• 前半は持ち前のドリブル突破で決定機を演出した中原=味の素スタジアム西競技場でで(柴崎拓見撮影)

  • 先制点を挙げた吉岡は4節ぶりのゴール。リーグ得点ランキングでも単独3位に浮上

吉岡先制ゴールもチームは逆転で勝利を逃す

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第12節・対法政大戦(2016年09月11日 17時56分)

 第90回関東大学サッカーリーグ戦・第12節・対法大戦5月15日、川口市青木町公園総合運動場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒大1-2法大☆
   (1-0)
   (0-2)


【得点者】
43分:[駒]吉岡
49分:[法]下澤
52分:[法]黒柳


【メンバー】
GK輪島 稜[3]
DF宮坂 瑠[4]、熱川徳政[3]、初芝政弘[3])、伊勢 渉[2]
MF種岡岐将[4]、桑原 智[4](→84分児玉卓也[4])、中原 輝[2](→77分金 大生[4])、大村英哉[3]、吉岡雅和[4]
FW小田俊介[3]](→66分大塚光一郎[3])

【SUB】
GK角井栄太郎[2]
DF鈴木啓晃[4]
DF小川礼太[1]
MF安藤 翼[2]
※[ ]内数字は学年

 試合は前半43分に均衡が崩れた。左サイドを突破した中原からのスルーパスを受けた小田がクロスを上げ、それに合わせた吉岡が左足で合わせ駒大が先制点をあげて前半を折り返す。ところが今季駒大の課題である立ち上がりの守備力は今節でも顔をのぞかせる形となった。後半開始直後、ルーズになった右サイドから一気に攻め込まれ、立て続けに失点し先行を許してしまう。その後は両チームチャンスを演出するもののフィニッシュの精度を欠き、拮抗した展開のまま試合は終了。後半開始直後の“プレー意識”が両チームの明暗を分けた。

◆秋田浩一監督
「(今日は)もう少し頑張って動けたと思う。先制してから後半入ってすぐの時間帯にひいてしまったのでそこが弱い。(前半の攻撃は)“トップスピード”のドリブルで最終的にゴール前にボールを運べば味方にピンポイントで合い、相手はボールをとれないということを言っていた。とにかく速いクロスボールを入れることが先制につながったと思うのでそれを継続できればと思う。(ハーフタイムは)相手は終盤ばててくるので最初のディフェンスをしっかりやってチャンスを伺うように指示した。(リーグ戦初出場の小田は)大谷(正史)が出場停止なので、得点力の高さに期待して起用した。ヘディングも前よりもちゃんと競りにいき、進歩していて思ったよりはよくプレーしていた。(次節は)勝ちにいかないと“ヤバい”から、内容は別として勝ち点を重ねに行きたいと思う」

◆吉岡雅和(市4)
「(今日は)実際先制して勢いに乗れたと思っていたが、後半入ってすぐに守りに入ろうとして失点してしまい、入り方が悪かった。失点後にそれを跳ね返せない攻撃陣なので、点を取れるところでしっかりとらないとこの先勝てない。(得点は)中原が良い感じに縦へ抜け出してくれた。センタリングの時はニアに入るように意識してこれまで練習をしてきたので、成果が表れたと思う。(夏合宿、メニューは)走り中心で走り負けない体力をつけるようにしてきたが、今日ではこれが行かせていなかったので、終盤で巻き返せる駒沢を復活させるように調整を続けていきたい。(順大戦へ)順大は個人の能力が高くドリブルもうまいので、ただ飛び込むだけではすぐにやられてしまう。守備をしっかりやって、少ないチャンスをものにすれば勝てると思うのでそこをしっかりやっていきたい」

◆種岡岐将(文4)
 「(今日は)前半0点なら絶対チャンスがくると思っていたので、入り方を大事にしたが、後半の立ち上がり10分で2失点という、失点してはいけない部分で弱さが出てしまった。(後半立ち上がりの連続失点)若手が多く、失点直後の苦しい状況に自分も含めて上級生が声掛けをして切り替えさせてプレーすることを徹底できず、2失点ともほぼ同じ形でとられてしまった。(キャプテンとして)プレーで引っ張って最後まで諦めずに泥臭く体を張るだけ。そこで何かを感じて後輩たちが“やらなければ”と思ってくれることが大事。また、DFなどの守備の負担を自分が減らせるように心がけている。(順大戦へ)これから2勝して3位と大きな差をなくすためにも切り替えて次の試合を大事にしたい」


なお、次節は9月14日、江戸川区陸上競技場にて14:00から順天堂大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・JR京葉線「葛西臨海公園」駅より、徒歩25分
・東京メトロ東西線「西葛西」駅より、徒歩15分、または「臨海町二丁目団地前」行バス乗車、「清新ふたば小学校前」下車、徒歩2分

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