪我で出られなかったが、二木も力がある。その次に、俺が、という選手が出てきて欲しい。(リーグ戦を終えて選手の様子は)やれる、という感触は絶対つけられたと思う。本当に紙一重の結果だった。なんとしても1部に残って、秋で爆発したい。(次は法政との入れ替え戦だが)法政とは五分の戦いだと思う。総力戦になるので、チーム力でなんとか勝ちをもぎ取りたい。(法政戦に向けての抱負は)やはり入れ替え戦までの取り組みがとても大事になる。平日は結構練習がバラバラになってしまうので、上級生が日常の練習をしっかり管理してやってくれれば、良い形で望めると思う。チームをまとめるのは上級生。俺らは関係ない、なんて顔されたら、チームがおかしくなる」

◆水谷良紀主将
「(今日の調子は)良かった。納得いくことは少なかったが、なんとか勝つことができた。(ダブルスは渡井選手との初の組み合わせだったが)事情があっていきなり組むことになった。なんとかしたいと思った、あまりよくできなかった。(3セット目を取ったが)特にラリーを意識してやった。(シングルスでは)我慢することは意識していた。上手くいかなかったことばかりだったが、我慢して、勝てたのでよかった。(リーグ戦通して考えていたのは)1部5位で残留。昨日の筑大戦は惜しい試合だったので、なんとか次は勝てるようにしたい。(チーム全体としては)前回よりも1部で競るようになってきたが、やはり勝ち切れていない。もう少しレベルアップが必要。(次の入れ替え戦では)相手も強い。自分がチームをまとめて。しっかり勝てるようにしていきたい」

◆上野亨樹
「(今日は)全然だめだった。だめなりにやっと1勝出来てよかった。(意識したことは)気持ちの面でずっと沈んでいた。沈まないように意識していた。(珍しく1番手だったが)自分はずっと勝ったことがなく、1番は嫌だった。OBの方とかが推してくれたので出た。(今期リーグ初勝利だが)昨日まで全然だめだった。昨日松田さん達OBがたくさん来て下さり、色々聞いてくれた。そこからだいぶ変わった。(アドバイスは)具体的に戦術を教えて頂いたり、精神的に支えとなるアドバイトなどを頂いた。(リーグ戦を通して変えた点は)気持ちの面。気持ちの持ち方を変えていった。(次戦は入れ替え戦だが)同じ出身校の人が多い。知ってることもあるので、勝ちたい」

◆橋本拓磨
「(今日の試合を振り返って)試合はリードしていた。中盤で追いつかれてきたので焦りはあったが、かえって自分から積極的に出ることができたので良かった。(3セット目では20点以上を超える長期戦となったが)結構相手のサーブが難しく、レシーブに不安があった。だが10allやデュースになれば一本の世界なのでしっかりつないで自分で攻めていこうと取り組んだ。勝ちを意識した試合だった。(どういったサーブだったのか)YGという逆横のサーブ。フォア前出るか出ないかのところだったので難しかった。(昨日の試合と違い意識したことは)自分はフォアで攻めていくだけだった。昨日も結構動くことができ、いつも通りのプレーを意識していた。(今日の試合でこだわった点など)サーブ3球目が自分の持ち味で、昨日も良かったが今日の方が良くできていたと思う。(次回の入れ替え戦に向けて)次は法政大戦。去年の春リーグも負けているのでしっかりチームの勝ちに貢献できるように動き回って点を取っていきたい」

◆渡井丈人士
「(今日はどのような思いで挑んだのか)とりあえず昨日負けた悔しさがあった。ダブルスも出させていただいたのにセットオールで取れなくて、チームとしてもダブルスとしても「あと一本」が取れない悔しさがあった。なのでまず切り替え、2部降格か入れ替え戦になるかの大事な試合だったので1本1本気持ちを込めて挑んだ。(シングルスで2セット目を落とし、どう切り替えたのか)自分がリードしていたのに相手に挽回されたことで硬くなってしまい足が止まったり受け身になってしまった。そのため最初からの気持ちに切り替え、自分から積極的に攻めていくようにした。(初めて水谷さんとダブルスを組んでみて)朝知らされた。水谷さんは入れるのが上手い方なので、どちらかというと自分はしっかりと動いて積極的に攻めた。やはり先輩なので心強く、自分は思いっきりプレーすることができた。(水谷さんが好きなのですね)とても大好きで二人で一つくらいの勢いだ。(入れ替え戦に向けて)ここで勝たないと意味がないので、今日勝てた喜びはあるけれど6/9の試合まで気を引き締めたい。まだダブルスで勝てていないので、そこを集中的に練習し次は勝てるようにする」

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