• 橋本の得点でチームが沸いた=日本体育大学健志台キャンパスで(元井可奈子撮影)

  • ピンチサーバーとしてコートに立った主将・永岡(石曽根和花撮影)

  • チームトップの得点を稼いだ谷平

第1セットを制すも、中大に敗れる

[男子バレーボール部](2018年04月08日 23時04分)

平成30年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対中大戦が4月8日、日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館にて行われた。結果は以下の通り。


<スコア>
駒大1-3中大☆
1set(25-22)
2set(16-25)
3set(20-25)
4set(21-25)


<スターティングメンバー>
2 丸山航(国4)
4 宮崎敬(歴4)★
7 遠藤樹(G4)
11 谷平拓海(現3)
12 曽田一也(社3)★
13 齋藤浩貴(歴3)
18 山田大悟(経2)
19 森田凌雅(営2)

★はリベロ


<最多得点>
谷平拓海 17得点 {アタック 30本中16本(決定率53.3%)、ブロック 1本}

第1セット、先制点をブロックポイントで奪うも、中大にリードを許す。アタックは決まっているが、リードを許したまま終盤に突入。しかし、22点目を相手のアタックミスで奪うと、遠藤のサーブで流れを手にする。4点連続ポイントで第1セットを先取した。
第2セット、このまま流れに乗りたい駒大。序盤は取って取られての接戦を見せるも、中大の3ポイント連取から流れが急変する。その後も相手に押される展開のまま点差は開き続け、16-25で第2セットを落とした。
第3セットは中大の先制からのスタート。齋藤がすぐに決め返すも、相手に得点を許してしまう。中盤に谷平が連続でアタックを決め、駒大が6回連続得点。そのまま追い上げようとするが、粘りきれず20-25でこのセットを奪われた。
後がなくなった駒大は、第4セットから齋藤に代わって橋本直幸(政3)を起用。序盤にリードを許すが、森田や橋本のアタックが冴えわたり16-16の同点まで追いつく。だが、中大のピンチサーバーに2本連続のサービスエースを決められ、流れを奪われる。そこから点差がつき、17-23の追い詰められた展開でサーブは橋本。鋭いサーブが相手コートに突き刺さり、サービスエースを獲得。一時流れが向いたが、開いた点差を詰めきれずセットカウント1-3で中大に敗れた。

◆永岡文吾 主将(市4)
「(試合を振り返って)1セット目の展開と同じような試合をほかのセットでもしたい。1セット目は序盤少し離されたが、後半で巻き返して逆転ができた。ただ、2セット目以降は序盤からだいぶ離されてしまって、後半少し追いついてもそこでつめの甘さが出てしまい逆転できなかった。そういった甘さはなくしていきたいと思う。(自身がピンチサーバーに起用された理由は)2年から出させていただいているが、やはりピンチサーバーはチームの流れを変えるのが役目だと思う。だが、今日や昨日の試合では仕事はできていないので、今後はしっかりと仕事をしてチームの流れを変えたい。(キャプテンとしての抱負は)去年は戸嵜(嵩大)さん(18年卒、現・東レアローズ)がキャプテンとして、コートの中でプレーでチームを引っ張っていた。だが、自分はピンチサーバーとしての出場なので出来ることが変わってくる。だから、声出しや行動で示していきたい。(チーム全体の目標は)去年は先輩方のおかげで8位という結果ではあったが、1部に残留できた。今年度はそれを超えるのは大前提で、全てのタイトルを獲得するのをチームの目標として掲げている。それには及ばなくても、それとほぼ同くらいの結果を出して、応援されるようなチームになりたい。(個人としての目標は)自分は2年生の時からピンサーとして出ているが、2年の秋季リーグの時にピンサーで試合に出る機会があった。そこで5得点を挙げたが、14失点をしてしまったということがあり、そのせいでチームは入替戦に行けなかった。それが悔しくて、泣いて、忘れられない記憶として心に刻み込まれている。このようなことは繰り返さない。主将としてそのためにもミスを減らして、なおかつ攻めるサーブでチームを引っ張っていけたらと思う」

◆橋本直幸
「(今日の試合は)突然行けって言われて、最初は緊張していたが、その中でも落ち着けた。早い段階で相手のことを見ながら、プレーが出来たと思う。(途中のサービスエースやアタックで勢いをつけていたが)自分的に次はあの選手を崩してやろうとか、ここに打てたら楽しいだろうなと思いながら打っている。そして、それがうまく行ったら嬉しいので、そういうことを表現するようにしている。(試合全体を見て)個人的な能力が相手の方が上で、その中でも自分たちが自滅することが多かった。(春季リーグの個人の目標は)まず出たら、サーブでチームの流れを作り、自分が入ったことで盛り上げられたら良いなと思う。(チームとしての目標は)リーグで優勝すること。(日体大との次戦に向けて)日体大は去年からあまりメンバーも変わらず、強いチームだと思う。だが、相手校に知り合いがいてその選手にも負けたくない気持ちがあるので、頑張りたい」


次戦、対日体大戦は 4月14日(土)12:30頃~ 小田原アリーナで行われる予定。

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